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孤独死・孤立死予防の取り組み

SCS特殊清掃・ケアサービスの林田です。

弊社では特殊清掃―孤独死・孤立死などの生じたお部屋の清掃・片付け・現状復旧を行うお仕事をさせていただいているわけですが、孤独死・孤立死は本来はないほうがいい。少ない方がいい。予防できたほうがいい事柄です。では実際に予防・対策として現在どんな取り組みが世の中でされているのでしょうか?

まずは地域社会(コミュニティ)のネットワークによる予防。自治会や民生委員、社会福祉協議会など組織による見守り活動ですね。安否確認の声かけや地域住民が利用できるサロンの開設を行っている地域もあるようです。

私も東日本大震災の1年後に、岩手県の社会福祉協議会さんが行う地域見守り活動に参加させていただいた経験があります。仮設住宅にお住まいの高齢者の方のお宅を一軒一軒、安否確認を目的にあいさつに巡回するのに同行させてもらったことがあります。そちらでも地域サロンを開設して、ちょっと立ち寄ってお茶を飲んで話ができる場所にして、ほかに定期的に料理や工作、体操など住民が集まれる工夫をされていました。ただ課題として、男性が集まりにくいということをお聞きしました。女性に比べて男性の方がコミュニケーションに億劫で孤立しやすい。何となくわかる気がします。

そうした積極的に地域社会に交流を求めない方に対しても安否確認ができる工夫はされているようで、例えば新聞配達や牛乳販売店・乳酸菌飲料販売店・電気水道業者との連携で、そうしたサービスに付随して安否確認をおこなう取り組みもあるようです。

警備会社による安否確認サービス、GPSを使った外出見守りサービスもあり、認知症などで徘徊のある高齢者の方やそのご家族には安心できますね。

ほかには人ではなく、緊急通報装置やポットやエアコン、人感センサーなどの見守り家電もあります。

あとは介護保険サービスでいわゆるヘルパーさんの利用や、宅配配食サービスの利用。住まい自体に見守り相談員が常駐するサービス付き高齢者向け住宅(いわゆるサ高住)に入居する方法もあります。

いろいろありますが、まだまだ利用されたり繋がっている方は一部なんでしょうね。それに高齢者ではなく中高年の単身の方をカバーできる仕組みは少ないのではないでしょうか。その年代にも孤立死リスクの高い方は多くおられます。

いまや都市部では昔のようなムラ社会に戻ることはできません。その人その人に応じた形で、ゆるやかなつながりが世の中にできればいいなと思います。

 

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