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大阪市で血液の特殊清掃

SCS・特殊清掃ケアサービスの林田です。

先日、大阪市内にて血液が飛び散った場所の特殊清掃に行ってきました。和室と洋室のある1DKの部屋で怪我をされて出血されたそうです。出血された方は救急車で搬送されて、命には別状はないとのことでよかったです。お酒を飲まれていたので、ちょっと出血量が普通より多くなってしまったようです。畳はめの中に血液が染み込んでしまいますので、若干染みが残ってしまいますが、フローリングの部分は綺麗になって、血液痕は無くなりました。新型コロナウイルスの関係で、感染症が大きな関心事になっています。血液の中にも感染症のリスクはかなりあります。代表的なところでは肝炎ウイルスやHIVウイルスでしょうか。中でも肝炎ウイルスは乾燥血液の中でも長時間残留していますので、注意が必要です。普通の清掃業者、ハウスクリーニング業者では血液の清掃は危険があるので請け負っておりません。専門業者にきちんと依頼されることをお勧めします。もちろん、少量であれば自分たちで処理は可能です。この場合はお湯を使うと血液の中のタンパク質が凝固してしまいますので、お湯は使わないでください。特に洗剤を使う必要はありませんが、使うなら中性よりもアルカリ性の洗剤(今であれば重曹やセスキ炭酸ソーダなど)がお勧めです。意外と知られていないのは過酸化水素水(オキシドール)です。血液の成分を分解してくれるので、洗濯できない家具などの布地の場合は、過酸化水素水をかけて、キッチンペーパーなどで吸い取ればほぼ目立たなくなります。ちょっとした血液汚れであれば以上のことに気を付けて清掃してみて下さい。

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