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特殊清掃 Archive

特殊清掃の正しい施工方法

朝晩のみならず昼間に寒さを感じる季節になってきましたね。
いつもブログを見て頂きましてありがとうございます。
先日、ある大手リフォーム会社様の依頼で孤立死でお亡くなりになられたマンションの特殊清掃を見積りにいきました。事前に聞いた話では、ご遺族様が
特殊清掃の業者を探して遺品整理、残置物の撤去と特殊清掃を頼んで施工したようでした。そして遺族様が後日、部屋へ入室してみると、なんとも言えない腐敗臭に飛び出したそうです。全く臭いが落ちていない状態だったようで、ましてご遺族様は身内の腐敗した臭いを嗅いでしまった事に大変ショックを受けておられました。そうなると結局はもう一度工事をしなければなりません。依頼者様は臭いが取ることが出来ない業者に工事費用を支払して、また弊社へ見積り依頼するのです。実はこういった事例は年々増えております。SCS特殊清掃には今回の一度業者が施工した現場で臭いが消えていないからなんとかしてほしいとの依頼が年間で数十軒以上来ます。実際に現地調査をすると、汚染痕を見た目だけ拭き取り。黄色いオゾン脱臭機を何日か稼働させ、表面の臭いを取り除く。引渡しの日には遺族様も一時的に臭いがしないのでOKをだすのです。しかしそんなに簡単な事で腐敗臭の問題は解決出来ないことが多い。数日~数週間するとまた臭いがあがってくるものです。私自身が対応させて頂いた現場でも、酷い現場では建具に腐敗体液が付着したまま引渡しをしている業者もありました。ここ数年で数十倍と特殊清掃をする業者が増えている中、技術力が高い業者も増えてきました。その反面臭いを脱臭できない業者さんはとんでもなく多いです。お客様がお見積もりを依頼される際の見分け方としましては消臭方法があいまいでオゾン脱臭のみに頼る業者は要注意だと思います。消臭といっても薬剤を噴霧してオゾン脱臭かけることで一時的には臭いが消えるかもしれません。しかし消臭・脱臭で一番大切な事は臭いの性質に見合った施工方法を見出すという事です。今回の現地調査でお会いしました遺族様はご家族がお亡くなりになられた哀しみも癒えないまま、余計な費用をかけなければいけないことになったのです。聴いて驚いたのは、遺族様が業者を探したのではなくて、葬儀社の紹介との事。今回の故人様のお見送りを担当した某大手葬儀社と提携している遺品整理業者でした。遺族様も言われていました。何を信じていいのかわからなくなると。。遺族様を見ていて、ほんとにやるせない気持ちになり辛かったです。リフォーム会社様と一緒に帯同した私でしたが、遺族様は深く頭を下げ、お願いしますと言っておられましたがすごく落胆した様子でした。私たちに任せてくださいとしか言えませんでした。近年、特殊清掃や遺品整理の業者がかなり増えていて、激安、地域最安値を看板に掲げ格安で施工しているようです。依頼者様にとってご予算がありますので安いに越した事はないとは思います。でも適正価格で信頼できる業者もあります。ネットをみると沢山の業者のHPが乱立しておりますが、おかしいと思う業者には違和感はあるものです。HPの会社概要をみれば設立が近年であったり、別事業の年数を記載したり、ひどいHPでは会社概要をはっきり記載していない。これも判別の一つだと思います。あとは民間資格の法人に寄付をすれば認定される、優良事業所賞状や感謝状をHPに掲載している業者も増えましたね。ある現場で他社と相見積もりになった際にご依頼者様に聞かれたことがあります。〇〇〇〇特〇清〇士と遺〇整〇士の認定を受けていない業者はダメだと言われた。認定を受けていない業者は違法業者だと。恐るべし資格ビジネスです。この業界は民間資格よりも経験です。以前この協会の受講テキストとDVDを全部確認しましたが、、、
SCS特殊清掃では、国家資格である臭気判定士が臭いの問題を化学的知見に基づき除去し防除作業監督者が環境面を考慮しながら適切な害虫駆除(防除)を施工します。そして医療環境管理士がスタンダードプリコーション(標準予防策)を厳守し感染症対策を施します。
お困りの際は是非一度ご連絡ください。
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お問い合わせ0120-469-466 電話受付 24時間受付

