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スタッフブログ|独居死・孤立死・自殺のSCS特殊清掃・ケアサービス

新型コロナウイルスと孤独死

SCS特殊清掃・ケアサービスの松田です。

新型コロナウイルスの猛威がまた来ています。大阪で感染拡大が起こり、医療体制が逼迫しているというニュースをよく耳にします。緊急事態宣言も愛知、福岡が追加され、おおよその予想通り、期間も延長されました。東京都も陽性者数の増加傾向が顕著ですから、ここからの人数には注意が必要ですね。宣言後の効果が出るのはまだ1週間半から2週間は必要でしょうね。昨年のこの期間も宣言が出されており、移動の自粛が叫ばれました。お盆の時期もまだ様子見という感じで、秋の大型連休の頃に収束の兆しがあり、移動も結構活発になりました。しかし、年末年始はまた感染爆発が起こり移動自粛となり、今の状況です。本来なら帰省や里帰りの時期になるべきところが、ほぼ移動自粛期間になってしまいました。帰りたくても、やはり両親の方が高齢であれば躊躇してしまいますし、まして都会から田舎への帰省となれば、ウイルスを持ち帰ってしまう可能性も高いですし、なかなか難しいですよね。2年もたつと、やはり高齢の方ですと健康状態が気になってしまいます。オンラインという手もありますが、それだけではなかなか分かりづらい部分もありますし、ましてネット環境自体がないことも多いです。こういった状況下で、普段は会えていたのに、連絡が遠くなってしまってといった形で、孤独死という形で発見され、後悔されるご遺族様も結構おられたりします。そうした現場を見るのは、やはり切ないものがありますね。インド型の変異株も注意が必要な状況になっていますし、やはりワクチン接種が終わるまでは、我慢の日々が続くしかないのでしょうね。大変ですが頑張っていくしかないですね。

東京都警察官友の会

SCS特殊清掃・ケアサービスの松田です。

警察官友の会が全国にあります。これまで大阪で事業を開始しましたので、近畿警察官友の会には入会していました。東京都に事務所を構えましたので、この度、「東京都警察官友の会」にも入会させて頂き、法人会員となりました。特殊清掃に入る現場はいわゆる変死現場ですので、事故現場や事件現場、自殺現場はもちろんですが、孤独死現場も変死現場になったしまいます。孤独死の場合は、一度警察が入って現場検証をして、事件性無しとなった場合、そこから特殊清掃をするといった流れになります。私たちが入る場合は、すでにご遺体が運び出された後になります。しかし、日数が経過していると、くっきりとご遺体の痕跡が残ってしまいます。この状態でもかなり臭気はきついのですが、やはりご遺体がある状態が一番臭気はきつい状態になります。中にはどろどろに溶けてしまった状態のご遺体もあります。そうしたご遺体は警察官の方が引き取られていくわけですが、やはりそういうのには頭が下がりますね。犯罪被害者支援の活動もありますし、少しでも警察官の方々の支援に協力させて頂ければと微力ながら思っています。

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震災関連死

SCS特殊清掃・ケアサービスの松田です。

2016年4月に発生した熊本地震からもうすぐ5年がたとうとしています。先ごろ、熊本城天守閣の復興が終了して、報道陣に先行公開されたとの報道がありました。復興のシンボルでもありますので、こういうのはうれしいニュースですね。熊本城も大きな被害にあい、有名な石垣が崩壊した様を見たときには地震の被害の大きさに衝撃を覚えました。一方で完全崩壊を免れた部分もあり、先人たちの偉大な仕事ぶりにも感銘をうけました。復興に関してはまだまだ途上ではありますが、こういうのはいいですね。

一方で仮設、復興住宅での孤独死は5年で35人に上っているようです。誰にも看取られずに亡くなったということで孤独死と定義されていますが、「孤独」という言葉があっているのかどうかは気になるところです。ただ、こういった災害で地域コミュニティが壊れてしまうことはありますので、こういった面については十分なケアが必要でしょうね。また、自殺や、地震に関連した精神的・肉体的負担によって亡くなられた「震災関連死」も218人認定されているようです。地震のことを忘れないことはもちろんですが、こういったことも忘れないように注視していきたいですね。

