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一軒家の解体と事故物件

SCS特殊清掃・ケアサービスの林田です。

一年前に、孤独死でお亡くなりになった家の特殊清掃を行った後、更地に解体して土地の売却を行ったのですが、無事土地の売却が完了しました。御遺体が発見されるまでに3週間程度たっていましたので、御遺体が傷んで、家に死臭が漂う状況になっていました。家のリフォームか、もしくは解体されるかをご遺族様が悩まれていましたので、とりあえずご近所に迷惑がかからないように、お亡くなりになった場所の片付け及び、ウジ虫やハエの駆除作業だけ先行して行いました。その後、家の御遺品の整理作業を行い、家の築年数、消臭、リフォーム費用等を勘案して、家を解体して更地にしました。その状態で売却に出して、ようやく契約・決済が完了しました。

孤独死とは言え、自然死にはなるのですが、こういった状況の場合、やはり瑕疵ある物件として説明が必要になってきます。ご近隣の方が事情を知っていますので、何も話をせず不動産の取引をすると確実に後からもめてしまいます。売主さんとしては、高く売却したいので、伏せておいてもらいたいのが本音でしょうが、やはりリスクのある行動は慎むべきでしょう。ちなみにこういったケースですと、やはりマンションより戸建ての方が取引はしやすいですね。戸建てですと更地にすることによって、やはり心理的な嫌悪感は低くなります。(但し殺人事件のケースなどのように特殊なケースですと、更地になっても心理的な嫌悪感は低くならないと思います。)弊社では建設業許可と宅建業許可がありますので、お客様にとってよりベストなご提案ができるとは思っております。

 

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