大阪オフィス 〒543-0042 大阪市天王寺区烏ケ辻1-10-12
TEL:06-6774-3333 FAX:06-6774-3400
東京支店 〒107-0062 東京都港区南青山6-11-9 Villa SKビル2F
TEL:03-5664-3707 FAX:03-5664-3708
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腐乱死体とお葬式

●腐乱死体とお葬式

ブログをお読みいただきありがとうございます。 特殊清掃SCSスタッフの松田です。

通常、お亡くなりになった人がいた場合、そこから葬儀社さんを呼んで、ご遺体を引き取ってもらい(病院や警察・老人ホームなどの場合)、葬儀社さんの会館もしくはご自宅などにご遺体を安置したうえで、翌日に葬儀、もしくは火葬といった流れになります。しかし、ご遺体が高度腐敗状態(いわゆる腐乱死体)となっていた場合には、すぐにお葬式というわけにはいかない場合があります。事件性無しで本人確認ができれば大丈夫なのですが、こういった場合、事件性無しと判断されても、ご本人さんかどうかというのがかなり判別が難しくなります。DNA鑑定を行ってご本人さんであるか確認するのですが、腐乱していた場合にはかなり日数がかかってしまう場合もあります。そうなるとお葬式もできないわけです。そこで、警察からご遺体の引き取りの要請があるまでは、待つことになります。引き取りの要請があってから、お葬式となるわけですが、こういったご遺体の場合は、納体袋に入った状態になっており、やはり独特のニオイがあるため、なかなか普通のお葬式の手順のようにはいきません。そこでいわゆる直葬(そのまますぐ火葬場に行ってお骨の状態にしていただきます。)のような形が多くなります。その後にお別れ会のようなものをされるのか、それですますのかは人それぞれです。またご遺族様が遠方に皆住まわれていて、ご近所にご親族がいないといった場合にも、ご遺体の搬送の関係上、まずはお骨にしてしまうといったこともあります。
本来は、きちんとお葬式を上げてあげるのがいいのでしょうが、直葬だから粗略に扱っているということにはなりません。送り手の方のお気持ちがあれば、直葬でも何の問題もありません。

こういったケースの場合、なかなかわかりずらいこともあると思いますが、弊社ではお部屋の特殊清掃はもちろんですが、ご遺体の搬送・お葬式までご一括で対応致しておりますので、わからないことがあれば何なりとご相談くださいませ。

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ヒートショックにご注意ください。

SCS特殊清掃の岡本です。
朝夕がとてつもなく寒さを感じる季節になってきましたね。今年の猛暑で例年以上沢山の特殊清掃現場で作業してまいりました。
例年以上の暑さという事はそれだけお亡くなりになられたご遺体が発見されるまでの期間が早くても猛暑による気温上昇の為室内温度が急激に上昇してご遺体が高度腐敗状態となってしまう訳であります。そうすると蛆虫や蠅など不衛生害虫の大量発生と共に強烈な腐敗臭が室内のみならず室外、共有部まで流失して発見に至るわけですが、腐敗臭の脱臭と物件の原状回復には相当大変な作業となりました。そして冬にかけてまたヒートショックの危険な季節が到来するわけですが、冬場に入浴する際には体温の急激な上昇下降に十分に気を付けて冬場の浴槽へのお湯張りにはシャワーを使ってお湯を張る事に浴槽のみならず浴室全体を温める効果があります。これは特におすすめです。私自身も利用している方法です。一度お試しくださいませ。

