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作業実例 Archive

神戸市長田区で特殊清掃の作業をしました。

先週後半に衝撃のニュースがはいってきました。昨年、筋萎縮性側索硬化症(ALS)闘病者の女性を嘱託殺人したとの事で、医師2名が殺人容疑で逮捕されました。平成の初期にも医師が逮捕された事件がありましたが、昨今日本でも議論される機会が出てきている、安楽死や尊厳死といった問題。今回のALS患者だった当時51歳の女性は、自分の力で身体が全く動かない状態だったそうです。まだ話しできたり、身体を動かす事が出来る状態のときから、お世話をしてくれるヘルパーの方や親近の方には、死にたいといった言葉を出していたそうです。メディアでも議論されているように、本人が死にたいと口にしていても、回りに迷惑かけたくないから本心では無いという意見もありました。確かにそれも一理あるかもしれません。れいわ新選組から船後靖彦参議院議員も死ぬ権利(安楽死・尊厳死)よりも生きる権利を守る社会にとおっしゃっていました。安楽死・尊厳死を認めてしまうと日本ではどうなるのでしょうか。世界では安楽死や尊厳死を認めてくれる国があります。私も昨年TVドキュメンタリ―で日本人の方がALSで苦しみ、安楽死をするためにスイスできょうだいに見届けてもらうように最期を遂げた。亡くなられた女性は意識がなくなる瞬間まできょうだいにありがとうと伝えて逝き、きょうだいはごめんね、ごめんねといいながら涙ながらに見送るという場面に私の涙腺が崩壊して、その後ずっと考えさせられたのを思い出しています。先日、神戸市長田区で特殊清掃の依頼が入りました。ユニットバスの特殊清掃依頼でしたが、現場に着き遺族様の話を聞きました。実は無理心中でお母様の首を絞めて殺したお父様がお風呂で首を吊って自殺。長年お母さまの身体が悪く、痛みも激しいため、身体も動かすことがままならなかったそうです。ご飯も食べれないくらい弱って、旦那様に殺してくれとずっとせがんでいたそうです。そして二人で話し合った結果が一緒に行こうと。それも残された子供たちになるべく迷惑をかけないように家の相続関係や金銭関係をまとめたものをお子様へ速達で送り、中には遺書もあったそうです。すぐにもよりの警察に電話して発見されたので死後半日程度で特殊清掃する中では汚れは優しい状態で、独特の死臭や腐敗臭はなく、蛆虫や蠅で汚染されたこともない状態でした。7月の時期に死臭の消臭する必要がないこと自体、お父様のお気遣いだったと思いました。このことを、号泣しながら語る遺族様にもらい泣きしたのはゆうまでもありません。これは究極の愛のカタチだとおもいました。もし安楽死が日本も認められているならば、お父様はまだ生きていたと思います。しかし、苦しんでいる妻を見てお父様はどうしてあげることもできないことと、楽にさせてあげたい気持ちが葛藤、覚悟を決めて実行したことだと思います。今回の医者2人は金銭の受け渡しもあり、これから動機の解明がされていくのでしょうが、亡くなった女性はこれで本当に楽になれたからよかったのでしょうか。この事件をしって、今回の特殊清掃現場での出来事と重ね合わせていくと哀しい気持ちになります。故人様のご冥福をお祈り申し上げます。

孤独死・孤立死現場の特殊清掃はSCS特殊清掃ケアサービスまで。

年中無休24時間体制

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熱中症に注意の時期になりました。

 

 

 

 

