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スタッフのつぶやき Archive

8月の自殺者数が増加

減少傾向にあった全国の自殺者数が8月の速報値で急増しているとの報道が出ています。コロナ禍の影響もあるのではないでしょうか。前年より女性の増え幅が大きく増加しているようです。芸能人の自死・自殺の報道も続いています。一人で抱え込まずにとにかく相談してほしいと、自治体その他各種団体による電話相談窓口が開設されています。

この先生きていても何もいいことはない、生きているより自殺した方がいい、という思いの袋小路に入ってしまった人に対して、周りのひとがその人を救うために何が言えるのか、できるのか、とても難しいことだと思います。周囲からは予兆がつかめないことも多いと思います。亡くなった後で、自殺よりもっと他によい方法や考え方があったんじゃないかと周りのひとは考えますが、恐らく自殺される方はそれぞれの困難な状況のなかで疲労困憊し、そういった考え自体ができなくなって、思い詰めて、行動に移してしまわれるのではないでしょうか。袋小路に入り込んでしまう前の段階が大切なのかもしれません。他の選択肢が選択できるように、死ぬよりこっちにいた方がいいと思えるような社会になればいいと思います。日々の生活の中で、何か小さくてもいいので喜んだり楽しんだりできるよいことを見つけられれば、少し変わるのかもしれません。

4連休

SCS特殊清掃・ケアサービスの林田です。

先々週のシルバーウイークの4連休の最中、滋賀県内にて特殊清掃の仕事があり対応してきました。今年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、普段だと道路渋滞で大変になる、5月のゴールデンウイークも8月のお盆の時期も、大して混むことはなく、仕事をする分にはいい環境になっていました。今回もそうだろうと油断していたのですが、(一応早めには出発しています。)そうはいきませんでしたね。かなりの人出で道路が大渋滞、パーキングエリアにもかなりの人がいらっしゃいました。お客様に早々に連絡して、1時間から2時間遅れる旨を伝えました。結局1時間30分遅れて現場に到着しました。そこから作業完了して帰るわけですが、帰りもやはり大渋滞。かなり遅く会社に戻ってきました。今年は観光業、鉄道、航空、飲食、それに付随する色々な職種が、新型コロナウイルスの影響を受けて、経済的な苦境に陥っています。ですから、こうして連休に混雑することも経済的には非常に喜ばしいことです。確かに渋滞はうんざりなのですが、例年とは違った気持ちで渋滞に対して思うことがありました。旅行ができて、美味しい食事が楽しめて、レジャーが楽しめるって、普通のことではないんですね。いかに有り難いことなのかわかりました。経済的に苦境になるとこういうこともみんなで楽しめなくなります。自殺者なども増加することになります。普通に仕事ができて、休日には色々と楽しめる、これができるって凄いことなんですね。色々と感謝する気持ちになりました。

 

竹内結子さん

SCS特殊清掃・ケアサービスの林田です。

先日女優の芦名星さんがお亡くなりになられましたが、今度は女優の竹内結子さんがお亡くなりになったそうです。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。自殺とみられているとのことです。再婚されて、お子さんも生まれたばかり、お仕事も順調そうで、いったい何があったのでしょうか。人の悩みは他人には伺い知ることができません。何らかのお悩みを抱えておられたんでしょうね。芸能人の方の自殺がこのところ続いています。影響力のある方が亡くなった場合に連鎖して、自殺が増加することもあるようです。悩みを抱えず、そういった専門のダイヤルに連絡して悩みを聞いてもらうことも重要だと思います、今自殺などを考えておられる方は、こういったものを利用して頂きたいですね。

今年は新型コロナウイルスの流行によって、世界中が変わってしまいました。観光業、飲食業、鉄道、航空、更にそれに絡む多くの職種で経済的に悪化がすすんでいます。これから倒産件数が更に増加する恐れもあります。経済が悪化すると、自殺者数も増加する傾向にあります。ここ数年、実感はともかく、経済的にはリーマンショック以降持ち直していたこともあり、自殺者数が減少していました。新型コロナウイルスによって、また自殺者数が増加するかもしれません。悲しいニュースというものはあまり聞きたくありませんね。

特殊清掃とゴミ屋敷清掃の作業を行いました

台風は日本列島から離れていっていますが、引き続き大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に注意が必要との事です。近年、異常気象が続いていますが、ただでさえコロナで大変ななか、これから大きな台風や水害がないことを祈ります。

さて、先日は特殊清掃の作業を行いました。ご依頼者は親族の方でした。アパート1Kの室内でお亡くなりになり、お身内の方により翌日に発見されました。特にこの気温が高い時期に発見が遅れるとご遺体の腐敗が進行して臭いや害虫の発生により、より重い事態になってしまいます。今回は比較的発見が早くされたため、ご遺体の傷みは少なかったようです。

