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孤独死や孤立死の統計

お盆休みの中、連日の猛暑日が続きます。最近テレビでの暑さ対策などの言い回しがかわってきました。

熱中症にならないように十分に水分を取ってください。とは言わず、本日では命の危険に関わる暑さになっています。外出を控えましょうと。。初めて聞いた気がします。暑すぎるので注意しましょうではなくて、命に関わる暑さになっていますので外出を控えてくださいってニュアンスyが、台風や大雨、土砂災害時の注意放送と同じレベルということなんですね。この暑さのせいで室内で熱中症でお亡くなりになられている方がいませんようにと願うばかりです。大阪府内で昨年1年間に誰にも看取られないまま、屋内で死亡し、1カ月以上たって見つかった遺体が382体にのぼるようです。死後2日以上たってから発見された方は2996人。65歳以上の高齢者が71%と大部分を占めたが、一方で40~50代の働き盛り層で亡くなられた方はなんと18・4%を占めることも判明。いわゆる孤独死や孤立死の法律上の定義や全国的なデータはないが、今回の調査でその実態の一端が浮かび上がった。孤独死や孤立死の深刻化を受け、大阪府警検視調査課が初めて実態を調査し昨年1年間に同課が調べた、病院で死亡するなどの「自然死」ではなかった1万2309の遺体について、遺体や発見時の状況から事件性の有無を確認。事件性がなく、屋内で死亡してから2日以上経過して見つかった独居者(自殺含む)2996人中男性が2213人で女性の3倍近くに達していた。

10~20代が29人▽30代が33人▽40代が159人▽50代が392人▽60代が684人▽70代が最多の1029人▽80代が572人▽90代以上が98人となった。一方、死後経過した時間については、2~3日が923人▽4~6日が508人▽7~29日が1183人▽1カ月以上が382人。また全体のうち遺族が見つからないなどの理由で身元が判明しなかったのは、今年1月末時点で2・4%にあたる71人にのぼったそうだ。

2011年に東京で調べた年間の孤独死件数はおよそ27000件になるといわれていたがそれの半分近くが大阪の人数だと考えると全国的に正確にデータを取ると30000件を超えているかもしれませんね。いわゆる孤独死の問題が、50代から下の世代でもこれだけあるということにも驚きです。2996人中71人の方が遺族様が見つからないなどの理由で身元が判明しないままだということに衝撃をうけますね。

 

 

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