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震災関連死

SCS特殊清掃・ケアサービスの松田です。

2016年4月に発生した熊本地震からもうすぐ5年がたとうとしています。先ごろ、熊本城天守閣の復興が終了して、報道陣に先行公開されたとの報道がありました。復興のシンボルでもありますので、こういうのはうれしいニュースですね。熊本城も大きな被害にあい、有名な石垣が崩壊した様を見たときには地震の被害の大きさに衝撃を覚えました。一方で完全崩壊を免れた部分もあり、先人たちの偉大な仕事ぶりにも感銘をうけました。復興に関してはまだまだ途上ではありますが、こういうのはいいですね。

一方で仮設、復興住宅での孤独死は5年で35人に上っているようです。誰にも看取られずに亡くなったということで孤独死と定義されていますが、「孤独」という言葉があっているのかどうかは気になるところです。ただ、こういった災害で地域コミュニティが壊れてしまうことはありますので、こういった面については十分なケアが必要でしょうね。また、自殺や、地震に関連した精神的・肉体的負担によって亡くなられた「震災関連死」も218人認定されているようです。地震のことを忘れないことはもちろんですが、こういったことも忘れないように注視していきたいですね。

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