- 2015-03-23 (月) 18:21
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●命の花プロジェクト
ブログをお読みいただきありがとうございます。 特殊清掃SCSスタッフの松田です 。
青森県十和田市の三本木農業高校の愛玩動物研究科の2、3年生が取り組む「命の花プロジェクト」について、皆さん知ってますでしょうか?これは、殺処分された犬や猫などの骨を土に混ぜて花を育てるという取り組みです。三本木農業高校の生徒が青森県動物愛護センターを見学に行った際に、持ち込まれた動物が殺処分され、焼却され、残った骨は廃棄物つまりはゴミとして捨てられる現状を見て、自分たちでなにかできることがないかと考えて、始まった取組みです。殺処分された動物がお花に生まれ変わることによって供養される。こういった動物が多くいるということを世間に訴えかけるといった目的があるみたいです。
近年は減っているようですが、平成19年間には殺処分された犬は約10万頭、猫は約20万頭いました。年間約30万頭の動物が殺処分されたことになります。無責任な飼い主による飼育放棄などが主な理由となっています。保健所などから持ち込まれた犬や猫は、保管期間というのがあるらしいですが(それでも3日から7日程度らしいです。)、その保管期間が終わるとガス(二酸化炭素)によって安楽死の処分がとられ、そのまま焼却、残った骨はゴミとして処理されます。
三本木農業高校の取り組みについては賛否両論の意見が寄せられたみたいですが、農業高校生の甲子園と呼ばれる2013年農業クラブ全国大会の意見発表競技で、最優秀賞と文部科学大臣賞に輝きました。人間のエゴによって、飼われ、捨てられて死んでいく小さな命に光を与えたということで素晴らしい取組みだと思います。
孤独死の現場に行ったとき、ごくまれにですが、ペットがいたケースがあります。かわいそうにペットもミイラ化していました。人間のご遺体は警察が持っていってくれますが、ペットの遺骸はそのままです。こういった場合私たちが処理することもあります。ペットの火葬施設に持って行って、供養することもあります。小さいとは言え立派な命、粗末には扱えませんからね。
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