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孤独死があった部屋の掃除

SCS特殊清掃の岡本です。早いものであっという間に10月の半ば近くになりましたね。今年は例年以上の記録的暑さの夏があり、私たちの仕事である、孤独死や自殺現場の清掃や消臭、害虫駆除。そして住まわれていたお部屋の遺品整理やごみ屋敷の片づけや撤去の作業も過酷な夏だったと今更ながら感じます。正直8月から休みを取れる暇もなく毎日走ってきて気づけば10月半ばです。最近はスタッフと話をしているときに【そういえば今日は何日?9月?10月?】などと冗談みたいな本当の話でもあるのです。ほんと、歳をとればとるほど月日を早く感じるという事ではありませんが一日が早く思うくらい時間が足りない、体が足りない今日この頃です。少し涼しくなってきて孤独死現場などの特殊清掃や消臭のご依頼が減るのかと思っておりましたが、暑かった夏にお亡くなりになられた方が今になって発見されてしまう、悲しいケースが多いとの事。死後1ヶ月以上経ったお部屋での死臭や腐敗臭の消臭や原状回復がまだまだ続きます。振り返れば年々孤独死のあった部屋の消臭現場の件数が年々増えているのが体感できる事は恐ろく感じます。私がこの仕事をするきっかけとなった独り身で生きて行けばもしかして自分自身が孤独死をして誰かに迷惑をかけてしまうことになるのかもしれない。そうなりたくないこそ、孤独死現場の掃除や消臭の仕事に就くことによって良い事をしていけばせめて自身が歳をとり、最期を迎える事になるときは誰かに看取られて普通に逝けたらいいと思っていましたが、今年のような孤独死現場の掃除の件数が膨れ上がるのを体感して、正直怖くなります。それでもひとりひとりの人生の最期の心残りを丁寧に掃除する事は当たり前ですが、これからも故人様の無念と遺族様の哀しみを少しでも和らげれるように寄り添って仕事していきます。孤独死や自死されたお部屋の掃除や片付け、遺品整理や消臭でお困りの事がもしございましたら、私たちまでお問合せくださいませ。

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故人の大切なものを遺品整理する。

SCS特殊清掃の岡本です。
9月も折り返し、台風の影響からか、かなり朝夕が涼しくなってきました。現場作業では室内が多い中、特殊清掃現場では室内を締め切った状態で作業するので外気温より10度以上高い温度のときがあるのです。この夏場は常に激蒸し暑い状態から今の少し涼しい気候になってくれば体力的にも助かる今日この頃です。さて、先日あるニュースを見ました。アメリカでとあるものが遺品整理でみつかりそれを遺族がネットオークションに出品したとの事でした。もったいぶらずに言いますが、とあるものとはマネキン数十体です。しかも女性でなかなかナイスボディ、セクシーな洋服を着せた状態だそうです。オークションで落札されたかどうかは私にはわかりませんが、実際出品した遺族様の気持ちはわかる気がします。生前の故人のイメージがあったはずです。そういった趣味や性癖などを知っている場合は良いかもしれませんが、知らない場合はただただ、驚くばかりでしょう。私たちも仕事柄、孤独死や孤立死といった予期せぬ不慮で室内での事故死をされた方のお部屋にお邪魔して遺品整理を頼まれる事が多いです。なぜ頼まれるかといいますと、SCSでは基本、ここ数年で何100社~何1000社に増加した遺品整理業者では入室対応出来ない真夏の死後1週間以上~数ヶ月経ち御遺体が発見された後の高度腐敗状態と言われる変死現場の特殊清掃の専門だからです。勿論今までご遺族さま自身で遺品整理をされようと、マスクや手袋の装備をご用意される方も玄関先で立ち止まり退出される方がほとんどです。遺族様に替わり依頼された探し物を責任を持って遺品整理しております。中には、入室されなくてよかったと思う例のひとつに、故人様の性癖的な趣味の品々が出てくる事が多々あります。そんなときは貴重品以外と判断すれば遺族様に言わないほうが良い事がほとんどです、沢山のアダルトグッズや、道具、そして山積みになったアダルトDVDなどはこっそり廃棄します。そのほうが遺族様の感情を逆なでする事無くて良いと思いますのでそうさせて頂いております。PCなどは一切電源もいれません。遺族様に判断をゆだね処分してほしいとの事でしたら、障害者の支援施設へ寄付をし、PCのハードディスクにかんしては、破砕証明書を発行していただいております。これが好評で遺族様にも障害者支援施設様にも喜んで頂けます。もし、ご遺品整理のみならず、生前で、処分に困った身内には見られたくもなく、知られたくもない困ったものがありましたら遠慮なさらずに弊社へご連絡ください。隠密に行動、処分させて頂きます。

