スタッフブログ|独居死・孤立死・自殺のSCS特殊清掃・ケアサービス
大阪市での特殊清掃と消臭作業・リフォーム
- 2018-03-09 (金)
- 作業事例 | 特殊清掃 | 腐敗臭、腐乱臭、死臭
SCS特殊清掃ケアサービスの岡本です。
先日施工完了しました大阪市内での特殊清掃現場のお話をさせて頂きます。
発見されたのは昨年夏の暑い日に熱中症で死後2カ月以上経った後に
近隣の部屋で大量発生された蛆虫と蠅と異臭騒ぎで管理会社が入室後に発見。
発見当時はキッチンに寄り掛かるように倒れて完全に腐乱した状態で
昼間でも真っ黒になるほどと大量の蠅が飛び回っている状態だったようです。
ご遺族さんは遠方よりご遺体の引き取りとご葬儀を済ませましたがマンションオーナー側とご遺族の話し合いがなかなかうまくまとまらず年
越しした後に施工発注を頂きました。
月日が経つにつれて両隣、階下含めて7件がすでに引っ越しされたとの事で
部屋の状況は酷いが極力解体箇所を減らしてコストを下げる提案をさせて頂きました。
お亡くなりになられてからと今までそのままの状態であったために室内の天井や床、壁の下地材まで
腐敗臭が大量に吸着した状態での特殊清掃を含め消臭作業になりましたが、無事に完工。
そしてリフォームのご依頼も戴き施工も完了しました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
孤立死、孤独死、腐敗臭、腐乱遺体、変死、自殺現場の清掃・脱臭・消臭・害虫駆除で
お困りの方のご相談は業界20年間で22000件以上の実績
特殊清掃専門会社のSCS特殊清掃・ケアサービス
お問い合わせ0120-469-466 電話受付 24時間受付
大阪オフィス 〒543-0042 大阪市天王寺区烏ケ辻1-10-12
TEL:06-6774-3333 FAX:06-6774-3400
東京支店 〒107-0062 東京都港区南青山6-11-9 Villa SKビル2F
TEL:03-5664-3707 FAX:03-5664-3708
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
特殊清掃後の原状回復(リフォーム)
SCS特殊清掃ケアサービスの岡本です。
3月に入りいよいよ、我々の仕事も本格シーズンに向かう事になるのでしょうか。この冬は時期にしては珍しい蠅や蛆虫も発生した現場がありました。勿論エアコンをガンガンオンにした状態でお亡くなりになっており室内は初夏か秋の気候になっていたので異常事態が起こっていたと思います。昨年夏から今年にはいって我々の仕事の変化も出てきました。ご依頼を受けて、特殊清掃や消臭脱臭作業を施し、お引き渡すケースが今までは非常に多かったのですが、原状回復(リフォーム)までご依頼を頂くことが多く弊社の工務にとっても大変ありがたいことなのですが同時施工が3件ある場合もありうれしい悲鳴をあげております。今まででのパターンとしましては、原状回復(リフォーム)を管理会社や物件オーナー側で対応するケースが多かったのですが、建築の景気が良くて手が回らないくらい忙しいので人が亡くなった現場の復旧をしたがらないと聞きました。もちろん全てがそうでは無いとは思うのですが。きちんと消毒、害虫駆除、消臭脱臭を施したのちにリフォームすれば知らない人はそこで何があったかなど全く気付きません。復旧するときの建築屋さんは何があったかわかっている場合が多いのできになるのでしょうね。勿論、貸す側は賃借人に対して心理的瑕疵物件としての告知義務はありますのできちんと説明はしますけど。苦笑 SCS特殊清掃ケアサービスでは特殊清掃はもちろん、消毒、害虫駆除、消臭、脱臭のみならず、原状回復(リフォーム)まで責任を持って施工させて頂きます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
孤立死、孤独死、腐敗臭、腐乱遺体、変死、自殺現場の清掃・脱臭・消臭・害虫駆除で
