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スタッフブログ|独居死・孤立死・自殺のSCS特殊清掃・ケアサービス

死亡後に新型コロナウイルスの陽性判明

SCS・特殊清掃ケアサービスの林田です。

自宅療養中に新型コロナウイルスの感染が原因でお亡くなりになったというニュースが何度か報道されています。自宅療養から軽症者は隔離用のホテルに入ってもらえるように方針転換が進んでいるようです。一方でお亡くなりになった方の死因が後に新型コロナウイルスの感染によるものだったケースもでているようです。基本、体調が悪くなって救急車で病院に搬送された場合や入院している場合、自宅で終末医療などの場合は(かかりつけ医)お医者様が死亡の確認を行うことになります。一方、自宅などで突如お亡くなりになった場合は警察が来て検視を行うことになります。事件性などがあれば、ここから司法解剖などにまわされたりします。おそらく検視の際に今まで、防護服を着て検視などは、よほどなにかの感染症が疑われるケースでなければ行われていなかったと思います。しかし、今ではどなたが感染しているかわからないような状況です。病院でも他の症状で入院を受け入れた後に感染が判明するケースがでています。特に救急医療の現場はかなり逼迫している場所もあるようです。検視官の方も同じようなリスクにさらされているようです。警察庁でも疑われる場合には防護服着用などを通達しているようです。但し、自衛隊などは災害派遣や、動物などの防疫も行っているのでそうした医療物資も確保しているでしょうが、警察ではそこら辺の確保はどうなっているのでしょうか。備品を確保していればいいのですが、今は調達も難しい状況です。色々な現場で皆さん戦っておられて応援したい気持ちです。

ニューヨークで異臭騒ぎ

SCS・特殊清掃ケアサービスの林田です。

ニューヨークの葬儀場の近くで異臭騒ぎがあったようです。調べてみると、トラックの中に遺体が100体近くあったようです。トラックには冷蔵設備がなかったようです。御遺体が傷んで、死臭・腐敗臭がトラックから漏れ出してしまったんでしょうね。ニューヨークでは多くの方が、新型コロナウイルス感染症で亡くなっており、御遺体の処理にも困難をきたしているようです。葬儀場でも入りきらず、トラックに収容しているといったニュースは前にもみましたが、冷蔵設備はあるといった話でしたので、そちらも一杯になってしまったのかもしれません。日本では、死者数が欧米各国に比べて抑えられていますので、大丈夫ですが、このような状態になってしまうと思うと怖いですね。

感染症法の関係で、新型コロナウイルス感染症患者の方がお亡くなりになった場合は、24時間以内に火葬をしなくてはなりません。志村けんさんや岡江久美子さんがお亡くなりになった時もお葬式はできておらず、ご遺骨だけがご遺族のもとに帰ってきてましたね。普段普通に思える、皆に看取られて、葬儀して、お別れするってことも実は幸せなことなのかもしれません。気持ち的には区切りをつける契機になりますしね。収束して、普通な日常に戻れる日が待ち遠しいですね。

死臭の季節

SCS・特殊清掃ケアサービスの林田です。

特殊清掃の仕事をしているので、死臭に対する耐性は通常の人より強いのですが(とはいえ、我慢できるだけで慣れるわけではありません。)、やはり、冬場から春先にかけては、そこまで死臭の強い部屋に出会うことはありません。こたつやホットカーペット、暖房の使用といった条件下でなければ、腐敗の速度が緩やかで、比較的ニオイは弱い状態です。しかし暖かくなってくると、やはりいつものような強烈な死臭になってきます。冬場でやはりそういうニオイを嗅いでないと、やはり最初は面食らってしまう部分がありますね。ちなみに死臭と一概に言っても。人によってはニオイが違ってきます。年齢、性別、体重などの要件でニオイは変ってきます。比較的、高齢の方の方が、若い方よりニオイは低い傾向にあります。体重の軽い方の方が、重い方よりニオイは低い傾向にあります。後は発見が異常に遅れた場合(年単位とかですが)、ニオイは逆に低くなったりします。おそらく微生物や虫によって、色々なものが分解されていくからだと想像されます。

