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ごあいさつ Archive

繁忙期なのに…

久々のブログの更新となってしまいました。

特殊清掃のお仕事には繁忙期があります。

特殊清掃は基本的に人がお亡くなりになった現場をきれいにするお仕事で、
それに繁忙期があるのか?と不思議に思う方も多いかもしれません。

繁忙期は、夏。

ここでピンとくる方もいらっしゃるでしょうか?

夏の暑さのため、亡くなってすぐにご遺体が腐敗し、臭いが漏れることで
近所から警察などに知らされて発見されるケースが増えるのです。
もちろん冬に亡くなる方も多くいらっしゃるので、
夏場になって強い臭いが近所に漏れるようになったり、
窓を開ける機会が増え、臭いに気づく方が増えるというケースもあるようです。

今年も例にもれず、6月後半ごろから一気にご依頼が増え、
繁忙期を迎えていました。

一方で、私自身は大変恥ずかしながら
自転車で転んでしまい、足を骨折し休職させていただいていました。
現場のみなさんにはこの繁忙期に大変ご負担をかけてしまい、
心苦しいばかりです。
フォローしていただき、本当にありがとうございます。

本日から復帰し、気持ちも新たに頑張りたいと思っております。
引き続きよろしくお願いいたします。

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和歌山県沖で海洋散骨を行いました。

先日、和歌山沖で海洋散骨を行いました。

ご依頼主から急なご連絡が入り、
火葬の前に、契約をしたいとのご依頼でした。
そして、気が早いようですが、ご自身の散骨も一緒に契約したい、
というお話でした。

散骨は、徐々に認知されてきていますが、
まだまだ、詳細については知られていないと感じることが多くあります。
樹木葬や海洋散骨など、散骨の種類や、
粉骨が必要であること、散骨が可能な場所についてなど
ご遺族や時にはご本人様に、丁寧に説明したうえで契約を行います。
お墓を維持することが難しくなってきた昨今、
散骨を選択しようとする人は増えてきましたが、
いざ、ご自身や身近なところで行うと知ると驚く方がいるのも
現場で感じる感想です。

ご本人とその子どもさんたちは納得の上でも、
親族が反対する、抵抗を感じる、というケースもあるようです。

今回のご依頼は、その点スムーズにご理解していただくことが出来ました。
ただし、驚いたことに、せっかく散骨するなら、ということで
大変大きな骨壺にお骨を拾われたようで
関西では通常5寸の骨壺のところ1尺という大変大きな骨壺を持ち込まれました。
これには、散骨を担当して下さる船の船長さんも大変驚いていて
通常の4人分くらいですね、と微笑んでいました。

そして、冬空の下、大変良い天気に恵まれ、
和歌山沖の美しい海にお見送りすることが出来ました。

散骨のお問い合わせも、ビー・アライブまでお申し付けください。

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2022年も終盤

いよいよ2022年も終わりですね。
私自身、今年9月から特殊清掃という仕事を始めて、
多くの現場を経験しました。

同じ現場に1週間程度通うことも多く、
亡くなった方が生きた場所や時間を少しだけ共有したような、
不思議な気持ちにもなりました。

そして、当たり前のことですが、
人生は人それぞれだと、強烈に感じました。
一人で暮らすことになった理由も、
子どもが手を離れたことだったり、
配偶者に先立たれたことだったり、
自ら望んでそうしたケースもあるでしょうし、
不本意ながら一人で暮らしていた方もいたかもしれません。

特に印象的だったのは、
まだまだ元気な年齢だったからこそ、
突然、命を失い、
心配して定期的に連絡をくれる人がおらず、
長い時間亡くなったまま放置されてしまったケースです。

部屋は人を招くような状況ではなく、
生活感がしっかり残っている中で
特殊清掃を行い、部屋を片付けていくことは
その方の生きた痕跡を消していくようで、少し心が痛みます。
それでも、写真などでその方が楽しく暮らしていた様子をうかがい知れると、
少し安心します。

私たちの仕事は、できればない方がいい仕事ですが、
ゼロになることは無く、誰かがしなければいけない仕事なのだと、
実際に仕事を始めて痛感しています。

依頼していただいた方はもちろん、
亡くなった方にも、思いが届くような仕事をしていけたらと考えています。
本年はありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。