お困りの方のご相談は業界20年間で22000件以上の実績
特殊清掃専門会社のSCS特殊清掃・ケアサービス
お問い合わせ0120-469-466 電話受付 24時間受付
大阪オフィス 〒543-0042 大阪市天王寺区烏ケ辻1-10-12
TEL:06-6774-3333 FAX:06-6774-3400
東京支店 〒107-0062 東京都港区南青山6-11-9 Villa SKビル2F
TEL:03-5664-3707 FAX:03-5664-3708
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
トイレやお風呂でのヒートショックに注意です。
SCS特殊清掃ケアサービスの岡本です。
2月も最終になりいよいよ春の空気を感じる気候になってきました。世間では花粉症の怖さを知っておられるかたが、早々の予防対策を取っておられると聞きました。
花粉もそうですが、気候が暖かくなる日が続いておりますが、まだまだ寒暖の差は激しく油断は禁物です。いくら昼間が暖かいからといって夜には冷え込みます。そこで注意しなければならないのがヒートショックです。ヒートショックとはトイレやお風呂と室内の温度差が激しくそこに出入りする事で急激に血圧の負担がかかり倒れてしまうことです。日本では近年皆が知るようになってきた孤独死や孤立死と言った原因で熱中症が多く挙げられておりますが、実は熱中症による死亡例は一年間に621名。はるかにそれよりも多いのがヒートショックでの死亡例です。なんと一年間に1万7000人もの人がヒートショックでお亡くなりになっているのです。それほど怖いヒートショックとは極端な話をすれば学生の時に真夏に巨大冷凍庫から急に出たり入ったりすると強い立ち眩みに襲われた経験がありますがあれの酷いときの状態でしょうか。まだまだ気温が安定しないうちはお風呂に入るときにシャワーを先に浴室内で流した状態にしておくことで、温度差を無くすように予防してくださいね。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
孤立死、孤独死、腐敗臭、腐乱遺体、変死、自殺現場の清掃・脱臭・消臭・害虫駆除で
お困りの方のご相談は業界20年間で22000件以上の実績
特殊清掃専門会社のSCS特殊清掃・ケアサービス
お問い合わせ0120-469-466 電話受付 24時間受付
大阪オフィス 〒543-0042 大阪市天王寺区烏ケ辻1-10-12
TEL:06-6774-3333 FAX:06-6774-3400
東京支店 〒107-0062 東京都港区南青山6-11-9 Villa SKビル2F
TEL:03-5664-3707 FAX:03-5664-3708
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
真冬の特殊清掃現場で大量発生する蛆虫
- 2018-02-18 (日)
- 特殊清掃
SCS特殊清掃ケアサービスの岡本です。
真冬も終盤になりもうそろそろ春も来るといったところでしょうか。
まだ寒い日が続きますが現場作業にも冬場独特の状態が続いております。
特殊清掃における夏場の現場と冬場の現場の違いはなんといっても蛆虫、蛹 、蠅と言った不衛生害虫の大量発生が多い夏に比べて冬場は虫がいない状態(寒さに弱い為蠅成虫は冬眠する)が多いはずが、実は先日の特殊清掃現場では大量の蛆虫たちが季節に似合わずうごめいていた現場でした。蛆虫は見た目とは違い早く動くのですが、冬場の蛆虫は圧倒的に遅く簡単に捕獲しやすいのが特徴です。しかしこの冬の時期に大量の蛆虫たちを見る事が凄く新鮮でしたが。。
冬場でも蛆虫たちの防除は私たちにお任せください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
孤立死、孤独死、腐敗臭、腐乱遺体、変死、自殺現場の清掃・脱臭・消臭・害虫駆除で
お困りの方のご相談は業界20年間で22000件以上の実績