梅雨に入った影響で室内外を問わず、連日の蒸し暑くなりました。我々の仕事でもある特殊清掃の問い合わせ、出動件数も明らかに増大しております。冬場では比較的ゆるやかな流れでの依頼になることも多かったのですが、この時期では意味が違います。死臭がひどいのですぐ来て!であったり、蠅とか蛆虫がそこら中を走り回っている!すぐに駆除してほしいから来てくれ!などといった問い合わせが日中夜問わず依頼がきます。最近聞いたのですが、SCS特殊清掃ケアサービスは関西では22年前から、自殺、孤独死や孤立死が起きた室内外の特殊清掃専門会社として立ち上げましたが、当時から問い合わせ、出動は24時間体制で行ってきました。前述のように緊急性を要する事も多く、夜中に病院や警察に御遺体をお迎えにあがる事もあります。24時間体制を取ることが必ず必要になってくるわけであります。近年では様々な業種から特殊清掃業界へ参入があり、色んな民間団体が資格制度を構築して、特殊清掃のプロを名乗る業者が沢山ありますが、そのような業者さんでも8時から18時まで19時までなどといった営業時間・問い合わせ時間になっているところがほとんどです。夜中には必要性が無い仕事ではないと思いますが。。先日、夜21時に一本の問い合わせから緊急出動しました。高齢男性が自宅マンションでの孤独死(孤立死)でしたが、死因は熱中症による可能性が高いとの事でした。死亡推定日時刻は24時間以内との事で、ご家族の発見が早くてご遺体の状態も腐敗初期の段階との事でした。ご冥福をお祈り申し上げます。この蒸し暑い時期には熱中症の心配もしなければなりませんね。外より室内のほうが熱中症になる可能性が高いとのデータもでており、コロナの影響でマスクをしたままでの顔に熱がこもり悪循環になりかねないので注意が必要です。一時間に最低100mlの水分を毎時間取ることを意識して、コロナでの換気もしながら、節約すること無く冷房も十分に使用してください。熱中症での孤独死は減らす事が出来ます。

なにかお困りの際はSCS特殊清掃ケアサービスまでお問合せお待ちしております。

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堺市堺区での特殊清掃作業を行いました。

SCS特殊清掃・ケアサービスの林田です。

先日は堺市堺区での特殊清掃作業を行いました。築年数の新しい1LDK賃貸マンション内での自死(自殺)現場での作業でした。

ご依頼者様は亡くなられた男性のお母様で、遠方から来られていました。

突然の事態で、さらにすぐに退居のために室内の片付けも必要となり、強い心労の様子が伺えました。当然のことだと思います。

故人様はおそらく30代~40代で私と同世代。室内には家具一式、生活用品のほか、小さい子供用のおもちゃやクッションなども残されており、

どういった生活をされていたのか、お子さんはどうされているのか等、詳しい状況はわかりませんが、同じように小さい子供を持つ私としては

気持ちが揺さぶられ、感情移入してしまう現場でした。

室内の物は全て搬出のうえ清掃し、退居明け渡しをできる状態にさせていただきました。

故人様のご冥福と遺されたご家族様の一日でも早い心の回復をお祈りいたします。

 

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大阪市住吉区で特殊清掃作業

SCS特殊清掃・ケアサービスです。
桜も咲き始めてすっかり春になりましたね。皆様の新しい年度初め、心機一転で趣味などの新しい事に打ち込んでみるのもいいかもしれません。
我々も常に初心忘れるべからずの精神で初志貫徹を心がけています。
先日行った大阪市内での孤独死現場についてお話させていただきます。
依頼者は遠方に住まわれていたためにマンション管理会社が立ち合いの元見積を行いました。和室二部屋とキッチンがあり、室内はとてもきれいに整頓されていた。収納ケースにも用途を明記されており、他人が見てもどこに何が収められているかわかる状態である。そんなきちんと整理整頓された部屋には似合わないほどの死臭が漂っているのと敷居から畳にかけてどす黒い人型がくっきりと残り、故人の頭髪が頭皮ごとどす黒い人型のちょうど頭の部分であろうところに張り付いていた。われわれは故人の死因などはわかるはずもないのだが、死後2か月間以上も誰にも気づかれる事が無い故人の人間関係が軽薄だったからなのか。。汚染部分の消毒と、畳と敷居の撤去の特殊清掃を施し中にある遺留品の数々を遺品整理しながら仕事に関しての書類や職場での集合写真など沢山出てきて気付いたのだが、故人は責任感をもつ尊い仕事をされていて昨年3月に定年退職されたようであった。退職後のしおりには沢山の福利厚生や優待があり十二分に余生を楽しむ事もできたはず。しかしなかなかそうはいかない。まさか自身で定年後すぐに死んでしまうなんて思わなかったであろう。仕事に誇りを持ち仕事に生きてきた人生が仕事を辞めてさみしさが強かったのか。凄くいろいろな事を考えさせられた現場でした。

