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ゴミ屋敷清掃 Archive

あなたはひとりじゃない

●あなたはひとりじゃない

突然何のことかと思われたかもしれませんが、政府の内閣官房 孤独・孤立対策担当室から「あなたはひとりじゃない~声をあげよう、声をかけよう~」というウェブサイトが立ち上がっています。

年代、性別、さまざまな状況で、誰にでも起こりうる孤独・社会的孤立について、啓発と支援につなげる役割があるようです。

孤独・孤立について話し合うオンラインのトークイベントや、チャット形式による相談窓口・支援制度の紹介などが内容となっています。

誰にも言えずに悩みを抱えるというのはしんどいものだと思います。

言える場所がある、人がいるというのは大切です。

困っていることが話せる、聞くことができるそういう社会にしていこうという趣旨ですね。

私たちの業務でもいわゆるゴミ屋敷といわれるようなお部屋の清掃や片付けをお手伝いさせていただいておりますが、お部屋の主の方も、ゴミが溜まってきている、捨てないといけない、とは分かっておられて、ご自分でもどうにかされようとしている間にできずに事態は悪化し、どうにもご本人だけでは手を付けられなくなって、ついにお片付け業者である私たちに連絡をいただくというパターンはあります。

もっと早い段階で身近な誰かに相談できていれば、自治体による日常ゴミや粗大ゴミの対応で済んだかもしれませんし、部屋の汚染、健康被害、金銭的損失は避けられたかもしれません。

ウェブサイトから良い方向に歩み出せる人があらわれるといいですね。

興味のおありの方は「あなたはひとりじゃない」で検索してみてください。

ゴミ屋敷の片付け

SCS特殊清掃・ケアサービスの林田です。

先日、いわゆるゴミ屋敷もしくはゴミ部屋の片付けに行ってきました。ゴミ屋敷の片付けで難しいケースがあります。単に、ズボラな性格だったり、忙しいといった要因で、ゴミが捨てられなかった、こういったケースの場合はそこまで難しくはありません。いわゆる明確なゴミなわけですから、あとは自治体のゴミの分別のルールに従って、搬出するだけの話です。後は経済的な話=価格が折り合えば問題なく進行していきます。量が多ければ苦労しますが、あくまで物理的な問題です。難しいのは、本人さんにとって、通常の人が不用品=ゴミと考える物でも、必要品となってくるケースです。飲食品の食べかすや、飲料品の飲み残し、などはいいですが、衣類や書類関係、他の様々な小物の扱いには困ります。衣類などが、ゴミにまみれて汚れていたり、小物でも同じ用途の物が多数あったり、壊れていたりすることが多々あります。書類など(特に郵送物)は封筒から出さずにそのままの物などは、必要か不必要か非常に判断が難しいです。少量であれば問題無いですが、大量にあるのがゴミ屋敷の特徴です。こうした場合は、仕分けにかなり注意が必要になってきます。時間もかかりますし、その分だけ費用も高くなってしまいます。また精神的にもかなり疲れます。これは、私たち作業員だけではなく、依頼者の方にとっても同様です。こういう場合の片付けには、なお一層依頼者の方に寄り添って、片付けを行う必要性があります。私も、精神保健福祉士の資格を持っており、こういった経験が役にたっております。これからも、より良い方法でゴミ屋敷の片付けができるよう、再びゴミ屋敷にならないようアドバイスしているように、精進していきたいと思います。

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ゴミ屋敷

SCS特殊清掃・ケアサービスの林田です。

世の中にはゴミ屋敷というものが存在します。まさかと思う人も多いと思いますが、本当に天井近くまでゴミで埋まっている部屋があります。先日も火災がありましたが、それもゴミ屋敷でした。ゴミ屋敷というのは、火災の危険性が非常に高いです。タバコを吸われる人の部屋ですと、タバコからのボヤによって所々焦げている場所がみつかることもよくあります。よく火事にならなかったなと思いますね。このほかにも電化製品による漏電や断線による火災の危険性も生じます。生ゴミ系統のゴミ屋敷の場合、水分が下に堆積してしまうので漏電の危険性が高まります。また、ゴミの重量で下に埋もれた電気製品が壊れたり、断線したりして家事の危険性が生じます。