ただし、別の問題で、室内がいわゆるゴミ屋敷状態となっており、生活用品や衣類、雑誌などが積み重なって床が見えない状態になっていました。賃貸住宅のため部屋の明け渡しのためにはこれら残された物の仕分け、整理と処分が必要であり、その作業もご依頼いただくこととなりました。室内の消毒作業ののち、残された物を確認しながらご遺族様にお渡しする物(現金や貴金属、重要書類関係、生前のお写真など)、紙類・金属類などリサイクルできるものというふうに仕分けしていきます。そうして積もったモノを掘り下げていくような作業になるのですが、どちらのいわゆるゴミ屋敷といわれるようなお部屋を片付けていて分かるのは、初めからこうした部屋の状態ではなかったということです。散乱した物で隠れていたタンスや押入れなど収納のなかには日用品が仕分けして置かれていたり、掃除道具があったりします。長らく使っていない形跡のお風呂場にはお風呂用の洗剤や掃除用のスポンジなどもあります。どこかの段階で、掃除や片付けがされなくなっていく、生活が雑然となっていく様子があります。生活の途中で何があったんだろうか、と不用品をビニール袋に梱包しながらふと考えてしまいます。その理由は様々だろうと思いますが、きっかけであったり、条件であったりは誰にでもありえることじゃないかという気がします。

片付けが終わり、空っぽになったお部屋には壁や床にカビなどの生活の汚れが残りましたが、ご遺族様はほっとされたご様子でした。

故人様のご冥福をお祈りします。

 

台風10号

SCS特殊清掃・ケアサービスの林田です。

大型で非常に強い台風10号が日本に接近しています。九州地方に上陸しそうな進路になっています。特別警報級で、過去に大きな被害が発生した第2室戸台風や伊勢湾台風並みといわれていますので、注意が必要ですね。皆さん色々と準備されていますが、杞憂に終わればいいのですが、そうはならないのでしょうね。被害ができるだけ小さくなることを祈ります。熊本県は豪雨災害からの復興がいまだに行われている状況ですので、被災された方には大変つらい状況だと思います。とにかく命だけは守れるように行動して頂きたいですね。

こういう災害が発生した際に問題になるのが災害ゴミです。今も熊本県では、先の豪雨災害のゴミの処理が終わっていないようです。まだまだ発生しているようですが、この台風で受け入れはいったん中止になるようですね。私どもの特殊清掃や遺品整理の作業などでも、処分しないといけないゴミがでてきますので、一般廃棄物取集運搬許可業者と提携して、現場にゴミを回収してもらいます。その業者さんですが、数年前に京都の嵐山周辺が水害にあわれた時には、ボランティアで他の一般廃棄物収集運搬許可業者さんとパッカー車でゴミの処理お応援に行ってられましたね。パッカー車ですと、普通のトラックより、圧縮できますので、多くの量がさばけるわけですが、水害の場合は濡れていますので、重量がかなり出てしまいます。積載量がありますので、やはり通常よりはさばける量は減るみたいですね。

とにかく注意しすぎるということはありませんので、台風10号を何とかやり過ごしたいですね。

なぜエアコンをつけないのか

SCS特殊清掃・ケアサービスの林田です。

一時期のピークは越えた感がありますが、未だに猛暑の日が続いています。特殊清掃で防護服を着るような現場ですと、汗の量が半端ではありません。防護服の一番下のズボンの裾には汗が溜まってしまうような状態になってしまいます。休憩しながら、水分補給をしながら作業しますが、それでも熱中症の危険とは隣り合わせです。

孤独死される方の中には、この時期熱中症でお亡くなりになられるケースも多く見受けられます。中には、エアコンが部屋に無いケースもあったり、古いエアコンで全然稼働していないようなケースもあります。賃貸物件で、元からエアコンが備え付けであれば、異常があれば(故意に壊したとかでなければ)、オーナー様の負担で取り換えて頂くことが可能です。こういう場合は管理会社にきちんとお話しして頂きたいですね。また、普通に暮らしておられて、お金がないわけでもないのに、クーラーを設置されていない家もあります。田舎で緑が多く、部屋中の窓を開けて換気できるような状況であれば、まだいいですが、都会暮らしでヒートアイランド現象が起こるような地域では、やはりクーラーは必須ですよね。どうした事情でクーラーを取り付けないのか、クーラーを使用しないのかわかりませんが(昔にクーラーは体に悪いといような風説を聞いた気もしますが)命が一番大事です。そして、明らかに、昔と今では暑さが違います。ぜひクーラーをつけることをためらわないでください。

