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スタッフのつぶやき Archive

震災関連死

SCS特殊清掃・ケアサービスの松田です。

2016年4月に発生した熊本地震からもうすぐ5年がたとうとしています。先ごろ、熊本城天守閣の復興が終了して、報道陣に先行公開されたとの報道がありました。復興のシンボルでもありますので、こういうのはうれしいニュースですね。熊本城も大きな被害にあい、有名な石垣が崩壊した様を見たときには地震の被害の大きさに衝撃を覚えました。一方で完全崩壊を免れた部分もあり、先人たちの偉大な仕事ぶりにも感銘をうけました。復興に関してはまだまだ途上ではありますが、こういうのはいいですね。

一方で仮設、復興住宅での孤独死は5年で35人に上っているようです。誰にも看取られずに亡くなったということで孤独死と定義されていますが、「孤独」という言葉があっているのかどうかは気になるところです。ただ、こういった災害で地域コミュニティが壊れてしまうことはありますので、こういった面については十分なケアが必要でしょうね。また、自殺や、地震に関連した精神的・肉体的負担によって亡くなられた「震災関連死」も218人認定されているようです。地震のことを忘れないことはもちろんですが、こういったことも忘れないように注視していきたいですね。

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田中邦衛さん

SCS特殊清掃・ケアサービスの松田です。

田中邦衛さんがお亡くなりになりました。ここ数年、体調が悪いというニュースもありましたし、人前にもでてこられてなかったので、そこまで驚きではなかったですが、悲しいですね。田中邦衛さんといえば、やはり「北の国から」のイメージが強いですね。連続ドラマの頃は見ていなかったのですが、スペシャルドラマはよく見ていました。その後、DVDで連続ドラマも見ましたが、すごくいいドラマでしたね。このドラマの田中邦衛さんはよくモノマネもされていましたし、印象に残っている人も多いのではないでしょうか。あそこまでの田舎暮らしをしている人というのはそうそういませんが、やはりああいう生活には憧れてしまう部分もありますね。地域の支えあいみたいなものもあって、日本でなくなっていってしまっている色々なものにスポットライトがあたっていたような気がします。孤独死なんかも、ああいう生活であれば起こらないのかもしれませんね。ご冥福をお祈りいたします

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着物高額買取

SCS特殊清掃・ケアサービスの松田です。

京都の帯仕立て業者の方がHPやツイッターに「着物の高額買取ありません」などと、悪質な業者によるトラブル防止のための注意喚起が話題になっているというニュースがありました。こういうのは昔からあるのですが、目当ては貴金属のケースが多いです。着物の高額買取しますと言って、訪問してそこから居座って、貴金属の買取を行うといった悪質な業者によるトラブルが結構おきているようです。そういう状況を聞いて、仕立て業者の方は注意喚起を行いたいと思われたようです。

弊社でも買取は行っていますが、着物はまず売れませんので買い取れたとしても大した金額にはなりません。ましてや高額買取など、骨董品と同じで、よっぽどの価値のある着物でないとあり得ません。着物自体着る人も減っていますし、そこから仕立て直してまた着るとなると一苦労です。昔に何十万円、何百万円で購入した着物であっても、今の時代に要は仕立て直して売れるかどうかです。需要がなければ高額買取しても損になるわけですから、やはり高額買取は謳い文句なわけです。こういったトラブルに巻き込まれないよう、安易に高額買取に騙されないようしてください。

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靖国神社

SCS特殊清掃・ケアサービスの松田です。

特殊清掃の仕事をしていると、人の生死にかかわることが多いので、やはりこの部分にはセンシティブになってしまいます。ただ孤独死の場合は不慮に亡くなってしまったとはいえ、特別な事情があるわけではありませんので、悲しいことではありますが、仕方がないという部分もあったりはします。もちろん遺族様にとっては無念なことであるのは間違いないですが。やはり悲壮感が漂うのは、自殺の現場や事件現場ですね。やはり、こういう場所に行くとどうしてもやりきれない気持ちになってしまいます。

