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孤独死や孤立死 Archive

腐敗臭の脱臭について

SCS特殊清掃の岡本です。

最近、私たちが居る業界も非常にたくさんの業者さんが参入しており、ここ数年で大阪で数えるだけでも数十社以上が確認できます。
勿論それはいいことだと思うのですが、どれくらいの脱臭技術があるのだろうかと疑問に感じる事も多いです。
実際に私たちが依頼を受け現場へ行き、依頼者様の話を聞いてみると、他業者が消臭作業をした。HPで優良事業者と書いてあるので
お願いしたら臭いが全く取れていなくて困っている。
本当に取れるのならおたくにお願いしたいと言われるのです。そういったケースがここ2、3年で年間数十件、数百件と増えてる状態です。
消臭・脱臭技術というのは短時間で得られるものではありません。実績です。SCSでは特殊清掃と脱臭サービスを始めまして17年。関西では一番歴史があります。17年間の様々な特殊清掃現場で得た技術があるから出来るものだと思っております。技術も実績と科学的根拠に基づき臭いの原因を特定し元を根絶する。それしかありません。
全ての業者が技術は無いとは言いません。もちろん素晴らしい技術を持っている会社もあります。わたしたちも他社様のご教示で技術を学ぶ事も多いです。生きるために商売をしなければいけない。同じことなのかもしれませんが金儲けであってはいけないと思います。私たちは人の死があった現場の志事でご飯を食べれている。故人様への感謝と哀悼の気持ちを持ち志事します。そう改めて思いました。

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孤独死、腐敗臭、腐乱遺体、変死、自殺現場の清掃・脱臭・消臭・害虫駆除でお困りの方のご相談は
特殊清掃専門会社のSCS
お問い合わせ0120-469-466 電話受付 24時間受付
大阪オフィス 〒543-0042 大阪市天王寺区烏ケ辻1-10-12
TEL:06-6774-3333 FAX:06-6774-3400
東京支店 〒107-0062 東京都港区南青山6-11-9 Villa SKビル2F
TEL:03-5664-3707 FAX:03-5664-3708
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遺品整理の依頼

SCS特殊清掃ケアサービスの岡本です。
今年にはいり特殊現場(孤独死現場)の見積と平行して遺品整理や生活整理のご依頼が増えてきました。
3月は一年間で一番の引っ越しシーズンに合わせて、長い間空き家にしていた家財をきれいさっぱりにして土地を売却したり
する事が多いようですね。いるもの、いらない物の分別をする事によって心の負担や気持ちもリフレッシュして第二の人生のスタートするのもいいかもしれませんね。しかし、困った事に昔ながらの土地と上物が別(土地は借地で建物は自分名義)の場合はなかなか話がうまくまとまらないようですね。
弊社でも昨年に何件か相談を受けました。売れて万歳、買って万歳なWINWINの関係になれればいいのですがね”(-“”-)”
普段は変死現場の特殊清掃をするときに遺族様からのご依頼で遺品回収や金品・保険証券類の回収を依頼される事が多く、
遺品整理だけそのものを依頼されるはこの時期ならではでないでしょうか。。遺品整理の中で、いらない物、必要ないものに関しましては、極力ゴミとして処分するわけではなくて寄付やリサイクル・リユースを心がけておりますので、処分費用にも優しく、そして地球にも優しく遺品整理を行いたいと思っております。変死現場の特殊清掃も遺品整理もお困りの際はお問合せスタッフ一同心よりお待ちしております。
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腐敗臭

SCS特殊清掃の岡本です。

はやくも1月が終わり2月になります。もう歳があけて一か月たつというのが、恐ろしく早く感じる一月でした。
と言いますのも、例年以上に孤独死や孤立死、自殺といった変死現場の清掃へ出動する機会が多かったからです。
夏でもないにと思いながらも、ある現場では入室すると夏場並みの腐敗臭が充満していました。実際冬場の現場では、個人様がお亡くなりになってから一週間くらいでもご遺体を搬出された後の現場では異臭が少ない事のほうが多いです。しかし場所と時によっては強烈な腐敗臭が充満する事もあります。もちろん、臭いがきつかろうが、弱かろうが人がお亡くなりになった事には変わりませんので、誠意をもち供養の意を込めて作業しております。今年もたくさんの特殊清掃をする事になろうかと思いますが私たちはお亡くなりになった人が居るからこそ自分が生活できるんだということを忘れずに1日、1日を一生懸命生きて行こうと思います。突然の不幸により、お困りの事がありましたらSCS特殊清掃ケアサービスにご連絡ください。当社スタッフが精神誠意を込めて対応させて頂きます。お問合せ、ご連絡スタッフ一同心よりお待ち申し上げます。

