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リサイクル・リユース

SCS・特殊清掃ケアサービスの林田です。

特殊清掃の物件の場合、死臭が部屋にこもってしまいます。そうすると、そこに置いてある物も当然死臭のニオイがつきます。お部屋も死臭のニオイがつくので当然の話ですね。なので、特殊清掃の部屋の物はリサイクル・リユースが難しいです。(ご遺族様が遺品を持っておきたい、使いたいという場合は別です。)高価な家具や家電、新品同様の物でも、もったいないですが、処分をせざるを得ません。これとは別で遺品整理などのように、死臭がないのであれば、リユース・リサイクルはさせて頂いています。家電は5年が目途ですね。5年以内であれば買取できます。後は、流行りの家具なんかも買取可能です。(イケアの家具は厳しいですね。組み立て式なので、移動する際に結合部が壊れてしまうケースが多々あります。)古紙や衣類(汚れていない物)はリサイクルにまわせます。金属や非鉄金属も同様にリサイクルにまわせます。こういった分別をすることによって、処分品を減らすことが可能です。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、今は海外との往来が減ってしまっています。リサイクル品の中には、国内市場でそのままリサイクルする物もあれば、海外に輸出している物もあります。自治体などで、古紙や衣類を回収してもらっているところもあると思いますが、今これらの行き先が滞っているようです。回収した会社はこれを他にまわすわけですが、海外輸出先がロックダウンなんかしていると、輸出できませんので倉庫に積みあがってしまうことになります。このような事態が続くと、リサイクルではなく処分することになりかねませんので、資源ごみの無料回収などが難しくなってしまうかもしれません。グローバル化の弱点って色々ありますね。今回の教訓をもとにカントリーリスクについて、考えてみる必要性がありそうですね。

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