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ひきこもり Archive

ひきこもりVOICE STATION

●ひきこもりVOICE STATION

前回は内閣官房 孤独・孤立対策担当室のウェブサイトについてご紹介しました。

続いて厚生労働省のひきこもり支援ウェブサイト「ひきこもりVOICE STATION」のご紹介です。

ひきこもり当事者や家族に向けた情報がまとめられたサイトになっています。

ひきこもり当事者経験のある芸人の髭男爵の方や中川翔子さんのインタビューもアップされていますね。

全国でひきこもり状態にある人は約100万人いるとのこと。

とても多いですね。それだけ普通のこと、誰にでも起こりうることだということです。

そのなかでもひきこもり期間が10年、20年という方も多くおられるようです。

5080問題という言葉があるくらいです。(ひきこもりの子が50代、それを支える親が80代という社会問題)

データによると「家族に申し訳ない」という思いの当事者の方は多いようです。

生活の現状に満足していないながら抜け出すきっかけがつかめないということでしょうか。

あまり知られていないように思いますが、全国に「ひきこもり地域支援センター」という相談窓口が設置されています。

ひきこもりがすぐに脱しなければならない悪だとはいえないと思いますが、そのことで生きにくさを感じる本人や家族がいるなら、こうしたセンターやウェブサイトが動き出すきっかけになるといいですね。

孤独や孤立を身をもって知っている当事者だからこそできることや分かる気持ちというものもあると思います。

あなたはひとりじゃない

●あなたはひとりじゃない

突然何のことかと思われたかもしれませんが、政府の内閣官房 孤独・孤立対策担当室から「あなたはひとりじゃない~声をあげよう、声をかけよう~」というウェブサイトが立ち上がっています。

年代、性別、さまざまな状況で、誰にでも起こりうる孤独・社会的孤立について、啓発と支援につなげる役割があるようです。

孤独・孤立について話し合うオンラインのトークイベントや、チャット形式による相談窓口・支援制度の紹介などが内容となっています。

誰にも言えずに悩みを抱えるというのはしんどいものだと思います。

言える場所がある、人がいるというのは大切です。

困っていることが話せる、聞くことができるそういう社会にしていこうという趣旨ですね。

私たちの業務でもいわゆるゴミ屋敷といわれるようなお部屋の清掃や片付けをお手伝いさせていただいておりますが、お部屋の主の方も、ゴミが溜まってきている、捨てないといけない、とは分かっておられて、ご自分でもどうにかされようとしている間にできずに事態は悪化し、どうにもご本人だけでは手を付けられなくなって、ついにお片付け業者である私たちに連絡をいただくというパターンはあります。

もっと早い段階で身近な誰かに相談できていれば、自治体による日常ゴミや粗大ゴミの対応で済んだかもしれませんし、部屋の汚染、健康被害、金銭的損失は避けられたかもしれません。

ウェブサイトから良い方向に歩み出せる人があらわれるといいですね。

興味のおありの方は「あなたはひとりじゃない」で検索してみてください。

中高年のひきこもり

SCS特殊清掃・ケアサービスの林田です。

川崎殺傷事件と元官僚熊沢容疑者による事件によって、中高年のひきこもり問題が脚光を浴びています。痛ましい事件が続いて、国民に不安と動揺が広がっているようです。

ひきこもりだから事件を起こすというような短絡的な論理は避けなければならないと思います。ひきこもり=危険なやつ、その予備軍という見方は世の中の人たちに何をもたらすんでしょうか。自分たち=正しくて安全な社会の一員とは違う別の世界の人間と切り離すことで、何が得られるのでしょうか。自分はそうはならないという安心感でしょうか。痛ましい事件の原因=ひきこもりだと言えば、悪者探しがそこで決着して納得した気になってやはり安心できるからでしょうか。決めつけ、排除だけでは何も解決しないと思いますが。