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堺市で孤独死現場の特殊清掃と消臭

SCS特殊清掃の岡本です。
またまた冬の大寒波が日本列島を襲い、近畿地方でも日本海側では大変な被害になっています。平野部で住んでいる私たちとは違い、雪には慣れているはずであっても通年の何倍もの大雪となると生活そのものが麻痺してしまうのでしょうね。程よい雪を楽しむ何てことは難しく極端な大雪になり被害に見舞われておられる方が少しでも被害最小限にまた、早く復興できますようにお祈り申し上げます。私たちの仕事は気候で左右されやすい業種にはなります。人の生死が気候が大いに関係してくるからです。今の冬場では気温が低いせいか、お亡くなりになって数日間経っても腐敗の進行が遅い。デメリットは発見されにくい。夏場はその逆。腐敗が一日から始まり二日目には強烈な腐敗臭が漂い、液状化して被害が甚大になります。そのような現場とは対照的に死後1か月以上たって発見された先週の施工現場です。大阪府堺市の閑静な住宅街の一角での出来事。突然の電話がフリーダイヤルで入り高齢の方の【息子が死んだので掃除してください】と一言だけの電話。住所を聞き時間を合わせて数時間後に車で向かうと、すでに玄関先で老夫婦が待っていた。状況を聞くと老夫婦の息子と連絡が取れずに来ると亡くなっていたようだった。3階建ての2階リビングで倒れてそのまま月日が経ってしまっていたらしい。私が確認しても生々しくくっきりとリビングフローリング上に遺る人型の腐敗痕があった。警察の話では水を飲もうとしていたとのこと。発見時には蛇口から水が流れ続けていたようです。この冬の季節なのに死後一か月以上経った場所は夏場同様強烈に腐敗臭が漂っていた。亡くなられた息子さんは心臓の病を抱えていてそれをご両親には言わなかったらしく月に一度は実家に来て晩酌していたらしいが一言も口に出すことも普通にふるまっていたので気づかなかったと悔やみ涙を流されていたお母様。私が替わってあげたかったと言っておられました。現場作業ではウジやハエなどの不快害虫は冬場の影響からか発生しておらず、汚染源の殺菌・消毒を入念にして故人の形見分けの為に遺品整理を行ったが、ご遺品の中には私も幼少期によく読んでいた懐かしいマンガ本やおもちゃなどもあり同世代の死を私自身も悲しみが襲うことになった。その後は洗浄と解体そして腐敗臭や腐乱臭を消臭作業しました。3日間の作業日程で引き渡しましたがDNA鑑定が終わりご遺体のお迎えと家族葬のご用命を受け賜りました。そしてこの物件の売却のご依頼もいただきました。私と同世代の方の突然死。遺されたご両親の気持ちを考えると非常に胸が苦しくなる哀しい現場となりました。故人のご冥福をお祈り申し上げます。
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豊中市での孤独死現場の特殊清掃

SCS特殊清掃の岡本です。先日の現場は豊中市内の分譲マンションで死後10日程経っている状態で発見。死因は心筋梗塞だが看取られることもなく孤独死状態で発見されたようです。故人様は数十年前に配偶者を亡くされて、お子様も結婚後に家を出ておられたようなので一人で住まわれていたようです。見積時に違和感があったのは死後10日前後経っていても死臭や腐敗臭が全くと言ってよいほどしない。季節的に冬場なので腐敗の進行速度も遅いものです。お亡くなりになられていた場所はリビングのフローリング上でしたが注意深く観察しないと気付かないほどでした(ご遺族様が血液や体液を自身でふき取っていたそうです)そんな中、気になったのが焼酎の空き瓶やワンカップの空き瓶が大量にキッチン周りに並べられていたことです。私たちは遺族様が話し出さない限りは内情を聞きません。依頼された内容の仕事を全うするのみです。しかし、故人の部屋で生活状態がわかりますし残された遺品を整理する際にどのような人生を送ってきたのか、わかってくる部分もあります。室内を殺菌・消毒して、汚染フローリングの処置を終え、遺品の整理に取り掛かり、貴重品も無事に見つける事ができたのですが、その中で沢山の家庭事情に気づかされる事になりました。詳細は記載できませんが人が亡くなるということはとんでもなく辛く悲しいことなんだと、私自身が感情移入してしまいそうになった現場でした。故人のご冥福とご遺族様の心が少しでも早く和らぎますようにお祈り申し上げます。

