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硫化水素での自殺

先週末、プロレスラーの木村花さんの訃報が日本中を駆け巡りました。

まだ22歳という若さでした。断言できませんがSNSでの誹謗中傷で精神的に追い詰めれられて

自ら命を絶ったとの事です。ネットニュースでも死因がちらほら伝えられてきています。有毒ガスを発生との事なのと、玄関の外ドアに『有毒ガス発生中』と張り紙をしていたとのことなので、硫化水素を吸引で死亡されたと思いました。

今はネットで調べればいくらでも自殺方法が調べられてしまいます。昔は完全自殺マニュアル(本)なるものがあり、富士の樹海などで自殺された方の御遺品の中から感染自殺マニュアルが見つかる事が結構あったそうですが。本を買う必要もなく、すぐネットを調べれば簡単に沢山の方法が見つかります。

硫化水素での自殺は市販の薬剤で簡単に出来てしまうのと、即効性が高いと勘違いされておられる方が多いので、10年程前にはこの方法を使用する人が結構いたはずです。しかし、硫化水素での自死はリスクが高く、助けに来た方が巻き添えをくらうケースもありました。ガスが高濃度になればすぐに死ねると思いがちですが、高濃度になるまでには時間がかかり物凄く苦しみ、失敗すれば障害や肺の機能等が壊れてしまう可能性もあるわけです。SCSでも特殊清掃現場で、硫化水素で自死された方の現場作業をしたことも多いですが、別の方法で自死される方のほうが今は圧倒的に多いですね。とはいえ、私自身は生きる勇気よりも死ぬ覚悟が勝るということはとんでもなく恐ろしい事です。自分を殺してしまう人には皆さん色々な理由があると思います。そのような方には生きる喜びが絶望にしか感じなくなってしまっているのでしょうか。

木村花さんのご冥福をお祈り申し上げます。

孤独死や孤立死、自殺現場の特殊清掃はSCSのお任せください。

 

0120-469-466

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