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孤独死現場では感染症にかかる危険性があります。

孤独死や自殺(自死)された現場で一年中作業するにあたり、肝炎検査も必ず必要だと思います。私たちスタッフは一年間に2回肝炎検査を受け先日も肝炎の疑いは無いとの判定をいただきました。特殊清掃のエキスパートだから肝炎にかからなくて当たり前だと自負しておりますが、そこは常日頃の現場作業でも細心の注意を払い自分の身は自分で守るをモットーに作業しております。SCSでは現場作業責任者を担当する際は必ず感染症対策のエキスパートである医療環境管理士の資格を有するものが指揮をします。勿論私も有資格者ですが、意外と特殊清掃の会社は山ほどありますが、有資格を取得している会社は以前確認しましたが弊社と東京の1社だけでした。孤独死や自死現場の現地調査へ伺うときに遺品整理業者や不用品回収業者、便利屋さんと相見積になることが多々あります。そんなとき私が入室した際に気づくことは色々な業者さんが汚染源を土足で踏まれている方が非常に多いのです。スタンダードプリコーション(標準予防策)では人体から出たものは感染症の疑いを持って対処せねばならないとあります。以前までは爪意外とありましたが、昨今では爪も含む傾向にあるようです。要は人がお亡くなりになられて、死後時がたてば、腐敗してくると共に血液や体液がそこら中に流れ出します。そこに腐敗臭につられて蠅がご遺体から出ている体液等を食し、そこに1回に50個から150個の卵を産み付けそれが、蛆虫となるわけです。数千匹、万にも増える蛆虫が体液を食べながらそこら中に歩き出します。ひどいときは玄関の数ミリの隙間から廊下などの共有部に逃げ出したりとなりの家の玄関の隙間から入っていったりするのです。腐敗体液で濡れたままです。腐敗体液やご遺体の一部の危険性とは病原細菌に侵されるかもしれないということです。代表的な感染する可能性があるのはサルモネラ、ビブリオ、カンピロバクター、0157、黄色ブドウ球菌、セレウス、ボツリヌス、リステリア、病原微生物では赤痢、コレラ、ウイルスではノロ等があります。先程の話で腐敗体液をなぜ踏むといけないのかというと踏んだ靴の裏であるいたとして、それを会社でも家でも持ち込んだ際、なにかしらの拍子にそれを手で触れないとは言い切れず、またその手で口を触らないとは言い切れないからです。ペットなどがいる家庭ならばもっと危険性は高くなります。なので現場では腐敗体液を踏まないように工夫して作業します。勿論防御服を装備し、足まで完全防備で作業する事が望ましいです。それでまずは消毒作業からですがそうすることによって危険性がかなり低くなります。業者のみならず、ご遺族様での中に入られるかたをお見受けしたときは私ならば退出していただくように話をしています。遺族様ならばなおのこと危険性など知る由もありません。特殊清掃とは一概に気合や根性で作業するものではなく、危険を予測して安全に作業環境を整える事からはじめないといけません。

 

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