先日靖国神社に行ってきました。こちらの展示館には、太平洋戦争でお亡くなりになった方々の遺書なども展示されています。この文面を読むとやはり涙を禁じえませんね。私よりも若い方もおられます。その方々はどのような気持ちで遺書を書き、戦地に赴かれたのでしょうか。自殺される方々の苦悩というのも並大抵のものでないのはわかります。ただ、こういった方々のことを思うと、今を一生懸命に生きたいと感じますね。新型コロナウイルスの影響で経済にも悪い影響がでています。経済が悪化すると自殺する方も増える傾向にあります。自殺が増えないことを心底望みます。

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年末年始

SCS特殊清掃・ケアサービスの林田です。早いものでもう1年が終わりそうですね。昨年の年末を考えてみると、年号が変わって、「令和」になり、天皇即位の各種行事がようやく終了して華やいだ感じで終わった気がします。さあ来年はオリンピックで盛り上がるぞといった感じがありましたね。

一方で今年は新型コロナウイルスの影響で様変わりしました。帰省を控えるような呼びかけもでていますし、「Go To キャンペーン」も停止や自粛が呼びかけられており、年末商戦や宿泊業にも大いに影響がでています。また、感染拡大の影響で医療体制への影響もでています。医療関係者の方にとっては、今年の何松年始は試練の時となってしまいましたね。

今年は新型コロナウイルスの影響で本当に激動の1年となってしまいました。来年もコロナとの戦いは続くわけですが、明るい1年になるよう頑張っていくしかありませんね。

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新型コロナウイルス

SCS特殊清掃・ケアサービスの林田です。

新型コロナウイルスの感染拡大傾向が続いています。先日10代での新型コロナウイルスによる死亡があったと発表があり、衝撃が走ったのですが、これは間違いだったようです。ということで10代以下での新型コロナウイルスでの死亡例は今のところ確認されていません。春に新型コロナウイルスの感染拡大が世界的に問題になった際には、学校の休校措置もとられましたが、その後ウイルスについても色々とわかってきました。若年層は重症化するリスクがあまりないことがわかってきました。重症化リスクが高いのは、疾患を持たれている方、高年齢層です。ここにいかに広げないかといったことが重要になります。

一方で新型コロナウイルスの感染拡大もあって、お亡くなりになっても、発見が遅れてしまうケースもでてきています。人に会わないように生活しないといけない、会いに行く機会を減らさないといけないといった状況になっていますので、どうしても接触機会が減ってしまいます。そうして亡くなったかたも多いのではないでしょうか。亡くなっても発見が遅れてしまうケースもあります。そうした際の、ご遺族様の後悔の念というのは、やはり見ていてつらいものがあります。早く、コロナが収束して、普通に会える日常に戻れることが望まれますね。

 

犯罪被害者支援

SCS特殊清掃・ケアサービスの林田です。

犯罪被害者支援といった活動についてご存知でしょうか。近年、色々な活動が行われるようになってきました。警察内でも犯罪被害者支援として様々な活動が行われています。給付金や各種補助金などの仕組みがありますので、まずは各都道府県警察の連絡窓口に相談してください。

また、それとは別に公益社団法人として、各都道県に犯罪被害者支援センター(名前は各都道県によって違います。)が置かれています。ここに相談することも可能で、こちらでも各種支援活動を行っています。また寄付の受付や会員登録なども行われており、寄付や会員の賛助金等は税制上の控除が受けられるようになっています。

犯罪被害者の方と接触する機会は一般の方にとっては、殆どありませんので、実態がわからないのが原状です。比較的交通事故による被害者については、免許講習などで周知されることもありますので、こちらの方が知られているかもしれません。犯罪被害者の方は精神的な被害はもちろんですが、経済的な被害を受けることも多々あります。こういったことは実際に知らなければ意識することはないでしょう。私も実態を知らなければ意識することもなく他人事だったかもしれません。できることは小さいですが、こういった活動があることを、できるだけ多くの人に知ってもらえるように頑張っていきたいです。

 

