今回の特殊清掃現場は、神戸市西区でのミイラ化死体の特殊清掃です。
孤独死された方が集合住宅なのですが、ひとり暮らしでご近所との付き合いもなく、長い間遺体を放置された状態で発見まで非常に時間がかかってしまったというものでした。
ミイラ化死体の場合は、遺体自体から出る汚染物は抑えられてきますが、ミイラ化するまでの過程で発生した細菌や汚れ、臭いなどがお部屋に染みついていますので、特殊清掃で徹底的に部屋中を消毒して、清掃する必要がありました。

ご遺族も長い間会っていなかった、連絡がないのは元気でやっている証拠だと思っていたということで、とても気落ちされていらっしゃいました。
しかし、近隣の方々への対応や遺品の整理など、ご遺族にはしなければいけないほどが山ほどありますから、悲しんでばかりもいられないというのが現実です。
ですから、特殊清掃SCSでは、ご遺族の精神的な負担を少しでも軽くするため、そういった対応に関してもお手伝いさせていただきました。

遺品整理に時間を要し、貴重品や思い出の品々などを丁寧に探して対応させていただきました。

特殊清掃のケースでは、ご遺族様と長い間会っていなかったのに、数十年ぶりに対面する機会が身元引受人で対面という場合もあります。
何かできたのでは、生きているうちにこのようにしておけばよかった、とみなさん口々に話をしたり想いを巡らせる場合も少なくありません。

気丈に振舞っていてもやはり内心お察しする場合もあります、元気出してくださいなど言っても気休めにもならないことがわかっているからこそ、
特殊清掃SCSでは、現場の特殊清掃だけでなく、ご近所への対応や遺品整理といったことまでトータルでお手伝いできることをお手伝いして、
ご遺族様の立場に立ったサービスを行うサービス業でありたいと思っています。

特殊清掃や御遺品の整理が必要になりましたら、お早めにSCS特殊清掃までご連絡ください。