またゴミによって、ネズミやゴキブリが寄ってきます。また夏場ですとハエやコバエが大量に発生します。こうった害虫は当該の部屋や家だけでなく、近隣の方の住環境にも影響を及ぼしてしまいます。

ゴミ屋敷に住んでいると、他人が部屋に入るのを拒むようになります。やはりそういう部屋を人に見られるのは嫌だという思いはあるようです。まだゴミを溜めているといった認識があればいいのですが、ゴミではなく所有物だといった認識の人もいます。こちらはもっと片付けるのが大変です。捨てる気がないからです。「健全な精神は健全なる肉体に宿る」とも言います。こういったゴミ屋敷の場合、食事はインスタントで、お風呂にもきちんと入らないといったケースがよく見受けられます。「衣食足りて礼節を知る」を知るといった言葉もあります。まずは、環境を整えることからはじめて、ゴミ屋敷になってしまうココロを変えていければいいなと思い、作業しております。

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守口市でゴミ屋敷の片付けと特殊清掃の作業をしました

すっかり冬の終わりを感じ、春の到来な気温になりましたね。

新型コロナウイルスが全世界で猛威を振るっている為、卒業式が開催されなかった方や、これからの入学式はどうなることうやら。。

心配はつきませんね。SCS特殊清掃にも新型コロナウイルスの発生があった場合に、オフィスなどの消毒は可能か?との問い合わせが毎日数10件かかっており、予防の為に事務所を清潔にしてほしいなどの、事前消毒へ毎日現場が続きますが早く終息してほしいものです。

守口市でゴミ屋敷の片付けと特殊清掃をしました。

ドアを開けたらもうごみで埋まっている状態で、部屋の少しくぼんだスペース(そこで生活していた)でお亡くなりになっておられた。強烈な死臭と腐敗臭が、マンション共有部にまで漏れ出ていたために、発見に至ったそうだ。ゴミ屋敷でも生ごみ系はほとんどなくて、どちらかといえばモノ屋敷。私の今までの経験では裕福な方(お金を持っている)がこういったモノ屋敷にしてしまう人が多い。

セルフネグレクトによる病気が原因の場合もある。身体を悪くしてあまり活発に行動できなくなった方が、モノ屋敷にする傾向にあると思います。腐敗体液の汚染源を消毒、特殊清掃をしてから2日がかりでトラック12台分の量を搬出しましたが、これからは消臭作業へ入ります。遺族様に聞くと、市内の立地条件の良い場所にありますので、リフォームしてから売却するようです。

作業前

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作業後

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大阪市都島区でゴミ屋敷現場で特殊清掃をしました。

SCS特殊清掃ケア・サービスの岡本です。

大阪市都島区でゴミ屋敷でお亡くなりになり時間が経過した現場の特殊清掃とゴミの撤去をしました。

都島区の築30年程はいっているだろうか。かなり年期の入ったビルのような住まい。

ご依頼者はビルのオーナー。80歳代ではあるが元気なおじいさん。

60歳代の男性が一人で住んでいる下階の住人が天井から蛆虫が沢山落ちてくるとの事。

これは何事かと慌てて警察に通報して警察が扉を開けた瞬間から2DKの室内いっぱいのごみの山と、強烈な腐敗臭・大量の蠅が飛び交っていたそうです。

60歳代の男性は孤独死していたのだ。死後1か月半経っていたそうでご遺体の腐敗が激しく本人確認も難航していたが、

歯医者の通院履歴から歯形の鑑定が行われ。ご遺族様も無事に直葬して故郷に連れて帰る事が出来たらしい。

しかし、オーナーさんからすれば、持ち物件であるビルの当該部屋の下の階の住人のクレームと、ごみ屋敷。おまけに強烈な腐敗臭が残っている状態。自分たちでどないすることもできず。