特殊清掃専門会社のSCS特殊清掃・ケアサービス
お問い合わせ0120-469-466 電話受付 24時間受付
大阪オフィス 〒543-0042 大阪市天王寺区烏ケ辻1-10-12
TEL:06-6774-3333 FAX:06-6774-3400
東京支店 〒107-0062 東京都港区南青山6-11-9 Villa SKビル2F
TEL:03-5664-3707 FAX:03-5664-3708
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
自死遺族に高額請求相次ぐ
SCS特殊清掃ケアサービスの岡本です。
最近読んだ北海道新聞のニュースを読んだのですが、とても興味深い事が記載されていましたので書きたいと思います。
私たちの仕事である特殊清掃を行う現場では孤独死や自ら命を絶たれる自殺をされた方の居住されていた空間などを感染症対策の為に殺菌消毒をし、血液や体液の洗浄、除去、そして蛆虫やサナギ、蝿などの害虫防除、そして死臭や、腐敗臭の消臭などがいわゆる特殊清掃というものになります。
しかし、施工費用に関しては5万から100万前後と幅広く、実際に現場の状況を確認しないと細かい見積りはだせないのが現実です。
それでも現地調査の上で明確に提示は出来ます。
以下、引用になります。
自殺者遺族に高額請求相次ぐ 帯広のアパートでは父親に700万円 明確基準なし
北海道新聞
家賃2万5千円 「評価額減損失」480万円
共同住宅で自殺した人の遺族が、住宅の所有者側から高額の請求を受けるケースが北海道内でも起きている。帯広市内の家賃月2万5千円の賃貸アパートで自殺した男性の父親は、700万円を超す請求を受けた。こうした事例が全国で問題化する中、政府は自殺総合対策大綱で対応を検討する方針を示したが、明確な基準はまだない。専門家は「何らかのルール作りが必要」と指摘している。
「そんなに高いとは…」。千葉県に住む50代男性は3月下旬、帯広市内の自室で1月に自殺した長男=当時(27)=のアパートの代理契約人である帯広の不動産管理会社からの見積もり通知に頭を抱えた。
長男は昨年6月に入居。精神疾患があり、薬物を大量摂取して自室で死亡しているのが見つかった。父親は長男が賃貸契約する際、連帯保証人になっていた。
届いた見積額は約724万円。内訳は「評価額減損失」480万円、「原状回復費」約174万円、「空室経済的損失」約65万円、「お祓(はら)い費用」5万円となっていた。説明資料には、アパート(築約25年、20戸)は売却を前提としており、評価額が4800万円から1割下がったと見込まれる分を加算したことなどが記されていた。
「借り手がつかなくなる」
この会社は取材に対し「所有者の意向で、売却の際に損失が見込まれる額を請求した」と話した。
札幌市内の不動産業者は「居住者が自殺すると『事故物件』になり、借り手がつかず家賃を下げざるを得ない。所有者側にとっては大きな痛手になる」と話す。そのため請求が高額になり、トラブルを生んでいる事情がある。
全国自死遺族総合支援センターの杉本脩子(なおこ)代表は「自死は誰にでも起こり得るという認識を社会全体が持ち、法整備を含めた対策を進めるべきだ」と訴える。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
孤立死、孤独死、腐敗臭、腐乱遺体、変死、自殺現場の清掃・脱臭・消臭・害虫駆除で
お困りの方のご相談は業界20年間で22000件以上の実績
特殊清掃専門会社のSCS特殊清掃・ケアサービス
お問い合わせ0120-469-466 電話受付 24時間受付
大阪オフィス 〒543-0042 大阪市天王寺区烏ケ辻1-10-12
TEL:06-6774-3333 FAX:06-6774-3400
東京支店 〒107-0062 東京都港区南青山6-11-9 Villa SKビル2F
TEL:03-5664-3707 FAX:03-5664-3708
