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神戸市での孤立死による特殊清掃作業と葬儀事例

SCS特殊清掃の岡本です。
関東では早くもこの時期に聞きなれない4日連続夏日になったそうですね。大阪では過ごしやすい日々が続いていますが暖かくなるとやはり私たちの仕事である特殊清掃現場で孤独死や孤立死や自ら命を絶たれた自殺現場などでのご遺体の腐敗に近づくハエが卵をご遺体に植え付けられた状態で蛆虫が大量発生して甚大な家屋の汚染、汚損に繋がるわけです。毎年の事ではありますが、人が亡くなった場所。ということだけではなくて、人が亡くなった部屋が凄い大変な事になっている。という印象に替わるわけであります。先日の現場もそう。神戸市にある一軒家。依頼者は姪っ子様 90前の叔母が孤独死で発見され、蠅が大量発生して近隣から苦情がでているので直ちになんとかしてほしいとの事でした。現場につくなりすぐにその異常に気付く。神戸市の坂道から見る港から淡路島まで透き通るように見渡せる景観の最高な住宅街とは似つかわしくある一軒の周りには黒くう何やら小さな浮遊物が大量に渦巻いて家屋を取り囲んでいる。近隣には眉毛を吊り上げにらみつけながら怒り心頭な5人。全員マスクをしているが怒っているのは一目でわかる。そんな怒りマスクな人の前を通り過ぎ家屋前で肩身狭そうにしている女性の方に会釈とお悔やみをお伝えして入室。玄関の扉を開けるまでもなく強烈な腐敗臭が漏れ出ているのはわかっていたが、入室後はそれを遥かに上回る臭いである。臭いもある一定を超えれば目に刺激となってくることも多いのだがこの現場はまさしくそうであった。依頼者にどこでお亡くなりになられたかと聞くまでも無くわかる状態で玄関明けたらそこに広がるどす黒い色から茶色から灰色の間のような色した大量の腐敗体液の中を泳ぐぶくぶくと肥った蛆虫たちが泳いでいる。広がる腐敗体液の量も大量だが、どのような状態でお亡くなりになっていたのかはすぐにわかるくらいの人型がくっきりと玄関上がり框から土間部分まである。急に身体に異変が起きたのか苦しみと朦朧とした意識の中で玄関まで這いつくばって助けを求めるために出てきていたのだろう。あともう少しで外にでて助けを呼べるところまで来れていたのにそこで奇しくも力尽きたのであろう。孤独死や孤立死でお亡くなりになる方は玄関先を頭にされて亡くなる方が多いとテレビで業者さんが言っているのを見たことがあるがあれは間違いではない。確かに多いものである。感傷に浸る余裕もなく、腐敗体液の脂分を分解する特殊洗浄液で除去しながら泳ぐ蛆虫を直接つかんでいく作業の繰り返し。室内が真っ黒になるくらいの大量のハエを一気に殺虫するための炭酸ガスを燻蒸しながらの同時施工でしたが2時間もする頃には作業は終了した。外にでるとずっと玄関前で待っていたであろう依頼者の女性がたっていた。 先程のマスクをした怒った5人はすでにそこにはいなかった。突然身内を亡くされたご家族の気持ちは計り知れないものである。ご遺体の損傷が激しすぎて状況では間違いないのだが本人確認のためのDNA鑑定を行い3週間かかってようやく本人確認が取れたのでお迎えに来てほしいとの事だった。某警察署まで寝台車を走らせてご遺体を引き取る際に納体袋を持つと故人は70㎏程あったと聞いていたが、30キロも無く軽い。私が特殊洗浄した溶けた部分だとすぐにわかった。今回はご葬儀まで私たちが責任をもって対応させて頂きました。故人のご冥福 心よりお祈り申し上げます。
doma

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