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神戸市内での自殺現場の特殊清掃

SCS特殊清掃の岡本です。
早いものでもう1月も下旬すぎ、毎日が寒い日々になりましたね。関東から上の東北、北海道や信州では雪が定番に積もっているような状態で、関西でも標高高くでは雪が積もってきれいな雪化粧が山を眺めると見えます。今年初めから神戸市のご縁が多く連続して神戸市内の現場に出向いている状態ですが、六甲山の山頂付近は雪が積もっている状態が確認できます。こんな寒い季節になると私たち特殊清掃の仕事は落ち着くことになるのですが、年明けから続いております。やはり今の時代なのか、高齢化社会に拍車がかかり孤独死が増え続ける事態だからなのか?それだけではなくて、孤立死や孤独死のみならず自ら命を絶たれる方もおられます。正月早々に80歳ぐらいであろう高齢のおばあ様が同居している息子娘夫婦たちが出かけている間に自室で自ら手首に刃物を入れ大動脈が切断され大量出血ののちに失血死されたのでしょう。現地調査で見た光景はまさに地獄絵図。8畳くらいの立派な洋室にはフローリングから壁紙、クローゼットに至るまで、まるで殺人現場のように大量に血しぶきが飛び散り、故人が手首を切り苦しみながら部屋中をのたうちまわったであろう痕跡が沢山ありました。理由はわかりませんが、どうしても自ら命を絶たねばならないだけの理由があったのでしょう。部屋中からすごく寂しい気が漂っていました。私は常に思います。命を絶つくらいの勇気は生きる勇気よりもすごいことなんだと。その勇気を生きる事につかってほしかった。哀しすぎます。数社相見積の中、ご縁がありSCS特殊清掃として私一人で作業させて頂けました。3時間弱をかけ丁寧に血液を除去しあげ、作業後に大変感謝していただけました。ほんと、感謝されることは本当にありがたく、私自身の心もご遺族様によって癒されると感じた現場になりました。故人様のご冥福をお祈り申し上げます。またご遺族さまの心が少しでも早く晴れる日が来ることを願います。