特殊清掃、孤独死、ゴミ屋敷、自殺現場に関わるような仕事をしていると、こうした事件のニュースを見ていても、どうしてもやはり社会的孤立というワードが連想されます。社会的孤立という要因がいろいろな結果の形になってあらわれているのではないか。殺人事件や暴力事件、虐待も、そこに登場する人たちに共通して世の中や周囲の人たちからの孤立の問題があるように思えてなりません。そうであれば、なんらかの危機的な状況におちいるリスクのある人たちを孤立させないことが、社会の引き受けなくてはいけない、自分たちの問題になると思います。もしこんな事件が「起きなかった」別の現実がもし可能だったのなら、それはどうやって実現できるのか。何かのきっかけが、誰かとのつながりがあったからなのか?たぶん最悪の事件が1件起こってしまう以外に、似た状況でも何かの具合で事件に至らなかったような事例がより多くあるのではないでしょうか?予防できた事例と、事件として爆発するまで至っていない事例とが、あると思いますが。予防できたのだとしたら一体何が防いだのか?なかなか簡単に答えの出ない、悪者探しの犯人も出てこない、難しいことだと思いますが。

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8050問題

SCS特殊清掃・ケアサービスの林田です。

社会的孤立の話題に続いて、ひきこもりについてです。

内閣府の調査で、40~64歳のひきこもり状態の人が全国に61・3万人いることがわかったと先月発表されました。これは15歳~39歳の数より多いそうです。ひきこもりという言葉が世間に認知され始めた当初は若者に起こっている問題というイメージでしたが、それが長期化しており、いまや若者だけの問題ではないことがわかります。「8050問題」といって、ひきこもりの中高年(50代)と高齢者の親(80代)が社会的孤立状態におちいっている問題が新たに生じているようです。実際にひとつの家で高齢の親と中高年の子の二人が孤独死する事件が起こっています。特殊清掃が必要な状況も起こっています。また地域の高齢者総合相談窓口である地域包括支援センターの職員さんとお話していても、ひきこもりと親の世帯で往々にしてゴミ屋敷状態になっている問題もお聞きしたことがあります。問題は複合化してきています。

何かのきっかけで(学校や職場、または家庭でのできごとで)自宅にひきこもるようになることは誰にでもありうることだと思います。そこで同居の家族も解決の糸口をつかめず、家族内で問題を抱えたまま何年何十年と経ってしまう現実があると。おそらく何とかしないといけないと思っている当事者の方は多いけど、長くなればなるほど外に一歩踏み出す、何かを始めることもハードルが上がっていくのでしょう。少しの変化、外部との関わりを増やしていくことが必要でしょうが、本人や親だけでは難しいのだと思います。ひと昔前以上にSNSなどで知らない人とのつながりが持ちやすくなっている現在、ひきこもっている人が少しずつ外につながっていくような動きは起こっていないのでしょうか。きっとひきこもっている人の得意な(得意だった)ことや好きな(好きだった)ことで、人とつながりが持てることが多くあるように思うのですが…。

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非モテSNSと孤男・喪男と特殊清掃

■ 非モテSNSと孤男・喪男と特殊清掃 ■

ブログお読みいただきありがとうございます。特殊清掃SCSのスタッフ松田です。
今回は「非モテSNSと孤男・喪男と特殊清掃」についてです。

非モテSNSという変わったSNSサービスがあります。最近は女性に消極的な『草食系男子』が話題になっていますが、女性に縁のない様々な男子がネット上に出てきています。
それが孤独の男と書いて『孤男(こおとこ)』、そして喪主の喪と男と書いて『喪男(もだん)』など、2ちゃんねる用語としてネットではこういった言葉が増えてきています。

これらは1度も彼女ができたことのない男子のことを指すらしいのですが、こういった独身男性の人口が今急速に増えつつあるようです。
モテない、というもてない非モテが集まって傷を舐めあったりするコミュニティ「非モテSNS」は、会員数も今は数万人になっているようです。現代の恋愛では自由競争市場であり、弱肉強食の世界となっているのが事実です。

そして、このような結婚ができない、又はしない男子が中年になり、そして独身生活を送っているうちに孤独死をしてしまうというケースが、今ではかなり増えてきています。モテないことを責めるわけでないですが、何か明るい未来をつかんでいくためには少しステップアップをしてほしいと思うのが親御さんであったり、地域からの考えではないでしょうか?

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