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強烈な腐敗臭の除去

SCS特殊清掃の岡本です。
8月もようやく折り返しの15日になり、涼しくなる事なく、梅雨のような蒸し暑さと急に大雨になる事も多い今日ですが、世間の連休とは全く関係ない生活が続いております。まぁ、朝の通勤電車はガラガラなので非常に快適なのですが、連休中でも現場が過酷です。夏という事もあり、冬場に比べて孤独死されたり、自殺された方のご遺体の腐敗頻度が早まります。冬場ならば死後5日~くらいから腐敗臭がきつく漂っていくものなのですが、この夏は外気温が35度を超える猛暑日が連日なのでエアコンなどの冷房が切れている室内になりますと締め切った状態だとおそらく50℃~になっているものでしょう。そうなるとご遺体の腐敗状況が1日~3日あれば人間の身体は腐敗が酷くなり、強烈な悪臭を嗅ぎ付けた蠅が換気扇などの隙間から侵入し、遺体を喰べ、そして卵を産み付けるのです。一回の産卵で卵100~150を産み付け、それが約1日で蛆虫になり、御遺体を喰べて倍、倍と増えて発見が遅れると数千から数万、の蠅になるわけです。そうなるとお亡くなりになられた室内は非常にひどい汚染が広がります。特に今年の夏はどこへいっても凄惨な現場ばかりでした。ある現場では腐敗臭が外に漏れ出て、近隣の飲食店の中にまで充満していると緊急連絡がはいり、作業へ向かったのですが、玄関が隣接しているために、玄関からの入室は出来ず反対側のベランダから入り完全密閉した部屋で作業する事がありました。部屋の中は洗面所全体が汚染され、床材を貫通し、基礎部分まで腐敗体液が流れ出て、配管等の分断作業もしました。ひどい時はユニットバスの解体までしなければならない事もあり、今回はユニットバス下部までの腐敗体液の流入が無く、解体箇所を増やさず消臭脱臭する事が出来ましたが、私たちも安心しました。最近よく耳にする病気を気づいてあげられなかったという親御さんの声。すごく悲しい思いをされていました。息子や娘の病気に気づく事無く、こんなことになるなんて。悲しいですね。そんな遺族様方が少しでも心が早く晴れれるようにグリーフケアをしていきます。

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