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物件の売却

SCS特殊清掃・ケアサービスの林田です。

1年前に神戸市で特殊清掃をした物件があるのですが、分譲マンションで孤独死されて死後2~3週間たった状態で発見された案件でした。その後、弊社で作業させて頂き、家財道具類の整理、部屋の消毒、亡くなられた場所の片付け、清掃、消臭作業を行いました。きちんと死臭を取り除きましたので、原状回復工事をして頂いたら、また住める状態になったのですが、その不動産にはもう住む人がいないということで、物件を売却したいという要望でした。そこで、弊社も宅地建物取引業の免許を取得しましたので、物件の売却の仲介業務を行わさせて頂きました。孤独死案件ということで、手を引く業者さんも多かったのですが、伝手をたどって、建築等も自前で行われている不動産会社様に買って頂くことができました。その後リフォームされて、1カ月前にその不動産会社様も物件を売ることができたそうです。通常ですと死臭が残った物件というのは、なかなか売るのが難しくなってしまいます。また死体の発見が遅れた状態の建物で住戸不動産価値も減少してしまいます。ですので、きちんと消臭して、今のトレンドに合わせたリフォームをきちんと行わないと、かなり安値で取引されてしまうこともあります。やはり不動産業界も鵜の目鷹の目で物件を探していますので、きちんと知識がないと、こういった特殊清掃案件の建物は安く買いたたかれて損をしてしまうことになります。弊社で取り扱わせてほしいとは言いませんが、せめて相談頂けましたら、より良い条件でお取引きするお手伝いはできると思っております。特殊清掃のご相談はもちろんですが、不動産についてもご相談ください。

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