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
特殊清掃の消毒作業
SCS特殊清掃ケアサービスの林田です。
寒波で大雪、福井県では車が立ち往生して何日も車中泊となっていますね。本当に大変だろうと思います。無事早く元の生活に戻れますように。
さて、本日は特殊清掃の作業についてです。ご遺体の発見が遅れてしまい体液が滲出している場合や、吐血や出血などの血液が室内の床や壁面などに付着している場合があります。施工にあたってまず始めにすることは室内の消毒作業になります。専用の消毒薬剤を室内全体、汚染部分に噴霧していきます。こうしたことが必要なのは、血液や腐敗体液にはさまざまな病原菌やウイルスが潜んでいる可能性があり、うかつに触れてしまうと感染症に感染する恐れがあるためです。B型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルス、HIVなどが血液を媒介に感染する恐れがある代表的なものです。そういった病原体があるかもしれないことを念頭に置いて弊社のスタッフは作業に当たっており、感染症予防の専門家である医療環境管理士の資格を取得しています。ご遺族様、大家様、管理会社様がお部屋に入られる際には感染症に十分に注意していただきたいと思います。お困りの際はいつでもご連絡をいただければと思います。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
孤立死、孤独死、腐敗臭、腐乱遺体、変死、自殺現場の清掃・脱臭・消臭・害虫駆除で
お困りの方のご相談は業界20年間で21000件以上の実績
特殊清掃専門会社のSCS特殊清掃・ケアサービス
お問い合わせ0120-469-466 電話受付 24時間受付
大阪オフィス 〒543-0042 大阪市天王寺区烏ケ辻1-10-12
TEL:06-6774-3333 FAX:06-6774-3400
東京支店 〒107-0062 東京都港区南青山6-11-9 Villa SKビル2F
TEL:03-5664-3707 FAX:03-5664-3708
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ご遺品 貴重品・思い出の品の探索、脱臭、お渡し
SCS特殊清掃ケアサービススタッフの林田です。昨日は節分でした。「鬼は外、福は内」豆まきはされましたか?我が家はしましたよ。7歳(息子)と3歳(娘)の子どもがおり、鬼の役は例年どおり同居のじいじ(鬼のお面着用)です。上の子は鬼(じいじ)の顔めがけて豆を全力投球。下の子は怖がって母親にだっこで本気泣きでした。私は一歩離れて写真を撮ってました。暦の上では節分の翌日が立春。これから春になっていくということです。早く暖かくなるといいですね。
さて、本日はご遺品についてです。特殊清掃において遺品整理の作業を行うことは多いです。清掃現場が賃貸物件であれば部屋に残された物は全て搬出することになりますし、持ち家であってもそういった場合が多くなります。家具や家電、生活用品から趣味のもの、衣類、食料品や生活ごみなど暮らしそのままの状態から、しかるべき状態に整理・清掃していきます。ゴミなどは処分することになりますが、家具・家電・書籍などリサイクル・リユース可能なモノは分別していきます。そして貴重品、形見となるような物は探索し、ご遺族様にお渡しします。現金、貴金属、預金通帳や年金手帳、権利書など。ほかに写真や思い出の品。遠方の方の場合はお送りします。故人様がお亡くなりになって長時間経過してしまった場合には腐敗臭が発生し、室内だけでなく形見の品にも臭いがついてしまう場合がありますが、脱臭処理をおこなったうえで一つずつ丁寧に梱包させていただきます。遺したいものを作業前にお聞かせいただければと思います。
突然のご家族のご不幸に見舞われたご遺族様、物件オーナー様や管理会社様、お困りの事がございましたら、SCS特殊清掃ケアサービスまでお問合せください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