これから死臭がきつくなってくる時期ではありますが、いつものように頑張っていきたいと思います。

京都市内にて特殊清掃

SCS・特殊清掃ケアサービスの林田です。

京都市内にて、ご自宅で亡くなられて発見が遅れた方の部屋の特殊清掃に行ってきました。依頼者は親族の方で、家の中の御遺品整理も考えておられたのですが、物量が多く、今はこうゆう時期ですので、それらは落ち着いてからということになりました。ただ、亡くなられた場所は、御遺体の体液で汚れており、悪臭の発生とウジ虫の発生が確認されましたので、その部分の特殊清掃は行わせて頂きました。春の行楽シーズンで天気も良く、過ごしやすい気温ですので、本来ですと観光客でにぎわっている京都市内も今はやはり人があまりいませんね。観光地なども人はいないんでしょうね。これからGWで、本来ですと京都にも多くの観光客が訪れていたはずですね。各地の観光地も本来であれば、誘致にひっきりなしの時期ですが、今年は来ないでくださいと各自治体の首長が発信してますね。ちなみにネットで見かけたのですが、「来ないでくださいではなく、他の都道府県に行かないでくださいと言ったほうがいいのでは」とありました。確かに、他府県の方に言うよりは、各自治体でこうゆう風に訴えた方が角は立たないような気がしますね。とにかく早く収束されるよう皆で協力して頑張りましょう。

大阪市で血液の特殊清掃

SCS・特殊清掃ケアサービスの林田です。

先日、大阪市内にて血液が飛び散った場所の特殊清掃に行ってきました。和室と洋室のある1DKの部屋で怪我をされて出血されたそうです。出血された方は救急車で搬送されて、命には別状はないとのことでよかったです。お酒を飲まれていたので、ちょっと出血量が普通より多くなってしまったようです。畳はめの中に血液が染み込んでしまいますので、若干染みが残ってしまいますが、フローリングの部分は綺麗になって、血液痕は無くなりました。新型コロナウイルスの関係で、感染症が大きな関心事になっています。血液の中にも感染症のリスクはかなりあります。代表的なところでは肝炎ウイルスやHIVウイルスでしょうか。中でも肝炎ウイルスは乾燥血液の中でも長時間残留していますので、注意が必要です。普通の清掃業者、ハウスクリーニング業者では血液の清掃は危険があるので請け負っておりません。専門業者にきちんと依頼されることをお勧めします。もちろん、少量であれば自分たちで処理は可能です。この場合はお湯を使うと血液の中のタンパク質が凝固してしまいますので、お湯は使わないでください。特に洗剤を使う必要はありませんが、使うなら中性よりもアルカリ性の洗剤(今であれば重曹やセスキ炭酸ソーダなど)がお勧めです。意外と知られていないのは過酸化水素水(オキシドール)です。血液の成分を分解してくれるので、洗濯できない家具などの布地の場合は、過酸化水素水をかけて、キッチンペーパーなどで吸い取ればほぼ目立たなくなります。ちょっとした血液汚れであれば以上のことに気を付けて清掃してみて下さい。

孤独死

SCS・特殊清掃ケアサービスの林田です。

孤独死というのがどういう定義かというのはいまだにはっきりとわかりません。しかしこの新型コロナウイルスの感染拡大によって、家でお亡くなりになる方がおられるみたいです。今の現状では、軽症者は自宅で待機となっています。しかしあっという間に重症化するのが、このウイルスの特徴のようです。軽症で自宅待機の間に重症化して亡くなった方のニュースがここ数日報道されました。これも孤独死といったことになってしまうのでしょうかね。警察庁でも変死でなくなった方の中でPCR検査を行ったら何件か新型コロナウイルスの陽性反応が出たようです。色々なところにこのウイルスの影響がでているんだなと実感させられます。変死案件で陽性者がでたということは、やはり警察の方でも衝撃でしょうね。現場に出向いて御遺体を回収すのは警察官の仕事になります。この場所全てで感染対策を施して現場にあたるのは至難の業だと思います。色々なところで、危険と隣り合わせで仕事をしておられる方がいらっしゃいます。医療従事者はもちろんですが、こういった方々にも感謝ですね。

ゴミ収集

SCS・特殊清掃ケアサービスの林田です。

報道であったのですが、ゴミの中にお手紙が入っていたそうです。内容としては、この新型コロナウイルスで大変な中、ゴミを収集しに来てくれてありがとうといったことだったようです。心が温まる話ですね。ラオフラインが止まってしまうと、通常の生活が維持できなくなります。ゴミの収集が滞ってしまうと大変なことになってしまいます。感謝ですね。そんな中、マスクの無遠慮な廃棄なども目立つと言います。やはり、感染のリスクを考えると、そのマスクを処分しないといけない人は恐怖ですよね。ゴミ収集されている人にとっても、どこに感染者がいるかわからない状態ですし、ゴミ袋の中身も怖いですよね。袋にきちんと詰められて入れば中身が出てくることはないと思いますので、袋は2枚重ねにする、破れないように余裕を持っていれるといったように、いつもよりは注意してゴミ出ししてみて下さい。

遺品整理を行う中で、ゴミ収集は切っても切れない関係になります。一般廃物物収集運搬許可業者が自治体毎にいますので、そこにゴミを運んでもらうことになります。社会ではあまりスポットを浴びないところで頑張っている業者さんがまだまだいますので、感謝したいですね。

