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練炭自殺
松原市で特殊清掃と遺品整理
- 2020-02-24 (月)
- 特殊清掃 | 腐敗臭、腐乱臭、死臭 | 自殺 | 遺品整理
大阪府松原市での特殊清掃と遺品整理
私たちが行う特殊清掃といっても色々な場合がある。誰かがお亡くなりになっていて、感染症の心配から素人が手を出しにくいから特殊清掃。介護などで糞尿をそのまましてしまう高齢者のお住まいがひどい状態になっています。それを掃除してほしい。←特殊清掃。ゴミ屋敷でゴミは片づけたけどゴキブリの糞まみれで、衛生的にも今後安心して住めるようにしてほしい←特殊清掃。
全て特殊清掃だが、この中でも一番多いのが一番初めに紹介した、故人ありきの特殊清掃です。
お亡くなりになる人も様々な場所で亡くなられており、どこが一番多いかとは言い難いですが
代表的な場所はベットや布団の上、玄関土間 廊下 和室の畳上、この時期だとトイレやユニットバスなんかでお亡くなりになられる方も時期的に多いです。じゃあお亡くなりになられる方の年齢層はというと女性より男性、年々高齢化が進んでいるせいか、高齢者が圧倒的に多いと思います。孤独死を減らしたいという思いもあり、人の為になる(志事)仕事として特殊清掃業を始めましたが、孤独死を減らせる糸口どころか、孤独死件数に振り回されているのが現状です。せめて無くせなくても起こった事実と真剣に向き合い私が担当する現場には必ず故人様の悔しさ、無念さ、を胸に受け止めて痕跡を洗浄させていただいております。毎日これをすることが私の志事だと思います。
大阪市松原市のおしゃれなデザイナーズマンションの一室
依頼者はマンションオーナー。
2階の部屋から強烈な匂いと大量の蛆虫が玄関から共有廊下、階段、一階エントランスまで這いまわってるので、住人から苦情が来たそうで慌てて110番通報。オーナー立ち合いのもと鍵をあけ、警察が扉を開けた瞬間からさらに強烈な腐敗臭とともに玄関先すぐのユニットバスの中で誰かが死んでいるのは一目瞭然。少し様子が違うのがユニットバスの扉の摺りガラスに寄り掛かっているからではなく、内側からドアの隙間を粘着テープで目張りしている。開けれないのでドアを電気工具で壊したら、住人とみられる女性が練炭自殺をしていた。浴槽の真ん中には練炭の焦げ跡で浴槽にいくつもの点の跡 洗い場の上に敷布団と掛布団を敷き詰めて練炭に火をつけたっようだ。私が現場へはいるのはもちろんご遺体を搬出して現場への立ち入り許可がでてからしか入出することは認められないのだが、状況が共有部へ蛆虫の大量流出も含めてそうもいってられないのでご遺体搬出後すぐの入室となった。ご遺体が無くても、あるのと変わらないくらいの強烈はな腐敗臭は今でも鼻の奥に残っている。壊れたドア、洗い場にはまるで腐敗したご遺体と同じかと思うくらいのどす紫黒い腐敗体液を吸い込んだ布団。開くと何万匹の蛆虫が腐敗体液を食している状態。故人の歯が4,5本抜け落ちていた。その残った歯肉にまで蛆虫が食していた。地獄絵図である。壊されたドアの枠には粘着テープがびっしりと残っている。おそらく一酸化炭素が十分に充満するまで被っていたであろう45リットルの透明ゴミ袋が今では蛆虫が大量にはいっている。本気で死ぬことを決め練炭購入から準備をしてきたのであろう。本気で自死行動したその覚悟と悲しみとこの凄惨さに僕は恐怖と悲しみに震えた。
本来はユニットバスで死後長期間時間が経っていた場合は解体をします。そうしないと完全に死臭・腐敗臭を消す事ができないからです。ユニットバスに同じ色を吹き付ける技法はありますがコストも結構かかります。それなら新しいユニットに交換することをお勧めします。
依頼者(オーナー)の希望でユニットバスの解体は自分の工務店を使うとの事なので、ユニットバス以外の室内完全消臭と遺品整理をご受注いただき施工させていただきました。
もちろん一生懸命心を込めて施工させていただきました。
ワンルームのこじゃれた一室にセンスのある小型家具の配置。故人の人柄が部屋で伺えます。
私たちは基本的に深くは関わらないので状況は完全にはわかりませんが、貴重品と思えるもの、わからないものは引き渡し時に依頼者に確認してもらうようにしています。
オーナーに引き渡し時に故人のおばさんが来られていて直接貴重品の段ボール3箱分の遺品をお渡しさせていただきましたが、連帯保証人になっていたそうです。今回の件ですごく心を痛めているのがわかる様子でした。しかしこのマンションの故人と同じ階の全員が引っ越しをされるかもうでていってましたので賠償問題も話し合う事になるようでした。
先日、久しぶりに近くの現場があったのであのマンションの前を通ってみると2階は全員入居しているようで今更ですが安心しました。
自殺(自死)現場の特殊清掃作業