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今年は職を失った方の自死現場が多かったです。

今年も残すところあと僅かになりました。SCS特殊清掃ケアサービスに関わってくださりました沢山のご縁に感謝いたします。

来年も宜しくお願いいたします。今年も一年間で沢山の特殊清掃業務をおこなってきました。

来年の年始もすでに予定が決まっておりますが特殊清掃の緊急対応等、年中無休で対応させていただいておりますので

お困りの際はSCS特殊清掃ケアサービスまでご連絡戴ければと存じます。

今年を振り返って、やはり新型コロナウイルス感染症の影響で緊急事態宣言もあり

職を失った方が多いのか、とにかく一年間で(自死)自殺現場の特殊清掃が多かったです。

孤独死(孤立死)現場も年々増えて今年も多かったですが、

中でも圧倒的に多く感じたのは特に女性が自死(自殺)された特殊清掃や遺品整理の現場を

沢山対応させていただきました。

つい先日にあった現場では懇意にして頂いてる葬儀社からの依頼でした。

娘さんが自死(自殺)されたので遺品整理を頼みたいとの事。

自死(自殺)されるかたの9割は自室にて、首にロープ等をかけてお亡くなりになられる方がほとんどです。

10年以上前に問題になった硫化水素を発生させて自死(自殺)される方はもうほとんどおられませんが、

練炭を利用した(1酸化炭素中毒)自死(自殺)もかなり少なくなってきているような気がします。

それでも年に数回は対応しているような気がします。

このように自室で自死(自殺)される方がほとんど。

ご遺族様と電話で打ち合わせした時に確認させて頂いたのですが、

お部屋でお亡くなりになられておられたのですかと。しかしどうも違うようなのです。

現地で待ち合わせしていたので、部屋へ向かうと部屋の中からご遺族の初老の男性が出てこられました。

挨拶をして少し話をしていると娘さんを突然このような形で失い、葬儀を終え数日は動けなかったようでした。

ようやく重い腰を起こして、片づけねばと決めたようです。

それでも喪失感は想像を絶するものでご遺族様のお顔には覇気が無く悲嘆に暮れている状態です。

御遺品整理の見積を作りながらご遺族様とお話ししている中で、娘さんの自死(自殺)についてお話してくれました。

河川敷で手首を切って絶命していたそうです。

半年前にご遺族様の連絡があったようでした。お金が無くて困っているとの事だったそうです。

それからは連絡が無くてこのような結果になってしまったことの後悔。

娘さんは部屋で亡くなると家族に迷惑をかけるのをきっと理解されていたんだと思います。

本来、賃貸物件での自死は、損害賠償の対象になる事がほとんど。

昔にあった現場で今でも忘れる事が出来ない事で、自死(自殺)された部屋の階全ての住人が

出て行ってしまったので、大家さんがご遺族さん対して全員分の家賃を数か月分請求するケースがありました。

家賃の請求だけでも飛んでもない金額になりますが

それだけではなくて、特殊清掃費用、消臭(脱臭)費用、リフォーム工事費用を全て支払わなければなりません。

賃貸の連帯保証人に対しては責任があるわけです。

故人様は賃貸住宅で自死すると両親に迷惑が掛かってしまう事を調べそこまで理解した上で、外にでて河川敷で絶命。

考えただけで涙が出そうでした。

お部屋には必要最低限の家財のみが残されていて、クローゼットには布団も綺麗に収納した状態でした。

故人さんの人柄がみてとれるような生活感がありました。

故人様のご冥福をお祈りすると共に残されたご家族様の悲嘆が和らぎ、一歩づつ前を向いていけるようになりますように。

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コロナ禍

SCS特殊清掃・ケアサービスの松田です。

緊急事態宣言が各地で終了していますが、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県では再延長されることになりました。時短要請も継続されるでしょうし、飲食関連業界にとっては苦境が続きますね。観光業界も同じような感じでしょうか。本来であればお花見や、歓送迎会の時期でもありますし、書き入れ時がなくなるのは厳しいものがありますね。

ちなみに特殊清掃業界には書き入れ時というのは特にないですが、(不慮のものなので予測がつきません。)夏場はやはり、ご遺体が腐敗する速度が早いので、やはり冬場よりは大変な印象ですね。新型コロナウイルスの影響でいえば、やはり人と人との接触機会が減っていますので、どうしても発見が遅くなってしまうケースがあるようです。普段から、体調が悪い人の場合はそうでもないのですが、元気な方の場合は普段あまり連絡をとりません。新型コロナウイルスの影響で会うことも少なくなっていますので、その際に急に体調を壊してというケースの何件かありましたね。コロナ禍と言われますが、早く明るい世の中にしていきたいですね。

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関東事業所移転

SCS特殊清掃・ケアサービスの松田です。

2月12日より関東事業所が移転しました。場所は東京都江東区森下になります。江東区といえば両国が近いので、相撲部屋が多くあるのが特徴です。歩いている関取の方に会うことも多々あります。コインランドリーにまわし云々といった注意書きも見つけました。こういったところにも風情を感じますね。また、深川近辺になりますので、昔の風情を感じられるところも多く、なかなかいい環境かなと感じております。

事務所移転しても仕事自体は変わらないわけですが、こういった機会というのは色々なことを見直すいい機会にもなります。心機一転というわけではないですが、仕事を続けていくうちにどうしても慣れというのは出てきます。慣れが悪いわけではありませんが、どうしても慣れてこなしていくという感覚は出てきてしまうものではないでしょうか。これを機会にその辺を見直して頑張っていきたいですね。これからもSCS特殊清掃ケアサービスを宜しくお願い致します。