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田中邦衛さん

SCS特殊清掃・ケアサービスの松田です。

田中邦衛さんがお亡くなりになりました。ここ数年、体調が悪いというニュースもありましたし、人前にもでてこられてなかったので、そこまで驚きではなかったですが、悲しいですね。田中邦衛さんといえば、やはり「北の国から」のイメージが強いですね。連続ドラマの頃は見ていなかったのですが、スペシャルドラマはよく見ていました。その後、DVDで連続ドラマも見ましたが、すごくいいドラマでしたね。このドラマの田中邦衛さんはよくモノマネもされていましたし、印象に残っている人も多いのではないでしょうか。あそこまでの田舎暮らしをしている人というのはそうそういませんが、やはりああいう生活には憧れてしまう部分もありますね。地域の支えあいみたいなものもあって、日本でなくなっていってしまっている色々なものにスポットライトがあたっていたような気がします。孤独死なんかも、ああいう生活であれば起こらないのかもしれませんね。ご冥福をお祈りいたします

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着物高額買取

SCS特殊清掃・ケアサービスの松田です。

京都の帯仕立て業者の方がHPやツイッターに「着物の高額買取ありません」などと、悪質な業者によるトラブル防止のための注意喚起が話題になっているというニュースがありました。こういうのは昔からあるのですが、目当ては貴金属のケースが多いです。着物の高額買取しますと言って、訪問してそこから居座って、貴金属の買取を行うといった悪質な業者によるトラブルが結構おきているようです。そういう状況を聞いて、仕立て業者の方は注意喚起を行いたいと思われたようです。

弊社でも買取は行っていますが、着物はまず売れませんので買い取れたとしても大した金額にはなりません。ましてや高額買取など、骨董品と同じで、よっぽどの価値のある着物でないとあり得ません。着物自体着る人も減っていますし、そこから仕立て直してまた着るとなると一苦労です。昔に何十万円、何百万円で購入した着物であっても、今の時代に要は仕立て直して売れるかどうかです。需要がなければ高額買取しても損になるわけですから、やはり高額買取は謳い文句なわけです。こういったトラブルに巻き込まれないよう、安易に高額買取に騙されないようしてください。

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靖国神社

SCS特殊清掃・ケアサービスの松田です。

特殊清掃の仕事をしていると、人の生死にかかわることが多いので、やはりこの部分にはセンシティブになってしまいます。ただ孤独死の場合は不慮に亡くなってしまったとはいえ、特別な事情があるわけではありませんので、悲しいことではありますが、仕方がないという部分もあったりはします。もちろん遺族様にとっては無念なことであるのは間違いないですが。やはり悲壮感が漂うのは、自殺の現場や事件現場ですね。やはり、こういう場所に行くとどうしてもやりきれない気持ちになってしまいます。

先日靖国神社に行ってきました。こちらの展示館には、太平洋戦争でお亡くなりになった方々の遺書なども展示されています。この文面を読むとやはり涙を禁じえませんね。私よりも若い方もおられます。その方々はどのような気持ちで遺書を書き、戦地に赴かれたのでしょうか。自殺される方々の苦悩というのも並大抵のものでないのはわかります。ただ、こういった方々のことを思うと、今を一生懸命に生きたいと感じますね。新型コロナウイルスの影響で経済にも悪い影響がでています。経済が悪化すると自殺する方も増える傾向にあります。自殺が増えないことを心底望みます。

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コロナ禍

SCS特殊清掃・ケアサービスの松田です。

緊急事態宣言が各地で終了していますが、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県では再延長されることになりました。時短要請も継続されるでしょうし、飲食関連業界にとっては苦境が続きますね。観光業界も同じような感じでしょうか。本来であればお花見や、歓送迎会の時期でもありますし、書き入れ時がなくなるのは厳しいものがありますね。

