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熱中症による孤独死や孤立死の対策について

SCS特殊清掃の岡本です。
ゴールデンウィークも終わり、五月病になった方は多いのでしょうか?毎年この時期になると電車の中でもやる気や覇気の無い会話をよく聞くようになりますね。私は仕事柄、基本的にゴールデンウィーク、盆休み、正月休みはありません。連絡が入れば夜中でも電話対応しますし、今年のお正月から現場にも出ておりました。生活のリズムがそのようになっているので、逆に2、3日の連休があればダメ人間になりそうで怖いです。
さて、暑くなってきました。蠅や蛆虫達と戦いの日々です。無念ですが、孤独死や孤立死が増えてくる季節でもあるのです。依頼者様やご遺族様は最近そろっていう言葉があります。夏場に向けて暑いと感じなくても室内で28度の設定でエアコンを使用してくださいと。28度ならばエアコン代もかなりエコに安くなりますし、寒すぎず、暑すぎずなのです。過去にテレビやマスメディアなどに大きく取り上げられた孤独死がありました。その現場はお二人同時期に亡くなられたとの事。室内のエアコンのコンセントが抜けていた為に事件性まで疑われていました。私も当時テレビで見ていて、まさか次の日にそこにいくとは思っていませんでした。もちろん凄惨な現場だった事を思い出します。フローリングと畳に人型がくっきり。2人分です。その中には蛆虫が大量に泳いでいる状況。エアコンはテレビで伝えられた通りコンセントが抜けています。しかし、感染症対策の為に腐敗体液の消毒と殺菌をして除去し、遺品整理に取り掛かっているときにあるものを引き出しから発見。なんとエアコンのリモコンでした。実は事件でもなんでもなく亡くなられたお2人は節約家だったのです。当時は毎日が記録的な猛暑と言われていた時期で、日中が関西でも40度近くまで上がっていたときでした。3LDKの間取りに扇風機が2台のみ。猛暑と蒸し暑い中での扇風機は全く意味がなされません。暑い温風を巻き散らかしているだけです。私は今ほんとによく言います。節約よりも命にかかわります。年齢と共に体感温度を感じるからだのセンサーが鈍くなるようです。なので歳を重ねれば重ねるほど体温にも鈍感になり。暑さがマヒしそのまま熱中症でお亡くなりになられるわけです。これは他人事では無く本当に年齢関係なく熱中症は怖いのです。エアコン28度設定をするだけで、お亡くなりにならなくても良い命が助かるわけです。どうか皆さま、一度ご自身や友達、ご両親にもエアコン冷房28度設定を進めてください。
今での脳裏に焼き付いた凄惨な現場。あんな哀しい事はありません。

助かる命沢山あります。宜しくお願い申し上げます。

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