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9月にはいっても連日孤独死現場は続いております。

SCS特殊清掃ケアサービスの岡本です。
9月にはいっても連日のように暑い日々が続きますね。台風が去った後もまた新しい台風が発生しており、9月の台風シーズンに末恐ろしさを感じますね。私たちの特殊清掃のお仕事も終わればまた次、次といった具合にスタッフフル稼働で続いております。孤独死があった部屋の掃除のお問合せは大阪、兵庫、京都、奈良、滋賀、和歌山の関西だけではなくて、広島や岡山、そして愛媛県、香川県、徳島県、高知県といった四国地方へも孤独死現場の殺菌・消毒や消臭・脱臭、そして蛆虫や蠅、蛹、ゴキブリなどの害虫駆除も行っております。今年の春以降は色々な現場の中でたくさんのご遺族様の哀しみを間近で体感させていただいております。私たちの仕事は孤独死や自殺があった部屋や家屋を特殊清掃とご遺品整理する事によって痕跡を消し去る事で、ご遺族様の深い哀しみを少しでも和らぐようにする事です。日々慣れる事無く、故人様一人ひとりに哀悼の意を心で唱え現場作業していきます。明日も2件の消臭現場です。頑張ります。

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大阪市北区での特殊清掃と遺品整理作業の実例

SCS特殊清掃ケアサービスの岡本です。
9月に入りましたね。勘違いかもしれませんが、朝晩の風がとても涼しく感じるのは9月にはいったから涼しいという先入観でしょうか?それとも連日の昼の暑さで私の体内温度調節が狂い、涼しいと感じるのでしょうか。さて、先日施工しました大阪市内での特殊清掃現場の話をさせて頂きます。別現場で作業中に一本の電話が鳴り、内容はあまり言わずにすぐに来てほしいとの事。こういうときはあえて深く聞かないほうがいい。変死現場での緊急依頼になるケースが多いのです。着手していた現場作業を他のスタッフにまかせて大雨の中、車を急がせ現地前に到着すると、すでに3名の年配の遺族様であろう方が待たれていた。車から降り真っ先に【この度はお悔やみ申し上げます】と伝え、現場の扉を開ける。扉を開ける前から強烈な腐乱臭が玄関外まで漏れていたので覚悟はしていたが、案の条、室内のキッチン側に大量の腐敗液が人型となってキッチンに寄りかかるように広がっていた。遺族様の話によると、お亡くなりになられたのは依頼者たちのお姉さまに当たる方。盆休み後から連絡が取れず今朝に伺ったら悲しいお姿になっておられたとの事。非常にショックを受けている様子が無言の中にも伝わってきた。つい3時間前に御遺体を搬出されたとの事。高度腐敗状態になるので、指紋では本人確認が取れず、DNA鑑定結果待ちという事になる。見て取れる大量の蛆虫が歩き回っている状態に緊急性を要した。