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新年明けましておめでとうございます。

SCS特殊清掃・ケアサービスの林田です。

新年明けましておめでとうございます。とはいえ、世間では昨年から続く新型コロナウイルスの影響で、首都圏では緊急事態宣言が出される見込みとなっており、以前暗いニュースが多くなっています。東京オリンピックの開催も迫っており、どうなるかきになるところですね。昨年の流行語大賞のノミネートも新型コロナウイルス関連の言葉が多く選ばれました。今年は明るいニュースが多くなるといいですね。

冬場というのは、結構お亡くなりになるのが多い季節でもあります。気温が低いので、御遺体が傷むのは遅いため、比較的「特殊清掃」よりも「遺品整理」の依頼が多い季節でもあります。年明け早々ですが、人がお亡くなりになることはコントロールできるものではありませんので、やはり依頼は入ってきます。お亡くなりになったといえば、新年早々ですが、「ラストサムライ」にも出演された福本清三さんがお亡くなりになられたとのニュースがありました。大部屋俳優の方で、時代劇で斬られ役をずっとつとめてこられた方です。探偵ナイトスクープで取り上げられ話題になり、その後、徹子の部屋にも出演され、「ラストサムライ」にも出演され、多くの方もお名前を知られたのではないでしょうか。こういう方にスポットライトが当たることはあまりありませんでしたので、勇気づけられた方も多いのではないでしょうか。こういうご時世だからこそ、こういう人生の過ごし方には学ぶ部分が多い気がします。謹んでご冥福をお祈り致します。

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訃報

SCS特殊清掃・ケアサービスの林田です。

先日、作詞家のなかにし礼さんがお亡くなりになられました。数日前には「北酒場」で作曲を担当された中村泰士さんもお亡くなりになられました。謹んでご冥福をお祈りいたします。

今年も著名な方がお亡くなりになられました。一番の衝撃的なニュースは志村けんさんが新型コロナウイルスに感染されてお亡くなりになったことではないでしょうか。このニュースによって、一気に新型コロナウイルスの脅威が日本中に知れ渡ったのではないでしょうか。新型コロナウイルス関連ですと、岡江久美子がお亡くなりになったのもショックでしたね。

一方で衝撃的な自殺のニュースも多かった気がします。木村花さん、三浦春馬さん、竹内結子さん。著名な方が不幸にもお亡くなりになってしまいました。成功しているようにはたからみえても、ご本人たちにとっては悩みは多いのでしょうね。

新型コロナウイルスの影響によって、経済の悪化が今後も予想されます。自殺者数の増加なども報告されています。新年を迎えるにあたって、暗いニュースも多いですが、来年1年がいい年になるように頑張っていきたいですね。

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2018年もはじまっています。

SCS特殊清掃ケアサービスの岡本です。

あっとゆうまの年明け、そして一月も半ばに差し掛かってきました。連日のニュースは大寒波がやってきて各地で交通マヒが置きている状態が非常にびっくりしております。もう一年たったんだと。昨年一年間があまりにも早く月日が流れていたので自分自身で日時が解らなくなっていたことが多々ありました。それだけ連日現場で特殊清掃作業をしてきたんでしょう。数えると特殊清掃だけで600件以上あり年々孤独死や自死などの変死現場が増えている実感があります。それだけのご遺族様の悲嘆と向き合ってきた自分ですが、歳が替わり新たな一年が始まっています。今年も沢山の孤独死でお亡くなりになられた現場や自ら命を絶たれた方の亡き後の清掃の志事があると思いますが、決して慣れる事なく一人ひとりと向き合い精進します。冒頭に年始の挨拶を飛ばしたのは私は明けましておめでとうという言葉を口にしませんのでどうか本年も宜しくお願い致します。

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年末年始

●年末年始

ブログをお読みいただきありがとうございます。 特殊清掃SCSスタッフの松田です。

年末年始になると、仕事納めをして、休暇に入り、年明けて何日からして仕事というのが普通です。最近は、昔と違って、コンビニなどもあり、正月休みでも開けている店も多く、働いている人も多くなっています。便利になっているといえば便利になっているのですが、ただでさえ働きすぎといわれる日本人ですから、お正月くらい皆がゆっくり休んでもいいのかななんて気はします。
一方、年末年始でも休みなしの仕事もあります。宿泊施設や、レジャーパークなどでは、カウントダウンイベントやなんやかんやで、ここは書き入れ時、休んでいる暇なんてありません。
違った意味で休みがないのは葬儀社さんです。こちらは人の死がいつやってくるかわからない仕事ですので、待機しておかないといけないわけです。年末年始だろうと、お亡くなりになった人をほっとくわけにはいきません。ただし、さすがに1月1日は火葬場もお休みなので、1日だけは火葬は行えませんので、翌日以降といったことになります。
私どもの特殊清掃という仕事も似たような感じです。年末年始であろうと、そういったご遺体が発見された場合には、ご対応させていただかなければいけません。とはいえ、年末年始にかけてご不幸が起こると、手続き上もなにかと不便が生じますし、通常よりも気苦労は多くなります。ご不幸を予測することはできませんが、皆さんが平穏無事に年末年始を迎えられるようにお祈り申し上げます。

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