SCS特殊清掃ケアサービスの岡本です。東京では桜の開花宣言がされ大阪でももうすぐ桜の季節がきますね。春ですね。昨年の春先から年末にかけて大変多くの特殊清掃のご依頼をいただいておりましたが、同じような状態が連続して続く事ってあるのです。例えば京都市や大阪市淀川区で特殊清掃の依頼が連続してずっと続く事があったり、今年にはいってからは豊中市で4連続特殊清掃の現場、そして東大阪市での特殊清掃と消臭脱臭、ご遺品整理が10件以上続いたりしておりました。先週から今週にかけてはとっても痛ましい事なのですが、自殺(自死)された現場での特殊清掃依頼が続いております。孤独死も自殺も同じ死ですが、残されたご遺族、関係者、住まわれていた近隣にとっては同じ死として思えるわけもなく、我々特殊清掃に従事している者にとっても心が締め付けられる思いでいっぱいになりながら作業しております。自殺といっても最近では硫化水素での自殺はほとんど聞かなくなりました。実際私自身が対応させて頂いた自殺現場でも少なくともここ1年以上は硫化水素での自殺は見たこともありません。しかし、練炭自殺であったり自ら首にロープを掛けて首つり自殺をされる方も多い中、私の経験上でナイフや包丁等を使って自分自身の首の頸動脈を切ったりされる方もおられます。強烈なインパクトを遺した現場ではその惨状は地獄絵図のようにどのような苦しみがあったのかが伝わってくる現場でした。みずからの手で包丁を手に取り切ってもすぐに絶命できるわけではなく強烈な痛みが襲い、血まみれになりながらその血まみれの手で壁や建具、その他慣れしたんだ部屋を遠くなる意識の中で歩き回りながら絶命する方。お風呂場でお腹に包丁を突き刺し痛みの中のたうち回りながらやっぱり死にたくないと思ったのでしょうか。助けを求めようと思ったのでしょうか。なんとか玄関から外に出ようと這いずり回りながらあと一歩で玄関のドアを開ける事が出来たのではないかと思えるくらいぎりぎりまでの壁・や床に大量の血で真っ赤になった手形がついていた現場です。死ぬ勇気は生きる勇気よりも私はいると思っていますが、自ら命を絶たれる方は生きている辛さがあるのでしょう。ご遺族の方にしてもとっても悔しんでおられる方達しかいませんでした。死にたいと思う気持ちは頑張る事ではどうにもならないことなんだと思います。今はただ故人様のご冥福をお祈り申し上げます。
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年末年始の特殊清掃
SCS特殊清掃の岡本です。
新しい年になりましたが例年のごとく正月を感じさせない2017年となりました。元旦から特殊清掃の依頼電話がなりました。世間では正月であっても、ご親族や親せきを亡くされたご遺族様にとっては決してめでたい元旦ではありません。一年の始まりに警察から電話が鳴り、覚えがないだけにびっくりし、世界中のどこにいようと飛んで警察までいかなければならないからです。私の経験上、過去の例をみてもクリスマス~年末年始にかけて毎年特殊清掃の依頼が多い。歳を超すことなくクリスマス後に自ら命を絶たれる方や年末年始にお酒を沢山飲み湯船に浸かってそのまま亡くなる方。せめて年越しから年明けは家族や親族と共にいることが出来れば回避できるのではないでしょうか。今の世の中凄く寂しいことになっていますね。今年も明日は我が身と心に刻み現場に臨みたいと思います。
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クリスマス前後には自殺が増える
- 2015-12-17 (木)
- 特殊清掃
SCS特殊清掃の岡本です。
早いものでもういくつ寝るとお正月ですね。毎年この時期になると、頭に過る記憶があります。孤独死ではなく自殺。数年前の年明けにあった電話で、現場へ向かうとベットタウンにある高級分譲マンション。自ら命を落とされたお部屋の周りには子供の写真がたくさん飾られていたが、部屋は荒れ放題。寂しさが限界に達したのだろうか、クリスマスイブの日に練炭自殺を決行していた。発見されたときにはすでに年があけて死後2週間。冬場でも2週間あれば十分に肉体は腐敗し、布団には汚染痕がくっきり人型になっていた。腐敗臭も冬場なのに強烈だった事を覚えている。布団下のフローリングを汚染が貫通して下地のコンクリートにまで達していた。もちろん簡単な掃除では済まず、特殊清掃も本格的な作業になった。私にはいまもはっきりとあの痕が脳裏に焼き付いています。さみしさからなのか、年を越すのが嫌なのか、今年の汚れ、今年のうちにというのは人間の事ではないはずです。来年年明けにはそのような電話が鳴らない事を祈るばかりです。
自殺現場の掃除
- 2014-12-22 (月)
- 特殊清掃
●自殺現場の掃除
ブログをお読みいただきありがとうございます。 特殊清掃SCSスタッフの松田です 。
いよいよ年末に近づいてきましたね。皆さん、よい年の瀬を迎えて、新しい年を迎えられるといいですね。
この時期自殺されたお部屋の片づけや、掃除を依頼されることが結構あります。多いのは、首つりや、練炭自殺など。首つりされた方のお部屋に行くと、下に新聞紙や敷物を敷いておられる方がいます。死んだあとのことを気にされていらっしゃるんですね。しかし、発見までに時間がかかってしまうとこういったものは全く役に立たなくなります。大量の腐敗体液が出るわけですから、新聞紙などは簡単に通過して、お部屋の床材に浸透してしまいます。
また練炭自殺の場合ですが、浴室を目張りされて自殺される方が多いです。この場合も発見が遅れてしまった場合は、大量の腐敗体液による汚染と、死臭によって浴室が使えなくなってしまうケースがあります。そうなると浴室の交換が必要になるわけですが、浴室の解体・復旧となると結構な金額が必要になってきます。
身寄りのない方が、賃貸住宅の入居者だった場合には、この負担はすべて家主様にかかってきます。身内に迷惑わかからずとも、どこかには確実に負担がいっています。遺体を扱う警察の方もそうですよね。自殺ってそういうことになるわけです。
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