私は見積を作成し作業に取り掛かるのだが、お客様の要望で完全に消臭と害虫駆除、貴重品散策の遺品整理と動産物の搬出も依頼をいただけたので、汚染源を広げないように緊急作業をすぐに取り掛かった。毎度の事ながら真夏の防護服は着るだけで立ちくらみがするほどだが、特殊清掃では野外に腐乱臭を出さない事が前提。勿論エアコンをつけるわけにもいかない。換気扇は逆に目張りをして隙間から臭いが漏れないようにする。そんな状態での防護服を着て約2時間作業。充分すぎるほどに空間全体に消毒を噴霧し、汚染源の腐敗体液とその中に泳ぐ巨大化された蛆虫を薬剤で中和させながら直接に除去。直接的に触れるので感染症予防と自らの手で汚染を広げない為に手術用の手袋を3枚重ねで装着しているのだが、手袋が汚染する度に何度も取り換える事になる。そして取り除いた腐敗体液を真空梱包処理しながら、キッチン前のクッションフロアーを剥がす作業。これがなかなかきつい。剥がすときに汚染が広がりやすい為になるべく小さく切り込みをいれつつ細かく剥がす。それが終わると床板までの汚染浸透が確認されたので床板に特殊な薬剤を浸透させて吸い上げ作業。これで2時間かけ汚染部分の処置は終わった。翌日からはお客様から聞いていた貴重品の散策と残置物の処理に取り掛かり、ご要望の貴重品は無事に探し出し、現金でも数十万円を見つける事ができた。お客様はずっとそばの大きな公園で座って待っててくれているので早く探さなきゃと気持ちも急いだ。こちらが炎天下の中外で待たれているご遺族様に熱中症を気遣っても私らよりあんたらのほうが大丈夫か?とお気遣い頂いていた。遺族様でも様々なのでかなり良い印象を持てる方たちだった。そしてお亡くなりになられた故人の知り合いの方も、何事かと通りかかっておられ聞いてくる方もいたが守秘義務がある為に何を聞かれても私は詳しい事はわからないですというのが私の仕事である。しかしある一人のお花の先生方は私の前に来て引っ越しじゃないでしょ?警察が何度も出たり入ったりしていたから気になっていたとの事でしたが、私は詳しい事はわからないですが、引っ越しを頼まれています。といったが漂う腐敗臭にはばれているようでそっと手にもった立派な生け花を渡された。生前お世話になったんですよと。お供えしていただけますかと。涙をこぼしながら私に伝えてきた。私も涙が出そうになるのをこらえ、わかりました。きちんとお供えして私がここに居る日程中は毎日水をあげますので安心してくださいと。流石にいこれは私も人間なので言ってしまう。でもなんかいいな。故人様は死にたくなかったに違いないと思います。めちゃくちゃ無念だったと思います。でも亡くなられてからもこんなに人に慕われるって凄い人格者だったのかな。めっちゃ良い人だったのでしょう。遺族様も毎日一日中外で待っています。家族愛、友人愛をすごく感じる事が出来た現場でした。4日間の工程を終え、腐敗臭も完全に消し御引き渡しする事が出来たときのありがとうが本当にうれしい現場でした。私も亡くなるときは誰かに思われたいと改めて思いました。