突然のご不幸により、特殊清掃でお困りのことがございましたら、ご連絡ください。誠意をもって対応させて頂きます。

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大阪市北区での特殊清掃と遺品整理作業の実例

SCS特殊清掃ケアサービスの岡本です。
9月に入りましたね。勘違いかもしれませんが、朝晩の風がとても涼しく感じるのは9月にはいったから涼しいという先入観でしょうか?それとも連日の昼の暑さで私の体内温度調節が狂い、涼しいと感じるのでしょうか。さて、先日施工しました大阪市内での特殊清掃現場の話をさせて頂きます。別現場で作業中に一本の電話が鳴り、内容はあまり言わずにすぐに来てほしいとの事。こういうときはあえて深く聞かないほうがいい。変死現場での緊急依頼になるケースが多いのです。着手していた現場作業を他のスタッフにまかせて大雨の中、車を急がせ現地前に到着すると、すでに3名の年配の遺族様であろう方が待たれていた。車から降り真っ先に【この度はお悔やみ申し上げます】と伝え、現場の扉を開ける。扉を開ける前から強烈な腐乱臭が玄関外まで漏れていたので覚悟はしていたが、案の条、室内のキッチン側に大量の腐敗液が人型となってキッチンに寄りかかるように広がっていた。遺族様の話によると、お亡くなりになられたのは依頼者たちのお姉さまに当たる方。盆休み後から連絡が取れず今朝に伺ったら悲しいお姿になっておられたとの事。非常にショックを受けている様子が無言の中にも伝わってきた。つい3時間前に御遺体を搬出されたとの事。高度腐敗状態になるので、指紋では本人確認が取れず、DNA鑑定結果待ちという事になる。見て取れる大量の蛆虫が歩き回っている状態に緊急性を要した。私は見積を作成し作業に取り掛かるのだが、お客様の要望で完全に消臭と害虫駆除、貴重品散策の遺品整理と動産物の搬出も依頼をいただけたので、汚染源を広げないように緊急作業をすぐに取り掛かった。毎度の事ながら真夏の防護服は着るだけで立ちくらみがするほどだが、特殊清掃では野外に腐乱臭を出さない事が前提。勿論エアコンをつけるわけにもいかない。換気扇は逆に目張りをして隙間から臭いが漏れないようにする。そんな状態での防護服を着て約2時間作業。充分すぎるほどに空間全体に消毒を噴霧し、汚染源の腐敗体液とその中に泳ぐ巨大化された蛆虫を薬剤で中和させながら直接に除去。直接的に触れるので感染症予防と自らの手で汚染を広げない為に手術用の手袋を3枚重ねで装着しているのだが、手袋が汚染する度に何度も取り換える事になる。そして取り除いた腐敗体液を真空梱包処理しながら、キッチン前のクッションフロアーを剥がす作業。これがなかなかきつい。剥がすときに汚染が広がりやすい為になるべく小さく切り込みをいれつつ細かく剥がす。それが終わると床板までの汚染浸透が確認されたので床板に特殊な薬剤を浸透させて吸い上げ作業。これで2時間かけ汚染部分の処置は終わった。翌日からはお客様から聞いていた貴重品の散策と残置物の処理に取り掛かり、ご要望の貴重品は無事に探し出し、現金でも数十万円を見つける事ができた。お客様はずっとそばの大きな公園で座って待っててくれているので早く探さなきゃと気持ちも急いだ。こちらが炎天下の中外で待たれているご遺族様に熱中症を気遣っても私らよりあんたらのほうが大丈夫か?とお気遣い頂いていた。遺族様でも様々なのでかなり良い印象を持てる方たちだった。そしてお亡くなりになられた故人の知り合いの方も、何事かと通りかかっておられ聞いてくる方もいたが守秘義務がある為に何を聞かれても私は詳しい事はわからないですというのが私の仕事である。しかしある一人のお花の先生方は私の前に来て引っ越しじゃないでしょ?警察が何度も出たり入ったりしていたから気になっていたとの事でしたが、私は詳しい事はわからないですが、引っ越しを頼まれています。といったが漂う腐敗臭にはばれているようでそっと手にもった立派な生け花を渡された。生前お世話になったんですよと。お供えしていただけますかと。涙をこぼしながら私に伝えてきた。私も涙が出そうになるのをこらえ、わかりました。きちんとお供えして私がここに居る日程中は毎日水をあげますので安心してくださいと。流石にいこれは私も人間なので言ってしまう。でもなんかいいな。故人様は死にたくなかったに違いないと思います。めちゃくちゃ無念だったと思います。でも亡くなられてからもこんなに人に慕われるって凄い人格者だったのかな。めっちゃ良い人だったのでしょう。遺族様も毎日一日中外で待っています。家族愛、友人愛をすごく感じる事が出来た現場でした。4日間の工程を終え、腐敗臭も完全に消し御引き渡しする事が出来たときのありがとうが本当にうれしい現場でした。私も亡くなるときは誰かに思われたいと改めて思いました。

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大阪、兵庫、奈良、和歌山、京都、滋賀での特殊清掃作業

SCS特殊清掃ケアサービスの岡本です。
台風が東北、北海道に猛威を振るい、お亡くなりになられた方、また被害を受けられた方がたくさんいますね。テレビのニュースを見るととても胸が痛いです。天災ばかりは防ぎようがない。避難するにしても高齢者の方はとくに情報を知り行動にすぐ動くことが厳しいはずです。かといって近隣の方も自身の事で手がいっぱい。行政の人も限られている状態では厳しいのではないのでしょうか。亡くなられた方にご冥福をお祈り申し上げます。SCS特殊清掃では大阪、兵庫、和歌山、奈良、京都、滋賀と近畿一円、そして四国での連日の現場と現地調査がはいっております。最近ある方とお話ししていたときに言われたのですが、特殊清掃は儲かるとの事。勿論お仕事なのでお金は頂きます。しかし儲かるという事はないと思います。と答えましたが相手からすると人がしたがらない仕事なのでお金儲けになるとの事、わたしは正直疑問に感じました。決して儲けようと思ってこの仕事をしているわけではありません。きれいごとでは無くて、お仕事なのでお給料は頂いております。でも仕事内容が特殊清掃、すなわち、室内外でお亡くなりになられて血液が大量に飛散しており、それを消毒し血液を除去する。またはお亡くなりになられた方の死後日数が経過した為腐敗の状態が酷く腐敗臭や腐乱臭が強烈になり部屋外に漏れ出て、異臭騒ぎになり警察が入り発見する。そして御遺体を搬出した後の腐敗臭や腐乱臭の消臭・脱臭。そして消毒・害虫駆除を行う仕事なのです。時にはお亡くなりになられた方の生前生活に使用していた動産物の遺品整理。高齢者の方が施設に入居や引っ越しの為の生活整理、そして片付ける事の出来ない方のゴミ屋敷の撤去。この仕事に常時しているのではっきり言い切れます。お金を稼ぎたいのならば他の仕事をすると思います。私は少なくてもそう思わず、毎日様々な現場で故人様の想いの整理をする事に生きがいを感じ、一日が終われば自分自身に今日も頑張れたなと思える生活が生きがいで仕事をしております。仕事には絶対的なプライドを持ち、故人様の想いを感じ、そして遺族様の悲しみに寄り添って日々現場に向かいたいです。