孤立死、孤独死、腐敗臭、腐乱遺体、変死、自殺現場の清掃・脱臭・消臭・害虫駆除で
お困りの方のご相談は業界20年間で21000件以上の実績
特殊清掃専門会社のSCS特殊清掃・ケアサービス
お問い合わせ0120-469-466 電話受付 24時間受付
大阪オフィス 〒543-0042 大阪市天王寺区烏ケ辻1-10-12
TEL:06-6774-3333 FAX:06-6774-3400
東京支店 〒107-0062 東京都港区南青山6-11-9 Villa SKビル2F
TEL:03-5664-3707 FAX:03-5664-3708
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
腐敗臭・腐乱臭の消臭
- 2018-01-29 (月)
- 孤独死や孤立死 | 特殊清掃 | 腐敗臭、腐乱臭、死臭
こんにちは、スタッフの林田です。
寒い日が続きますね。軒先の排水管から出た水がつらら状態になっているのを見かけては足早に屋内へと急ぐ私ですが、雪の多い地域ではそれどころじゃないですね。毎日雪かき大変だと思います。
年明けから特殊清掃の現場が続いています。
孤独死・孤立死が起きてしまった現場で不幸にも発見が遅れてしまうと、ご遺体が腐敗して体液が床などにしみ出してしまいます。また、ウジやハエといった害虫が発生し、あたりを移動するので汚染が広がってしまいます。ここで最も問題となるのが腐敗臭、腐乱臭といった「臭い」です。腐敗臭は、その場に少しでも残っていると臭いがあることに気づきやすい臭気です(専門用語では「閾値(いきち)が低い」といいます)。臭いの原因を取り除かないと、表面的には清掃や脱臭をしたつもりでも臭いが消えないということになります。一次的に脱臭できたようでも、下地材を含め、適切に処理が出来ていないと、臭いが戻ってくることがあります。消臭において大事なポイントです。思わぬところに臭いの原因があったりするものですが、そこは専門スタッフにお任せください。経験と科学的な知見をもとに最適な施工方法によって確実に取り除いていきます。弊社にはにおいの専門家である国家資格の臭気判定士が在籍していますので、どんなにおいについてもご相談を承っています。
お困りの方がありましたら、いつでもご連絡をお待ちしております。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
孤立死、孤独死、腐敗臭、腐乱遺体、変死、自殺現場の清掃・脱臭・消臭・害虫駆除で
お困りの方のご相談は業界20年間で21000件以上の実績
特殊清掃専門会社のSCS特殊清掃・ケアサービス
お問い合わせ0120-469-466 電話受付 24時間受付
大阪オフィス 〒543-0042 大阪市天王寺区烏ケ辻1-10-12
TEL:06-6774-3333 FAX:06-6774-3400
東京支店 〒107-0062 東京都港区南青山6-11-9 Villa SKビル2F
TEL:03-5664-3707 FAX:03-5664-3708
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
セルフ・ネグレクトからゴミ屋敷、孤独死へ
こんにちは、スタッフの林田です。
寒いですね。気づけば寒い寒いと言っている自分がいます(夏も暑い暑いと言っていますが・・・)。
以前も書きましたが、この時期は入浴中の事故が増えてしまいます。ヒートショックにはお気をつけください。高齢者だけでなく40代~の働き盛りでも起きるといわれています。脱衣場、浴室は先に温めてから、入浴前後に1杯水を飲む、など対策をしてくださいね。
さて、本日はセルフ・ネグレクト、ゴミ屋敷、孤独死についてです。
●セルフ・ネグレクトからゴミ屋敷、孤独死へ
セルフ・ネグレクトという言葉はご存知でしょうか?
