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この時期特有の事故

みなさん明けましておめでとうございます。SCSの浜田です。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

2015年もあっという間に終わり、新年がスタートしました。
お正月ムードが落ち着いてきた今日この頃、ニュースを見ているとお餅をのどに詰まらせる窒息事故が多発しているようです。
「○○人搬送~」とか「○○歳の男性死亡~」とかテレビや新聞で取り上げられています。
お正月という日本の行事に関わる伝統的な食べ物なので、この時期に事故件数は必然的に跳ね上がりますが、餅などに起因した窒息事故による緊急搬送は一年間通じて起きているそうです。
主に噛む力や飲み込む力が弱い乳幼児やお年寄りに多く(9割が高齢者)、東京消防庁から急いで飲み込まない、食べやすい大きさに切って食べる等の注意喚起がされています。
また内閣府の食品安全委員会でも食品による窒息事故のリスク評価があのこんにゃくゼリーよりもお餅のほうが遥かに高くなっています。海外の新聞で「Mochi: New Year’s Silent Killer(新年の静かな殺し屋)」と書かれるだけあって死亡の危険度が高いのですね。

親族が集まるところなどの人の目が届くところで事故が起きたなら対処が早く大事に至ることは少ないと思いますが、心配なのは独居の高齢者さんです。
ひとりの状態で喉を詰まらせてしまったら助けを呼ぶことは出来ません。結果、孤独死につながる恐れもあるわけです。
一人で暮らしていると、思わぬとろに潜んだ危険のせいで命を落としかねません。
お餅一つ食べるにしても、十分にお気をつけください。

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