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大阪市天王寺区での特殊清掃と遺品整理                                                                                                                                                         

SCS特殊清掃ケアサービスの岡本です。

本日は朝から大阪市都島区での遺品整理の分別作業と同じ都島区での特殊清掃の現地調査、そして大阪市天王寺区での特殊清掃の緊急作業が入りました。大阪市都島区での遺品整理の分別作業が昼前に終了する頃に一本の電話が入り現地へ急行する事になりました。大阪市天王区と言えば代表するお寺で四天王寺や一心寺といった所を中心に大阪でも有名すぎるお寺や寺院が立ち並ぶ情緒あふれる町です。近年では観光客の増加にともない、天王寺駅を中心に沢山の外国人観光客が居ます。私も良く外国の方に道を聞かれやすいようなので、英語が苦手な分、出来るだけ現地近くまで一緒にあるいて道案内をしたりする事もあります。今回の緊急作業は、今はやりの民泊をしている会社からの電話でした。現地に直行するとマンションの一階玄関近くまで大量の蛆虫が徘徊している状態で、現地で待ち合わせしたオーナーさんに【踏んではだめです】と言いました。理由はご遺体を栄養として生きている蛆虫は栄養がご遺体なので臭いがします。なので蛆虫が歩く所にはご遺体から出る死臭や、腐敗臭、腐乱臭などが拡散されるわけです。勿論1階玄関付近で直接吸引法での腐敗臭の確認と臭いセンサーによる強い臭気指数を示しておりましたので、完全に漏れ出ている状態でした。聞く所によるとこのマンションはほぼ民泊で外国人の方が旅行で泊まっているとの事。その中数部屋では数十年住まわれている方がいるようで、その長い間住まわれていた方が今回玄関土間付近で孤独死されたとの事でした。対象部屋は3階の一室。でも1階玄関付近まで腐敗臭を感じる事が出来る始末。オーナー様と会話している中でも外国人の方が鼻を抑え嫌そうに出入りする方もおられました。私は不幸中の幸いか、英語を話すことが出来ないのでもしも何か聞かれたとしても話す事ができません。なので状況を聞かれる必要も無いなと思いました。オーナー様の意向は兎に角部屋の臭いと蛆虫を何とかしてほしいとの依頼でしたので、近隣に気づかれないようなスピーディさが求められます。まずは1階からの共用部・パイプスペース・消火器の下・階段の影などすべてに蛆虫をバキューム処理し通り道になるであろう所に乳剤系の殺虫剤を調合して散布します。そして対象部屋の玄関土間部分との事なので、玄関外から養生を張り詰め扉をあけてすぐ閉め内側からの目張り養生を施し臭いが一切外に漏れないようにして、本作業開始。思った以上に腐敗体液の池が玄関土間部分で溜まっている状態でポンプを使い腐敗液を吸引し、薬剤を使い中和しながら腐敗液を丁寧に取り除く。玄関土間部分から廊下側までの腐敗体液の浸透を確認したので届く範囲までは中和して、最後に一時消臭を施しました。部屋の中には残置物が警察が鑑識した後の状態ではありましたが、まだ親族確認が取れていないので触る事は出来ませんと説明。一時的にも臭いが消えているのと、室内には大量の蛆虫が隠れている状態なので外に出れない様にトラップを施し緊急作業終了。オーナー様も臭いが消えた事に驚いてくれましたが、あくまでも一時的な事なのでと説明しました。それでも民泊で泊まっている外国人に迷惑を掛けなくて済みそうと喜んで頂けたのがなによりです。そして完全消臭には部屋の部分解体をして、汚染源を完全に断ち切ってからの室内完全消臭になりますと説明すると、室内完全消臭のお見積りをさせて頂きましたその一時間後には依頼も頂ける事になり明日から現場に入る事になりました。この度は弊社へご用命頂きまして誠にありがとうございます。

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