ネグレクトというと児童虐待のニュースなどで聞かれたことがあるかもしれません。食事を与えなかったり、おむつを替えないなど世話を怠ること、放棄することをいいます。
なので、セルフ・ネグレクトは自分自身の世話をしないことという意味になり、日本語では「自己放任」とも訳されます。
生活に当然に必要とされる食事や入浴、掃除、ゴミ出しなどを継続的にしない(または、できない)。通院や服薬、介護サービスが必要なのに利用を拒否する、など。そうすることで生活環境・健康状態が悪化し、ゆっくりと生命が危険にさらされていくことです。
親しい人との別れや失業、持病の悪化、認知症など、いろんな要因、背景があってそういった状態になっていくのですが、その結果のあらわれとしてゴミ屋敷があります。
本来捨てるべきゴミで部屋がいっぱいになって足の踏み場もない。トイレも風呂も入れないので汚物はそのままになっている。害虫が発生している。最悪そうなっていきます。
そういったゴミ屋敷から想像されるのは孤立・孤独です。
家族やお客さんが来るのであれば、出迎えられるようある程度部屋を片付けるのがふつうです。ゴミ屋敷清掃の現場で感じるのは、この家(部屋)には長く誰も入ってきていない、他者との関わりがないのだろうなということです。あるいは、他者への拒否ですね。高齢者の地域での相談窓口である地域包括支援センターの職員さんとお話しをしていて、ゴミ屋敷の本人が支援を拒否するのを訪問を重ねて少しずつ信頼関係を築くのだと聞いたことがあります。ゴミ屋敷住人が片づけを拒否して地域住民とバチバチのトラブルとなる報道なんかをよく目にしますが、それ以外にも「他人様の世話になるなんて申し訳ない」「自分で掃除しようと思っている」といった恥の意識やプライドからひっそりとゴミ屋敷状態になっている人が多いと思います。
そうして社会との接点が薄れ、健康状態の悪化を放置した先に孤独死は起こるのではないでしょうか。問題はつながっているのだと思います。
ではどうすればよいのか。高齢者に関しては行政、福祉・医療・介護関係者、民生委員などの皆さまが日々支援に奮闘されていると思います。いっぽう、若者や中高年のセルフ・ネグレクトにはサポートが行き届かないのが現状ではないでしょうか。社会の課題だと思います。
こうした課題に弊社として何ができるのか?清掃やお片付けの作業はもちろん業務として行うのですが、ゴミ屋敷や孤独死の現場を知る者として、悲しい孤独死が一つでも減っていくように発信していくことも大事なことだと考えています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
孤立死、孤独死、腐敗臭、腐乱遺体、変死、自殺現場の清掃・脱臭・消臭・害虫駆除で
お困りの方のご相談は業界20年間で21000件以上の実績
特殊清掃専門会社のSCS特殊清掃・ケアサービス
お問い合わせ0120-469-466 電話受付 24時間受付
大阪オフィス 〒543-0042 大阪市天王寺区烏ケ辻1-10-12
TEL:06-6774-3333 FAX:06-6774-3400
東京支店 〒107-0062 東京都港区南青山6-11-9 Villa SKビル2F
TEL:03-5664-3707 FAX:03-5664-3708
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2018年もはじまっています。
- 2018-01-12 (金)
- ごあいさつ
SCS特殊清掃ケアサービスの岡本です。
あっとゆうまの年明け、そして一月も半ばに差し掛かってきました。連日のニュースは大寒波がやってきて各地で交通マヒが置きている状態が非常にびっくりしております。もう一年たったんだと。昨年一年間があまりにも早く月日が流れていたので自分自身で日時が解らなくなっていたことが多々ありました。それだけ連日現場で特殊清掃作業をしてきたんでしょう。数えると特殊清掃だけで600件以上あり年々孤独死や自死などの変死現場が増えている実感があります。それだけのご遺族様の悲嘆と向き合ってきた自分ですが、歳が替わり新たな一年が始まっています。今年も沢山の孤独死でお亡くなりになられた現場や自ら命を絶たれた方の亡き後の清掃の志事があると思いますが、決して慣れる事なく一人ひとりと向き合い精進します。冒頭に年始の挨拶を飛ばしたのは私は明けましておめでとうという言葉を口にしませんのでどうか本年も宜しくお願い致します。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
孤立死、孤独死、腐敗臭、腐乱遺体、変死、自殺現場の清掃・脱臭・消臭・害虫駆除で
お困りの方のご相談は業界20年間で21000件以上の実績
特殊清掃専門会社のSCS特殊清掃・ケアサービス
お問い合わせ0120-469-466 電話受付 24時間受付
大阪オフィス 〒543-0042 大阪市天王寺区烏ケ辻1-10-12
TEL:06-6774-3333 FAX:06-6774-3400
東京支店 〒107-0062 東京都港区南青山6-11-9 Villa SKビル2F
TEL:03-5664-3707 FAX:03-5664-3708
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━