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広島への原爆投下

SCS特殊清掃・ケアサービスの林田です。

太平洋戦争終結から今年で75年になります。そして、昨日8月6日は1945年に広島に原子爆弾が投下された日です。広島では昨日、平和記念式典が行われて、犠牲者の方への追悼が行われました。小さいころに原爆資料館を訪れたこともありますし、はだしのゲンといった漫画でも、原爆投下の恐ろしさについては知りました。一瞬で爆発で亡くなられた方も大勢いますが、その後、火傷の後遺症などで亡くなられた方も大勢います。うじ虫が人間に湧いている状態とはどんなものでしょうか。職業柄、孤独死などで亡くなられた方のお部屋の片付けをしていますので、その凄惨さはよく知っているのですが、当時の広島では、御遺体は1体ではなく、そこかしこにあったということを考えると、想像するだけで、その悲惨さに胸が痛くなってきます。死臭もそこかしこですごかったと想像されます。空襲で亡くなられる人も多かったとは思いますが、全く想像もつかない兵器で一瞬に世界が変わってしまったその当時の方たちの衝撃も相当なものだったでしょうね。犠牲になられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。とともに今も後遺症に苦しんでおられる方々がいるのも忘れてはいけないでしょうね。そして、そのような焼け野原の惨状から、今の日本の現状まで復興して下さった先人の方々及び、ご存命の先達の方々に感謝申し上げます。

このようなことがあったということを、次の世代に伝えていくことが、今を生きる私たちのせめても使命だと思います。風化させないようにしないといけませんね。

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