防護服で家宅捜索

SCS特殊清掃・ケアサービスの林田です。

特殊清掃で防護服で作業するのは当然なのですが、ご近隣への配慮も必要ですので、なるべく防護服で作業していることが目に触れないように作業しています。

先日ですが、新宿歌舞伎町のホストが恐喝の疑いで逮捕されたことを受けて、警視庁によってホストクラブへの家宅捜索も行われました。この際、歌舞伎町のホストクラブといえば、新型コロナウイルスの陽性者発覚も多い地域とあってか、防護服姿で家宅捜索に入る様子が報道されました。先日ユーチューバーのへずまりゅう氏(新型コロナウイルス陽性者)が逮捕された際に、捜査員の方に陽性者が出たこともありましたので、警視庁としても慎重を期したのかもしれません。やはり、見るとものものしいですし、ご近隣の方は驚かれたかもしれませんね。しかしこの防護服ですが、一度着たら簡単には脱げませんし、とにかく暑いんです。連日猛暑が続いていますし、夜でも歌舞伎町などの都心部ですとそうそう気温も下がらないでしょうから、かなり大変な作業になっただろうなというのは想像がつきます。防護服は自分の身を守るためのものですが、熱中症からも身を守らないといけませんので、夏場には充分注意が必要となってきます。今回の警視庁の捜査員の方々、お疲れ様でした。

猛暑

SCS特殊清掃・ケアサービスの林田です。

梅雨があけました。ここ数年の例にもれず、今年も猛暑になっていますね。今年の猛暑が例年と違うのは、新型コロナウイルスという要素が加わっていることです。マスクが必須になってますが、やはり夏場のマスクは暑さのせいでかなりキツイものがあります。また、室内の換気も必要ですので、クーラーをずっとつけっぱなしにしていても、空気の入替は絶対に必要になっていますね。ちなみに小さなお子さんなどは、マスクによって熱中症のリスクが高くなりますので、ここら辺は、年齢や状況によってもマスクの着脱は考えていく必要性がありますね。

特殊清掃現場でも夏場は熱中症との戦いになります。新型コロナウイルス対策で有名になった感もある、防護服着用姿ですが、あの姿で作業することになります。基本的に近隣にご迷惑がかからないように(悪臭対策、不衛生害虫対策など)閉め切りでの作業になりますので、室温の上昇もありますし、更に防護服で熱がこもりますので、暑さ対策は必須になります。これに階段作業での搬出などが加わるとかなりキツイ労働になってしまいます。なかなか簡単な作業ではないということだけ、ご理解頂ければありがたいです。皆様も熱中症とコロナ対策を両立して、夏を無事乗り切って頂きたいですね。

広島への原爆投下

SCS特殊清掃・ケアサービスの林田です。

太平洋戦争終結から今年で75年になります。そして、昨日8月6日は1945年に広島に原子爆弾が投下された日です。広島では昨日、平和記念式典が行われて、犠牲者の方への追悼が行われました。小さいころに原爆資料館を訪れたこともありますし、はだしのゲンといった漫画でも、原爆投下の恐ろしさについては知りました。一瞬で爆発で亡くなられた方も大勢いますが、その後、火傷の後遺症などで亡くなられた方も大勢います。うじ虫が人間に湧いている状態とはどんなものでしょうか。職業柄、孤独死などで亡くなられた方のお部屋の片付けをしていますので、その凄惨さはよく知っているのですが、当時の広島では、御遺体は1体ではなく、そこかしこにあったということを考えると、想像するだけで、その悲惨さに胸が痛くなってきます。死臭もそこかしこですごかったと想像されます。空襲で亡くなられる人も多かったとは思いますが、全く想像もつかない兵器で一瞬に世界が変わってしまったその当時の方たちの衝撃も相当なものだったでしょうね。犠牲になられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。とともに今も後遺症に苦しんでおられる方々がいるのも忘れてはいけないでしょうね。そして、そのような焼け野原の惨状から、今の日本の現状まで復興して下さった先人の方々及び、ご存命の先達の方々に感謝申し上げます。

このようなことがあったということを、次の世代に伝えていくことが、今を生きる私たちのせめても使命だと思います。風化させないようにしないといけませんね。

京都アニメーション

SCS特殊清掃・ケアサービスの林田です。

京都アニメーションの放火殺人事件から一年の月日が流れました。追悼式が現地の京都市伏見区で行われましたが、新型コロナウイルスの影響もあり、できるだけ小規模での運営となったようです。それでも、多くのファンの方たちが足を運んだようです。容疑者も火傷による後遺症はあれど、取り調べがすすめられている最中です。遺族様の無念が晴らされることは決してありませんが、せめて事件の概要についてきちんと話してもらいたいものですね。しかし、性善説、性悪説と昔から言われますが、このような凶悪事件を引き起こす人と普通の人の違いは何なのでしょうか。もともとの人間の性向なのか、育ってきた環境なのか、この謎は永遠に解けないのでしょうね。亡くなられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げますととともに、ご遺族様、関係者の方々に心よりお悔やみ申し上げます。私たちにできることは何もありませんが、せめて風化させず、このような事件があり、亡くなられた犠牲者の方がおられ、その方たちは立派に生きてこられたということを忘れ去られないようにしないといけないと思います。二度とこんな事件は起こってほしくないですし、起こさせない社会であるように一人一人が努力していかないといけないですね。

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