特殊清掃SCSのスタッフ松田です。今回は前回の続き、法医学と特殊清掃について。
今回は少しだけ特殊清掃との関連から外したテーマです。
法医学、と言う言葉を先日書いたのでその「法医学」、「法医学と特殊清掃について」です。
法医学は名前のとおり、法律の医学。医学の中でも法律に関連した医学の内容です。
つまりどういうことかというと、例えば、ある事故現場を想定してみてください。
火事になった現場からご遺体が発見されたのですが、解剖して調べた結果、頭に大きな陥没があり鈍器のようなもので殴られた跡がありました、ということは
「頭を殴られてそのうえで証拠隠滅のために火事を装うため火をつけた」
という犯人像が浮かび上がるわけです。極めて残忍で凶悪な犯人です。
また、火事になっても血液を調べれば一酸化炭素中毒が死亡原因なのか、火傷が原因なのかなどわかります。苦しんだ形跡があるかどうかで窒息なのかもわかります。さらに死亡後火事になれば遺体が燃えても地面に面している部分は燃焼度合いは少ないため、倒れてから燃焼したのかどうか、ということもわかります。
そこから他殺なのか自殺なのか、事件性があるかどうかが発見でき断定できるのです。
特殊清掃での現場でも警察の方に話を聞く場合もよくありますが、このような事件性のある場合には本当に迅速な解決が望ましく思います。
こういった法医学ももちろんですが、この特殊清掃の仕事では依頼者側から質問を受けたり説明を要求されることもありますので、
様々なケースを知っておく必要があります。
特殊清掃SCSは、事件現場・事故現場・自殺・孤独死など、様々な現場において汚染された家屋や現場の特殊清掃から各種お手伝いまで真摯かつ迅速にプロフェッショナルなサービスをご提供いたします。
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