SCS特殊清掃・ケアサービスの岡本です。
朝晩の寒暖差が激しくなってきましたね。私も衣替えも終え毛布と冬用の掛け布団をだし、寝床の準備は万端です。
ついこの間までは夜でも蒸し暑い日がありましたが、気が付けばエアコンが要らなくなったなと
思いましたが一気に寒さを感じるような晩が増えました。
皆様も風邪をひかないように気をつけてくださいね。
さて、孤独死現場での特殊清掃も真夏に比べて少し落ち着き出した頃ではありますが、
哀しい事に自らで命を絶たれた現場に立て続けで御縁があります。
孤独死も自死も同じ死です。しかし自死現場には明らかに違う何かを感じる事も多いです。
そんな現場は壮絶な風景です。ご遺体は警察によって運び出されているにも関わらず、
大量の蛆虫や蛹、蠅が飛び回りなんとも言えない強烈な死臭が部屋中に充満しているわけです。
警察は縊死「首つり自殺」の場合、使用されたロープ等は証拠品として押収しますが、
後はそのまま。床一面にくっきりと人型の腐乱痕や、ロープを掛ける為に柱の1点に打たれた
大量の釘やネジ。最期に食べたであろう、食事や飲みものも残されています。
壮絶な思いを感じます。
そんな現場に私はまだ慣れる事なんでできないです。
自死される方は心が弱い人だと言われる方がおられますが私は違うと思います。
勿論私には自ら死を選ぶ事なんで絶対できませんので。死ぬ勇気が持てるくらい強い人だと思います。
そんな方だからこそ行動を起こす前にすこしだけでも思いなおして、死ぬ勇気がもてる人だから
前を向いて必死になればなにかを成し遂げれると思ってしまいます。
どうか次の人生は最期は笑って楽しく大往生とご冥福を祈るばかりです。
SCS特殊清掃・ケアサービスのスタッフは最後まで責任を持って故人様の想いを噛み締め特殊清掃と遺品整理、消臭・害虫駆除施工をします。