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特殊清掃時の害虫駆除について

孤独死があり死後2、3日もたてば御遺体は腐敗し、その腐敗した遺体から出る腐敗臭を嗅ぎ付けて一匹の蠅が侵入しご遺体に卵を産み付ける。そうする事によって蛆虫が御遺体を食べ成長しやがて暗所で蛹になって成虫(蠅)になる。一匹の蠅が産み付ける卵は約100~150匹あり餌になるもの、ここでは【御遺体】があれば、倍倍になるととんでもない数字に膨れ上がるわけです。そのため、孤独死や自殺などの特殊清掃を有する現場では、初めに現場に立ち入った時に腐敗状況や害虫の発生状況をくまなく確認します。そうする事によりこの先どれくらい駆除できるかを検討するわけです。蛆虫には直接的駆除をはじめ、殺虫剤(乳剤等)を直接噴霧する事により殺虫する事が出来ます。しかし蛹に対しては非常に完全駆除は難しくなります。理由は蛹になる前の蛆虫は暗所へ移動します。家具があれば家具の裏や建具の隙間から躯体まで入り込み、床フローリングやCFそしてひどい時には玄関下の僅かな隙間をはい出て廊下共有部の暗所に逃げ込みます。そうなればさなぎの完全駆除はほぼ不可能になります。蛹には直接駆除や脱皮阻害剤を含む薬剤で直接的に蛹に噴霧出来れば蠅に脱皮する事を防ぐ事も出来ますが、建具に僅かな隙間から逃げ込まれると直接的に殺虫する事ができません。私が経験した現場では、木造建物の床フローリング下はコンクリートでは無く、土である為、蛆虫が大量発生後その大量発生した蛆虫が隙間から土の中に入り込み、安全な状態で蛹から蠅になりそれが現場完了後に成虫(蠅)が大量発生したケースもあります。通常蠅はエサがあれば一か月間行き抜きますが、エサが無ければ2、3日で自然に死にますがそれでもかなりの量になるわけです。特殊清掃とは孤独死や自殺などによって汚染された現場の消臭や消毒のみならず害虫駆除を徹底して行う事なのです。

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