遺産の遺し方

みなさんこんにちは。SCSの浜田です。

少し前に、97歳の資産家女性が「遺産は全て家政婦に渡す」と遺言を残して亡なった後、個人の実娘2人が遺産を不当に持ち去ったとして遺産の返還を実娘2人に求める訴訟を起こし、
実娘側に宝石類や約3千万円など全遺産の返還を命じる判決が下った。というニュースがありました。
報道というものはどうしても又聞きになるものなので、一見しただけでは裁判に関わった人たちがどんな理由・心情でどうしてこうなったか判断し辛いところがありますが、
裁判長は「介護せず資産のみに執着する実娘2人と違い、資産家女性に50年以上、献身的に仕えてきた。遺産で報おうとした心情は自然だ」とキッパリ判断したと記載がある上に、
娘2人が何度も母にお金を無心していたこと、介護など一切手伝っていな買ったことが書かれているので裁判の結果は順当であったと思われます。

母親を金蔓としか見なかった娘と、50年も支え続けた血の繋がりのない家政婦さん。感謝の気持ちとして何かを遺してあげたいなら断然家政婦さんですよね。
私にはあまり遺すほどのものはありませんが(泣)、この母親の気持ちを想像するに、お金の無心をされていたことよりも自分を孤独にしないでいてくれた家政婦さんを泥棒扱いした娘の心の貧しさに
愕然としたのではないでしょうか。

家族とは小さな社会であり、意外と運営が難しいものですね。
私はゆくゆくは家族に囲まれて大往生したいと思っているのですが、結構贅沢な望みかも知れませんね。

蛆虫・蠅の季節ももう少し

SCS特殊清掃の岡本です。
列島中の記録を塗り替えるような寒波も去り、本日は大阪でも10度を超える3月の陽気になりましたね。
このまま春が来ればいいな~と普通に考えていると、頭にアレが過りました。
そう、アレとは【蛆虫、蠅】冬場に冬眠していた、蠅がわんさか。。現在、高齢化社会に突入している日本でおひとりで暮らされているいわゆる独居の方、独居老人ともいいますが、そんな方が孤立死や孤独死の現場では、死後なかなか発見されないわけです。今のような冬場の変死現場ではご遺体の腐敗がゆるやかなので、強烈な腐敗した現場にはなかなかならないのですが、夏場のように腐敗したご遺体に蠅が卵を産み付けてそこから羽化した蛆虫が床を這いつくばる。そして、玄関の僅かな隙間からマンションであれば共有部にもぞもぞと出てくるわけです。それを見た住人さんがおかしいと警察に通報したり、アパートや賃貸マンションであれば扉の密閉性が低い家が多く異臭で発見されるわけです。夏場になれば死後2日で十分に腐敗が進行しており強烈な異臭と部屋中真っ黒になるくらいの蠅が生まれ飛び回ります。そんな季節もまたくるんだなぁとなんとも言えない気持ちになりました。しかしそれが私たちの志事です。お亡くなりになられた故人様、遺族様、物件オーナー様、管理会社様、近隣の住人様の哀しい気持ちを少しでも和らぐように頑張ります。変死現場で異臭の消臭・脱臭や、害虫駆除にお困りの場合はお問合せください。スタッフ一同心よりお待ち申し上げます。

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高齢者の独身生活

みなさんこんにちは。SCSの浜田です。

独居、独身、一人暮らし、やもめ暮らし等々「一人で暮らしている人」の代名詞はたくさんありますね。
その中でも一人で暮らす高齢者、いわゆる独居老人が年々増えているのはみなさんご存知のことと思います。
そんな中、大阪門真市の医師が60歳以上の高齢者を対象に、2年間で約1000人に日々の生活についての満足度などを尋ねるという聞き取り調査を行ったそうです。
それによると、独居の生活満足度の平均は73点。同居の68点を約5点も上回り、独居のほうが悩みは少なかったそうです。さらに、子供の有無や男女による差はなかったということです。
その理由は「家族とのコミュニケーションに対する苦慮」によるものと分析されていて、要するに対人関係が原因のようです。
対して、独居でも満足されている意見として挙がっていたのが「自由気ままに過ごせる。」「仲のいい同世代の友人や親類がいてたまに話ができる。」「その土地に住み慣れている。」というものでした。

気になるのは、この意見を出された方は独居であっても孤独ではないということです。
さみしい話になりますが、孤独であると、仲のいい友達や親類なんかいませんし、仮に健康を害してしまうと自由気ままに過ごすことは出来ません。

基本的に孤独死してしまうのは孤独な人達です。
確かに、毎日顔を合わせている家族とケンカしてエスカレートすることもあると思います。しかしケンカも家族や友達がいないことには出来ません。
一人暮らしは自由気ままで楽しいものですが、それもどこかで気にかけてくれている家族がいてくれてこその賜物であることは忘れないでいてほしいですね。