淡路島

SCS特殊清掃・ケアサービスの林田です。

仕事の関係で淡路島に行ってきました。3連休で、天気も良いので、かなりの混雑も決まった時は覚悟していたのですが、そこまで混雑はしておらず助かりました。やはり、ここにきて新型コロナウイルスの陽性者数が全国的に増加していることも影響しているのかもしれません。今年はゴールデンウイーク期間中も、お盆の期間中も新型コロナウイルスの影響で、特に行楽による渋滞はありませんでした。「Go To トラベル」キャンペーンが始まり、秋口に感染が収束気配になったため、秋のシルバーウイークの時には、行楽で大渋滞が発生して、日常が戻ってきたなと思いましたが、また同じような状況になってしまいましたね。感染の急速な拡大傾向もあって、「Go To トラベル」に関してもこのまま継続でいいのかといった議論げでてきています。また飲食店への時短要請もまた行われる可能性があります。飲食業にとっては、これから忘年会シーズンでここから書き入れ時になります。ここまででかなりのダメージを受けている店舗様も多いですし、ここで忘年会シーズンも駄目となるとかなりきつくなるのが目にみえています。観光業にとっても、紅葉のシーズンは書き入れ時ですから、こちらも大変でしょうね。

新型コロナウイルスの影響かはまだ判断はつきませんが自殺者数の増加が統計から明らかになっています。もちろん医療崩壊になって、新型コロナウイルスやその他の病気でお亡くなりになる方が増えてはいけないのですが、一方で不景気になって自殺者が増えるの問題なわけです。政治にとっては難しいかじ取りになると思いますが、我々はできることをするしかありませんね。手洗い、うがい、換気、マスク、感染リスクを減らして、お金はまわせる人がまわす、頑張るしかありませんね。

神奈川県座間市 事件

SCS特殊清掃・ケアサービスの林田です。

神奈川県座間市のアパートで、男女9人が殺害された事件での裁判員裁判が行われています。衝撃的な事件でしたので記憶に残っている人も多いと思います。現在裁判が行われていますので、ニュースなどで犯行状況などについて知ることができますが、読んでいて嗚咽を漏らしそうになるというのが正直な感想です。ご遺族の方にとっては、真相を追求してもらいたいという気持ちはもちろんおありになると思いますが、こういった状況を聞くのもつらいでしょうしなんともやりきれない気持ちになってしまいます。

世の中には、こういった聞くに堪えない事件というのがあります。「ケモノの城」という小説がありますが、これもモデルになった事件があるようです。モデルになった事件はあまりにも凄惨な内容だったため、報道自体も自粛されていったようで、知名度的にはあまりありません。小説を読んでから、この事件のことを知りましたが、やはり嗚咽ももよおす程気持ち悪い物です。ちなみに小説自体は面白いですが、こういった表現が苦手な方にはオススメできません。世の中に、こういった犯罪ができる人間が潜んでいると考えると怖いものがあります。

しかし、こうした事件がおこったときの犯罪被害者の心方の心情を考えると胸が痛くなってしまいますね。日本では、加害者の人権が声高に叫ばれることが多いですが、被害者側の心情についてももっと考える必要はあると思います。こういったことに係ることもありますので、微力ながら支援していくことができればと思います。

死刑囚表現展

SCS特殊清掃・ケアサービスの林田です。

「死刑囚表現展」、こういうものがあることをはじめて知りました。今、津久井やまゆり苑で入所者46人を死傷した罪で死刑が確定した植松聖死刑囚の作品も展示してあるということで、物議をかもしているようです。

死刑囚に表現する場を与えたいということで始められたようで、背景には死刑廃止を訴える意図もあるようです。確かに死刑廃止を訴える意図というのは理解できますが、ご遺族の方たちからは「贖罪の気持ちが感じられない」と不快感や嫌悪感を表す声が上がっているようです。死刑廃止の議論はありますが、やはり被害者遺族の方にとって苦痛になるようなこういった展示は心情的には理解しがたいですね。死刑廃止は死刑廃止で議論すればいいと思います。しかし、犯罪にどう向き合うかかは、被害者遺族の方それぞれの思いがあります。厳罰を望まれるのが当然でしょうし、たとえ謝罪があったとしても許すことはできないでしょう。別個のお話しになりますので、はっきり言うとこういうのはやめて頂きたいというのが正直な気持ちです。

警察庁では、犯罪被害にあわれた方に対してのサポートを様々な形で行っており、いまも拡充が行われています。その中には、犯罪被害にあわれた方の家の、ハウスクリーニング(特殊清掃)費用の補助なども行われています。犯罪被害にあわれた方に接する身としては、やはり加害者の権利ばかりが強く反映される現状には、やはり疑問を持ってしまいすね。

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