ステイホーム・家にいよう

SCS・特殊清掃ケアサービスの林田です。

新型コロナウイルスの感染拡大で、人との接触機会を減らすために家にいようと盛んに言われています。そこで、この機会を契機に家の片付けをしてみるのもいいかもしれません。家の中で動くことができて運動不足解消に役立つかもしれません。普通は家の片付けって時間もかかって大変で、他の用事の後回しにしてしまいがちで、なかなか手をつけずらいですから、これだけ家にいる時間を活用しない手はないと思います。

遺品整理などで大変なのや金額が高くなるのは物量が多い場合です。基本、家族で暮らしていた物をそのまま残しておられる家が多いのでそれが負担になってしまいます。まず、お子さんたちが家を出られて、どこかに一家を構えておられるのなら、お子さんが必要なもの(思い出の品)以外は片付けていいかもしれません。家具や趣味の品をそそまま置いておられるケースもありますが、いてもいらなくてもいいので実家に残しておられるケースも多いです。こういった物をを片付けると物が減っていきます。また押入れなどの整理も大事です。使わなくなった寝具類を片付ける、押入れの肥やしになっている引き出物類を片付ける、こういったこともいいと思います。いらない物は少しづつでいいので、ゴミの日に出すようにしましょう。引き出物関係で綺麗なものがあれば買い取ってもらうことも可能なので、これはこの騒動が収束してから、リサイクルショップを活用しましょう。本なんかんそろっているのなら、古本屋を活用するのもいいと思います。いずれも高くは買い取ってはもらえないと思いますが、片付けに楽しみを見出すのもモチベーションになりますので、ゲーム感覚でやってみて下さい。時間と体力と知識、道具があるのならいらない大型家具を解体するのもいいかもしれません。普通ゴミでだせるようにすれば、お金の節約になります。

片付けも楽しみを見出しながらやれば時間つぶしに持ってこいです。今年はお子さんたちも帰省が難しいでしょうし、こういった片付けを通して、思い出話に花を咲かすのもいいかもしれません。家にいる時間の有効活用として片付け、考えてみて下さい。

よもやのGW

SCS・特殊清掃ケアサービスの林田です。

弊社の仕事は年中無休ですので、GWであろうと休みは無いので(スタッフ、交代交代で休んでいます。)、GWは交通渋滞などで、仕事がしずらいといった印象なのですが、今年はGWは家にいる人がほとんどになりそうですね。(そうなってほしいです。)休業要請によってほとんどのお店は休みになっています。観光業やレジャー施設などにとっては、書き入れ時だっただけに大打撃でしょうね。但し、都市部の感染拡大はおさまっていませんし、帰省などによって、地方に感染が広がっているだけに、今は辛抱のしどきでしょうね。

毎年、この時期はさすがにそんなに仕事は無いのですが、やはり緊急の案件はどうしても入ってきてしまいます。高速道路が混みますし、遠方ですと往復だけでかなり時間がかかってしまいます。今年はあまり高速道路は混みそうにないかもしれませんね。こういう状況ですので、弊社でも仕事の仕方は工夫しておりますが、営業はしておりますので、特殊清掃で困ったときはご相談ください。

大阪市犯罪被害者等の支援に関する条例

SCS・特殊清掃ケアサービスの林田です。

4月1日から大阪市では、「大阪市犯罪被害者等の支援に関する条例」が施行されることになりました。この条例では、犯罪被害の発生の初期段階に市役所側から犯罪被害者等に接触を図るなどして、犯罪被害者等の状況に応じたアウトリーチ支援を行うようです。その他に見舞金の支給や日常生活の支援や相談及び情報提供といったことがなされるようです。先日もテレビで放送されていましたが、こういった条例が制定されている自治体はまだ少ないようです。大阪市でもやっと施行されたということです。活動をされておられる方のインタビューでもありましたが、条例が制定されている自治体では支援が受けられて、そうでない自治体では支援が受けられないというような不公平感をなくしていきたいということで、各自治体に働きかけを行っているようです。今回の条例では、初期段階から自治体の方からアプローチできるようになっていますので、そういう面では非常に良いのではないでしょうか。やはり、犯罪被害にあわれますと、様々な心労に物理的負担がかかってきます、被害者の方の方から、制度を調べて、支援を自発的に受けていくといったことは非常に難しいのが実情です。こういった制度を活用されて、少しでも助かる犯罪被害者の方が増えるといいですね。自治体だけではなく、警察の方でも、犯罪被害者支援のための制度はありますので、こちらも活用されていくようになればいいですね。

日本の司法制度では長らく、犯罪者側の人権などに配慮する面が重視され、被害者側に対する配慮が不足していたと言われています。まだまだ、改革していく部分はあるとは思いますが、犯罪被害にあわれた方々が少しでも物理的には助かるような社会であってほしいと願います。

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