高齢者であっても若い人であっても、一人で生活されている方は積極的に地域の人たちと程よく関わりを持って楽しく日々を過ごしてほしいと思います。

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相次ぐ地震

みなさんこんにちは。SCSの浜田です。

このところ、東北地方や北海道で震度5弱にも及ぶ地震が観測されていますね。
日本は地震大国なので数字としては見慣れた感もありますが、やはり震度5以上となると体感としての揺れも大きく、物が落ちてくる危険も高くなるので非常に恐ろしいものです。
特に、耐震強度の低い建物はとても心配です。
震度5強ともなると壁や天井に亀裂が入ることがあり、それが引き金となって倒壊の可能性も出てきます。
そういった古い家屋に住まれているのはほとんどが高齢者さんです。それも単身世帯(独居)であったりご夫婦のみといった若い世代の同居人がいないケースが多いです。
すぐに耐震性のある家に建て替える。というのは現実的に難しいことですが、常日頃からご近所の方と連絡を取り合ったりして積極的に地域社会と関わりを持つようにしておくと、被災した場合に誰かに助けられたり、誰かを助けることができるのではないでしょうか。
災害の有無、高齢者、若い単身者に関わらず日常的に周りとコミュニケーションをとるようにすれば、発見の遅れる独居死や一人で悩んで自殺してしまうという悲しくて寂しい事件は少しでも防げるはずです。
なんにせよ、地震に備えて防災セットは用意しておきましょうね!

この時期特有の事故

みなさん明けましておめでとうございます。SCSの浜田です。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

2015年もあっという間に終わり、新年がスタートしました。
お正月ムードが落ち着いてきた今日この頃、ニュースを見ているとお餅をのどに詰まらせる窒息事故が多発しているようです。
「○○人搬送~」とか「○○歳の男性死亡~」とかテレビや新聞で取り上げられています。
お正月という日本の行事に関わる伝統的な食べ物なので、この時期に事故件数は必然的に跳ね上がりますが、餅などに起因した窒息事故による緊急搬送は一年間通じて起きているそうです。
主に噛む力や飲み込む力が弱い乳幼児やお年寄りに多く(9割が高齢者)、東京消防庁から急いで飲み込まない、食べやすい大きさに切って食べる等の注意喚起がされています。
また内閣府の食品安全委員会でも食品による窒息事故のリスク評価があのこんにゃくゼリーよりもお餅のほうが遥かに高くなっています。海外の新聞で「Mochi: New Year’s Silent Killer(新年の静かな殺し屋)」と書かれるだけあって死亡の危険度が高いのですね。

親族が集まるところなどの人の目が届くところで事故が起きたなら対処が早く大事に至ることは少ないと思いますが、心配なのは独居の高齢者さんです。
ひとりの状態で喉を詰まらせてしまったら助けを呼ぶことは出来ません。結果、孤独死につながる恐れもあるわけです。
一人で暮らしていると、思わぬとろに潜んだ危険のせいで命を落としかねません。
お餅一つ食べるにしても、十分にお気をつけください。

事故物件

みなさんこんにちは。SCSの浜田です。

私は仕事柄、不動産会社さんや管理会社さんとお話しする機会が多々あるのですが、「事故物件」という単語がよく出てきます。
事故物件には明確な定義はなく、広義では住宅ローン破綻や所有会社の倒産など売却理由としての金融事故、も含まれますが災害や害虫被害が解決していないものも含まれます。
対して一般的に事故物件といいますと自殺、事故死、火災による焼死、不審死など人に死に関わる事件があった場合を指します。もちろん、孤独死等で長期間発見されずに死体が腐乱した場合も当てはまります。
これらは「心理的瑕疵物件」とも呼ばれ、簡単に言えば「人の死んだ物件は気分のいいものでないので傷物と見做す」ということです。
仕方ないことです。
世の中いろんな死に方がありますが、亡くなった痕跡をきれいに戻し、また生きた人たちが利用できるようにし、またそれが亡くなった方の供養になれば幸いなことだと私は思います。

ゴミ屋敷で亡くなるということ

みなさんこんにちは。SCSの浜田です。

以前、ゴミ屋敷で孤独死され死後数か経過した物件の特殊清掃をいたしました。
分譲マンションだったため、賃貸のように家賃が支払われていないというような外部からの接触がなく発見が遅れたようです。
また、亡くなるずっと前からゴミ屋敷状態だったらしくご遺体が運び出された後にゴミの山が崩れ、死臭(腐敗臭)はすれども亡くなられた場所が私たちには見当が付きませんでした。
さらに数年蓄積されたゴミの臭い、生前飼っていたであろう猫のエサや排泄物などの臭いが入り混じり壮絶な現場でした。
何とか亡くなられた場所も発見し、しっかり消毒。ゴミの撤去を続けていると・・・
ご遺品から思い出の品(アルバムや賞状など)がこれでもかと出てきました。とてもきれいな状態で。
なにかの原因があってゴミ屋敷になってしまったけど、思い出だけはゴミにできなかったのですね。
そんな思い出を語れるご近所さんやお友達との接点が少しでもあれば、また違った亡くなり方もあったかもしれないと、ちょっと複雑な気分になりました。

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