作業事例

大阪府堺市で浴室の特殊清掃

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■ 浴室で亡くなった場合の特殊清掃 ■

大阪府堺市で浴室内の特殊清掃をしました。

浴室でお亡くなりになられた故人様は死後三週間程たっており、発見されました。

昨今の高齢化社会になりつつある中で浴室やトイレなどでお亡くなりになられる方が増えてきました。

急な温度差 お風呂やトイレの寒さと室内の暖かさが急激に変化するので起きる、ヒートショック現象。

冬のシーズンになると、よく、お風呂での孤独死が増えてきています。

冬場のお風呂やトイレは、非常に危険な場所なのです。

冷え切った風呂場で裸になり、すぐに熱い湯に気持ちよく浸かると、

急激な温度の変化が発生するため、体自体がついていけないこととなり、

血流が悪くなり、脳溢血(のういっけつ)を起こして、突然死するという事です。

また、トイレで亡くなるケースも増えつつあります。
トイレでなくなる際には、トイレでいきむ事が、主な原因と言われています。

思いきりいきむ事によって、瞬間、頭の中の血管が切れて、倒れてしまうというケースです。

人と同居していれば、すぐに異変に気がつきますが、一人暮らしだった際には、

長い間、発見されないこともあります。お風呂では裸ですし、

トイレでは下半身を裸にしたまま亡くなられ、発見されたとしても、あまりいいものではありません。

こういった浴室やトイレでの孤独死の危険性は、冬場になると増えるのです。

そして、故人様が浴室で亡くなった際には通常とは異なる問題が出てきます。

特に湯船で亡くなられた場合、湯船にはってある水とまた故人様の体液などが

合わさって臭いを発する事があります。

 

そして実際にあるケースですが、この腐敗した湯船の液体を

お風呂から流してしまったりすると大変なことになります。

腐敗しているご遺体なので脂なども浮いている分、排水溝に流しても配水管に詰まります。

そうすると、別途配水管を取り替える必要が出てきたりもします。

コストもかかればその時間も掛かります。正しい初期対応としては、

バキュームか何かでその液体を吸い取ることが必要です。

ご遺族様の判断でこのような事態を招くことはありますが、

まずはSCS特殊清掃にご相談いただければと思います。

 

この度はお亡くなりになられました故人様のご冥福をお祈り申し上げます。