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大阪、兵庫、奈良、和歌山、京都、滋賀での特殊清掃作業

SCS特殊清掃ケアサービスの岡本です。
台風が東北、北海道に猛威を振るい、お亡くなりになられた方、また被害を受けられた方がたくさんいますね。テレビのニュースを見るととても胸が痛いです。天災ばかりは防ぎようがない。避難するにしても高齢者の方はとくに情報を知り行動にすぐ動くことが厳しいはずです。かといって近隣の方も自身の事で手がいっぱい。行政の人も限られている状態では厳しいのではないのでしょうか。亡くなられた方にご冥福をお祈り申し上げます。SCS特殊清掃では大阪、兵庫、和歌山、奈良、京都、滋賀と近畿一円、そして四国での連日の現場と現地調査がはいっております。最近ある方とお話ししていたときに言われたのですが、特殊清掃は儲かるとの事。勿論お仕事なのでお金は頂きます。しかし儲かるという事はないと思います。と答えましたが相手からすると人がしたがらない仕事なのでお金儲けになるとの事、わたしは正直疑問に感じました。決して儲けようと思ってこの仕事をしているわけではありません。きれいごとでは無くて、お仕事なのでお給料は頂いております。でも仕事内容が特殊清掃、すなわち、室内外でお亡くなりになられて血液が大量に飛散しており、それを消毒し血液を除去する。またはお亡くなりになられた方の死後日数が経過した為腐敗の状態が酷く腐敗臭や腐乱臭が強烈になり部屋外に漏れ出て、異臭騒ぎになり警察が入り発見する。そして御遺体を搬出した後の腐敗臭や腐乱臭の消臭・脱臭。そして消毒・害虫駆除を行う仕事なのです。時にはお亡くなりになられた方の生前生活に使用していた動産物の遺品整理。高齢者の方が施設に入居や引っ越しの為の生活整理、そして片付ける事の出来ない方のゴミ屋敷の撤去。この仕事に常時しているのではっきり言い切れます。お金を稼ぎたいのならば他の仕事をすると思います。私は少なくてもそう思わず、毎日様々な現場で故人様の想いの整理をする事に生きがいを感じ、一日が終われば自分自身に今日も頑張れたなと思える生活が生きがいで仕事をしております。仕事には絶対的なプライドを持ち、故人様の想いを感じ、そして遺族様の悲しみに寄り添って日々現場に向かいたいです。

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特殊清掃や遺品整理、そしてゴミ屋敷の現場作業

SCS特殊清掃ケアサービスの岡本です。
8月の後半に差し掛かり猛暑が続いておりましたが朝晩は少し涼しく感じる事が多くなりましたね。はたして今年は秋が来るのでしょうか。
日の落ちるのも早くなりつつあり、特殊清掃の現場帰りには19時になると真っ暗、疲れた目に夜の運転はきつく感じます。さて、連日のようにありがたいといっていいのでしょうか。熱中症でお亡くなりになられたお部屋の特殊清掃や遺品整理。そしてゴミ屋敷の撤去依頼が殺到しております。スタッフもこの時期には気合が入るのでしょう。暑さにも負けず体調管理しっかりと現場に誠心誠意を込めて挑んでくれています。私事でも先日は四国に見積に行き、相見積でしたが即決で弊社を選んで頂けたので、その場で特殊清掃の汚染源の除去と殺菌・消毒をして、現場作業が終わるのが夜になったので、その足で会社に帰らず、家にも帰らず翌日朝からの和歌山市での特殊清掃と消臭・害虫駆除・遺品整理のお見積りに向かいました。私は特殊清掃の仕事をする前に長距離トラックのドライバーをしておりましたので車中泊は慣れたものと思い、高速のPAで仮眠そして朝になり和歌山市内に入りました。和歌山市も即決で弊社を選んでいただけましたので日程調整をし、次の堺市の特殊清掃現場の見積へ向かいました。堺市の現場での状況は想像以上に凄惨な現場でした。台所土間部分で死後3週間。ご遺体を運ばれた後の土間部分が体液のプール状態になっており、体液の中を無数の蛆虫が泳いでいる状態になっていました。近隣からのクレームが凄く遺族様も中に入る事が出来ず、弊社へ連絡を頂けたようで、すぐに作業に取り掛かりました。汚染対象である土間部分を削らず、腐敗体液を取り除き、腐敗臭を吸着吸い上げを何度も繰り返して、5時間かけて緊急作業は終わりました。お客様も安心してくれたようで良かったです。私たちの仕事はお客様が安心された顔が見れたら、疲れも吹っ飛び嬉しい気持ちになれる仕事なんだと再認識できた現場でした。お亡くなりになられた故人様、深い悲しみのご遺族様に少しでも心が安らげるように寄り添っていきたい。明日も腐敗臭の消臭現場が連続で続いております。初心忘れべからず。精進します。

