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自殺(自死)現場の特殊清掃作業

SCS特殊清掃ケアサービスの岡本です。東京では桜の開花宣言がされ大阪でももうすぐ桜の季節がきますね。春ですね。昨年の春先から年末にかけて大変多くの特殊清掃のご依頼をいただいておりましたが、同じような状態が連続して続く事ってあるのです。例えば京都市や大阪市淀川区で特殊清掃の依頼が連続してずっと続く事があったり、今年にはいってからは豊中市で4連続特殊清掃の現場、そして東大阪市での特殊清掃と消臭脱臭、ご遺品整理が10件以上続いたりしておりました。先週から今週にかけてはとっても痛ましい事なのですが、自殺(自死)された現場での特殊清掃依頼が続いております。孤独死も自殺も同じ死ですが、残されたご遺族、関係者、住まわれていた近隣にとっては同じ死として思えるわけもなく、我々特殊清掃に従事している者にとっても心が締め付けられる思いでいっぱいになりながら作業しております。自殺といっても最近では硫化水素での自殺はほとんど聞かなくなりました。実際私自身が対応させて頂いた自殺現場でも少なくともここ1年以上は硫化水素での自殺は見たこともありません。しかし、練炭自殺であったり自ら首にロープを掛けて首つり自殺をされる方も多い中、私の経験上でナイフや包丁等を使って自分自身の首の頸動脈を切ったりされる方もおられます。強烈なインパクトを遺した現場ではその惨状は地獄絵図のようにどのような苦しみがあったのかが伝わってくる現場でした。みずからの手で包丁を手に取り切ってもすぐに絶命できるわけではなく強烈な痛みが襲い、血まみれになりながらその血まみれの手で壁や建具、その他慣れしたんだ部屋を遠くなる意識の中で歩き回りながら絶命する方。お風呂場でお腹に包丁を突き刺し痛みの中のたうち回りながらやっぱり死にたくないと思ったのでしょうか。助けを求めようと思ったのでしょうか。なんとか玄関から外に出ようと這いずり回りながらあと一歩で玄関のドアを開ける事が出来たのではないかと思えるくらいぎりぎりまでの壁・や床に大量の血で真っ赤になった手形がついていた現場です。死ぬ勇気は生きる勇気よりも私はいると思っていますが、自ら命を絶たれる方は生きている辛さがあるのでしょう。ご遺族の方にしてもとっても悔しんでおられる方達しかいませんでした。死にたいと思う気持ちは頑張る事ではどうにもならないことなんだと思います。今はただ故人様のご冥福をお祈り申し上げます。

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