ちなみに特殊清掃業界には書き入れ時というのは特にないですが、(不慮のものなので予測がつきません。)夏場はやはり、ご遺体が腐敗する速度が早いので、やはり冬場よりは大変な印象ですね。新型コロナウイルスの影響でいえば、やはり人と人との接触機会が減っていますので、どうしても発見が遅くなってしまうケースがあるようです。普段から、体調が悪い人の場合はそうでもないのですが、元気な方の場合は普段あまり連絡をとりません。新型コロナウイルスの影響で会うことも少なくなっていますので、その際に急に体調を壊してというケースの何件かありましたね。コロナ禍と言われますが、早く明るい世の中にしていきたいですね。

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関東事業所移転

SCS特殊清掃・ケアサービスの松田です。

2月12日より関東事業所が移転しました。場所は東京都江東区森下になります。江東区といえば両国が近いので、相撲部屋が多くあるのが特徴です。歩いている関取の方に会うことも多々あります。コインランドリーにまわし云々といった注意書きも見つけました。こういったところにも風情を感じますね。また、深川近辺になりますので、昔の風情を感じられるところも多く、なかなかいい環境かなと感じております。

事務所移転しても仕事自体は変わらないわけですが、こういった機会というのは色々なことを見直すいい機会にもなります。心機一転というわけではないですが、仕事を続けていくうちにどうしても慣れというのは出てきます。慣れが悪いわけではありませんが、どうしても慣れてこなしていくという感覚は出てきてしまうものではないでしょうか。これを機会にその辺を見直して頑張っていきたいですね。これからもSCS特殊清掃ケアサービスを宜しくお願い致します。

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浴室での特殊清掃

SCS特殊清掃・ケアサービスの林田です。

この時期に多いのが、浴室内でお亡くなりになるケースです。ヒートショックともいわれますが、寒暖の差が激しい場合(特に浴室廻りが寒い家は要注意です。)、浴槽のお湯などによって血圧などが急上昇して意識を失ってしまったり、血管に異常をきたすことがありますので注意が必要です。

浴室内の特殊清掃は特に悪臭がきつくなります。浴槽内でお亡くなりになった場合は、はってあったお湯に体液が混ざってしまうので、かさ増しの状態になってしまいます。量が増える分、清掃も必然的に大変になってしまいます。また一度、そのような状態になった浴室は再利用できませんので(発見が遅れた場合などの浴室)、浴室の交換が必要になってきます。必然的に、この工事費用がかなり高額になってしまいますので、お部屋の中でお亡くなりになった場合より金額が高くなってしまうケースが多いです。

寒暖差が激しくならないよう、脱衣所などにも暖房設備を置くなどして、ヒートショックを起こさないように注意してください。

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ゴミ屋敷の片付け

SCS特殊清掃・ケアサービスの林田です。

先日、いわゆるゴミ屋敷もしくはゴミ部屋の片付けに行ってきました。ゴミ屋敷の片付けで難しいケースがあります。単に、ズボラな性格だったり、忙しいといった要因で、ゴミが捨てられなかった、こういったケースの場合はそこまで難しくはありません。いわゆる明確なゴミなわけですから、あとは自治体のゴミの分別のルールに従って、搬出するだけの話です。後は経済的な話=価格が折り合えば問題なく進行していきます。量が多ければ苦労しますが、あくまで物理的な問題です。難しいのは、本人さんにとって、通常の人が不用品=ゴミと考える物でも、必要品となってくるケースです。飲食品の食べかすや、飲料品の飲み残し、などはいいですが、衣類や書類関係、他の様々な小物の扱いには困ります。衣類などが、ゴミにまみれて汚れていたり、小物でも同じ用途の物が多数あったり、壊れていたりすることが多々あります。書類など(特に郵送物)は封筒から出さずにそのままの物などは、必要か不必要か非常に判断が難しいです。少量であれば問題無いですが、大量にあるのがゴミ屋敷の特徴です。こうした場合は、仕分けにかなり注意が必要になってきます。時間もかかりますし、その分だけ費用も高くなってしまいます。また精神的にもかなり疲れます。これは、私たち作業員だけではなく、依頼者の方にとっても同様です。こういう場合の片付けには、なお一層依頼者の方に寄り添って、片付けを行う必要性があります。私も、精神保健福祉士の資格を持っており、こういった経験が役にたっております。これからも、より良い方法でゴミ屋敷の片付けができるよう、再びゴミ屋敷にならないようアドバイスしているように、精進していきたいと思います。

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