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大阪市天王寺区での特殊清掃と遺品整理                                                                                                                                                         

SCS特殊清掃ケアサービスの岡本です。

本日は朝から大阪市都島区での遺品整理の分別作業と同じ都島区での特殊清掃の現地調査、そして大阪市天王寺区での特殊清掃の緊急作業が入りました。大阪市都島区での遺品整理の分別作業が昼前に終了する頃に一本の電話が入り現地へ急行する事になりました。大阪市天王区と言えば代表するお寺で四天王寺や一心寺といった所を中心に大阪でも有名すぎるお寺や寺院が立ち並ぶ情緒あふれる町です。近年では観光客の増加にともない、天王寺駅を中心に沢山の外国人観光客が居ます。私も良く外国の方に道を聞かれやすいようなので、英語が苦手な分、出来るだけ現地近くまで一緒にあるいて道案内をしたりする事もあります。今回の緊急作業は、今はやりの民泊をしている会社からの電話でした。現地に直行するとマンションの一階玄関近くまで大量の蛆虫が徘徊している状態で、現地で待ち合わせしたオーナーさんに【踏んではだめです】と言いました。理由はご遺体を栄養として生きている蛆虫は栄養がご遺体なので臭いがします。なので蛆虫が歩く所にはご遺体から出る死臭や、腐敗臭、腐乱臭などが拡散されるわけです。勿論1階玄関付近で直接吸引法での腐敗臭の確認と臭いセンサーによる強い臭気指数を示しておりましたので、完全に漏れ出ている状態でした。聞く所によるとこのマンションはほぼ民泊で外国人の方が旅行で泊まっているとの事。その中数部屋では数十年住まわれている方がいるようで、その長い間住まわれていた方が今回玄関土間付近で孤独死されたとの事でした。対象部屋は3階の一室。でも1階玄関付近まで腐敗臭を感じる事が出来る始末。オーナー様と会話している中でも外国人の方が鼻を抑え嫌そうに出入りする方もおられました。私は不幸中の幸いか、英語を話すことが出来ないのでもしも何か聞かれたとしても話す事ができません。なので状況を聞かれる必要も無いなと思いました。オーナー様の意向は兎に角部屋の臭いと蛆虫を何とかしてほしいとの依頼でしたので、近隣に気づかれないようなスピーディさが求められます。まずは1階からの共用部・パイプスペース・消火器の下・階段の影などすべてに蛆虫をバキューム処理し通り道になるであろう所に乳剤系の殺虫剤を調合して散布します。そして対象部屋の玄関土間部分との事なので、玄関外から養生を張り詰め扉をあけてすぐ閉め内側からの目張り養生を施し臭いが一切外に漏れないようにして、本作業開始。思った以上に腐敗体液の池が玄関土間部分で溜まっている状態でポンプを使い腐敗液を吸引し、薬剤を使い中和しながら腐敗液を丁寧に取り除く。玄関土間部分から廊下側までの腐敗体液の浸透を確認したので届く範囲までは中和して、最後に一時消臭を施しました。部屋の中には残置物が警察が鑑識した後の状態ではありましたが、まだ親族確認が取れていないので触る事は出来ませんと説明。一時的にも臭いが消えているのと、室内には大量の蛆虫が隠れている状態なので外に出れない様にトラップを施し緊急作業終了。オーナー様も臭いが消えた事に驚いてくれましたが、あくまでも一時的な事なのでと説明しました。それでも民泊で泊まっている外国人に迷惑を掛けなくて済みそうと喜んで頂けたのがなによりです。そして完全消臭には部屋の部分解体をして、汚染源を完全に断ち切ってからの室内完全消臭になりますと説明すると、室内完全消臭のお見積りをさせて頂きましたその一時間後には依頼も頂ける事になり明日から現場に入る事になりました。この度は弊社へご用命頂きまして誠にありがとうございます。

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