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国が違えば?

SCS小澤です。ブログをお読み頂き、有難うございます。

日本でいうところの孤独死ってどこの国にもあるものなんでしょうか?
核家族化が進んだ国々ならば、当然ありそうに思えます。

今の特殊清掃の会社に入る前は、製薬会社に勤務していて、たびたび海外出張に行っていました。
そのころから、孤独死・独居死の問題に興味のあった私は、行く先々で何気なく現地の方にその国での事情を聞くこともありました。

 

中国では、「今はそんなに問題になってない」という意見が多かったのですが、この国は、今後極端な少子高齢化社会に入って行くので、どうなるか分かりませんね。
また、インドネシアにもずいぶん行きましたが、この国では、聞かずとも孤独死は少ないと確信しました。
集落内、路地裏の住宅街に一歩足を踏み入れれば、誰がこの家の家族か、近所の知り合いか分からないような、雑然とした賑やかさ(賑やかな雰囲気)がありました。

実際に行ったことはありませんが、イスラエルには「キブツ」という農業を主体とした生活共同体が何百とあり、キブツの中で働いて生活し、一生を終えることもできる、ちょっとした独立社会のようです。このキブツを訪れた日本人の感想を読むと、「穏やかな気分になる」「日本で味わう類のストレスとは無縁。「みんな知り合い」。たぶん、根拠はありませんが、キブツは孤独死とは無縁かな、と思います。

 

人と人との距離が近いと、うっとうしく感じるのは、当然かなとも思います。 でも、先に書いた国々は、人と人との距離が短くて、きっと、孤独死も少ないのではないかな? と思います。

人間関係、ちょっとお節介なくらいが丁度いいのかもしれません。 多少煙たがられても、ご近所さんに声をかけるようにするだけで、ちょっとづつ世間の寂しさもなくなるんじゃないかな、と思います。

かく言う私は、典型的な「人と距離置くタイプ」なんですが。。反省。

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