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ゴミ屋敷での救出劇

SCS特殊清掃の岡本です。年々増え続けているゴミ屋敷での孤立死や孤独死について
今朝のヤフーニュースに衝撃の記事がupされていたので少し話させていただきます。

千葉県で昨年5月ごろにゴミ屋敷の中から60代女性が両足が壊死した状態で救出された。との記事です。
これぞまさに九死に一生を得る
読んで凄いと思ったのは当たり前といわれるかもしれませんが自治体がきちんと機能していたからではないでしょうか。
ご家族が面会を断ったとしてもそれに不信感を抱き警察に連絡を入れて入室。やはり警察や消防ならば家の中に入ることはできますが、自治体では強制的に家の中を確認することさえ住居不法侵入になりますので良い判断だったと思います。それで結果的に命だけは助かったのですから。記事を読む限りセルフネグレクトという言葉で片づけているわけではないのですが、彼女がセルフネグレクトになってしまった理由に注目しました。私もゴミ屋敷の撤去依頼の現場で直接そうなっておられる方とお話させて頂いておりますのでわかる事もあります。このお母様はもともとセルフネグレクトの予兆もあったうえで夫がガンに侵されて拍車をかけたのではないでしょうか。お母様のみならず娘様まで。娘様にいたっては昼間に普通に就職して働いておられたのでしょう。確かに普通では考えられない状態で、友達や同僚、上司などもいたのでしょうが、さすがにこの状況は相談することは勇気がいります。どうしようもないうちに自治体が動いてくれて本当に良かったと思います。その後どのようになったのかが気になりますが。ニッセイ基礎研究所が2011年3月に調査結果を公表しました。1年間で孤立死を把握した高齢者765人のうち609人で79.6パーセントと非常に高い確率でセルフネグレクトの疑いがあったそうです。じゃあセルフネグレクトでなければゴミ屋敷にならないのかというのは違いますが、ゴミをためてしまうということ(自己放任)はほぼセルフネグレストではないでしょうか。私は沢山のゴミ屋敷現場で誰からも看取られることなくゴミ屋敷のゴミの上でそのまま息を引き取られたであろう方のお住まいを特殊清掃やゴミの撤去をしてきました。亡くならなくても良い命。救えたかもしれない命です。

ゴミ部屋やゴミ屋敷になってしまいどうしようもない状態では命の危険に直結するのです。
どんなささいなご相談でもかまいません。一度ご連絡ください。

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