遺族様からはいくらかは戴いたとはいっているが、連帯保証人でもないので全部請求することはできない。

ある公的機関から弊社を紹介いただいたとの事。冬の時期にしては珍しい緊急対応した。

現地へ向かい階段で4階まであがる最中、この冬の寒い時期なのに強烈な腐敗臭が漂っている。

いわゆる外廊下(外に廊下と玄関が面している)ではなくて内廊下なので臭気の逃げ場もなく腐敗臭は重い空気となって漂っていた。

昭和に良くあった団地の鉄扉を開けずとも中がわかる。絶対強烈な状態に決まってると・・。

ただ。のんびりするわけにもいかず、このビルが内廊下の為に扉を開けたらすぐに入室してすぐ扉を閉める必要があった。

強烈な腐敗臭を外に出さないために。

私も変死現場の入室は何千件も対応してきたのでマニュアル通りの行動をしてみたのだが開けた瞬間飛び込んだのはいいが、なにせゴミ屋敷。玄関扉をあけたらごみの山を駆け上がる感じだったが駆け上がるよりも埋もれていく感覚になる。

いつも見ているゴミ屋敷とは少し違っていて、ゴミはコンビニかスーパーで購入したであろう弁当を食べた後の

プラスチックパックやペットボトル等の殻が多くあり、内容物がそのままで腐ってしまった典型的なゴミ屋敷とは

違ってハードに地盤が固まるのではなく、ごみ自体の見た目はソフト(だだし量はすごく多い)

じゃあ何がこれだけ強烈な腐敗臭を感じさせるのかというとそれはこのごみの先に見える

どす黒い粘土状の人型から発する強烈な臭気ということはわかる。

現場の状況確認すると故人は急に身体の具合が悪くなりトイレの前で倒れこみ

そのままお亡くなりになった。

倒れた反動でゴミが覆いかぶさって埋もれる形で長期間放置されたようだ。

そして死後腐敗が始まり、臭いを嗅ぎ付けた蠅が家屋の隙間から室内に侵入しご遺体に卵を産み付けて

それが羽化して大量の蛆虫、蛹、蠅のサイクルが三周くらいあったのだろう。

大量の蛆虫が下の階の天井から落ちてくるのも、聞いた場所が一致するので、産まれたばかりの蛆虫(1㎜以下)の大群が

隙間から床下へと腐敗体液を食しながら暗い所を好み異動していく。

そして階下の天井へと到達。こういった事はよくある。長屋ではこのような事は本当に頻繁にある。

賃貸マンションでも隣の家で蠅が大量発生することもある。

なぜこういうことになるのかは、構造上の問題としか言えない。最近の分譲マンションのように

気密性が高い物件なんてほとんどないので隣や、階下での発生が起きるのだ。

しかし隣人たちからすれば、自室に蛆虫が沢山いる状態。しかも隣室では変死事件が起きたと。

それはたまったものじゃないのだが

段階的に防駆除するしかできない事を納得するまで説明するようにしている。

実際今回の件も段階的に言うと

①汚染部分の特殊清掃・汚染ゴミの撤去②害虫防除③室内全体のゴミ撤去④害虫駆除。

最低2回害虫防駆除をする必要があった。

特殊清掃・撤去作業前

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特殊清掃・撤去作業後

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その後、消臭・脱臭も依頼いただきました。

8050問題

SCS特殊清掃・ケアサービスの林田です。

社会的孤立の話題に続いて、ひきこもりについてです。

内閣府の調査で、40~64歳のひきこもり状態の人が全国に61・3万人いることがわかったと先月発表されました。これは15歳~39歳の数より多いそうです。ひきこもりという言葉が世間に認知され始めた当初は若者に起こっている問題というイメージでしたが、それが長期化しており、いまや若者だけの問題ではないことがわかります。「8050問題」といって、ひきこもりの中高年(50代)と高齢者の親(80代)が社会的孤立状態におちいっている問題が新たに生じているようです。実際にひとつの家で高齢の親と中高年の子の二人が孤独死する事件が起こっています。特殊清掃が必要な状況も起こっています。また地域の高齢者総合相談窓口である地域包括支援センターの職員さんとお話していても、ひきこもりと親の世帯で往々にしてゴミ屋敷状態になっている問題もお聞きしたことがあります。問題は複合化してきています。

何かのきっかけで(学校や職場、または家庭でのできごとで)自宅にひきこもるようになることは誰にでもありうることだと思います。そこで同居の家族も解決の糸口をつかめず、家族内で問題を抱えたまま何年何十年と経ってしまう現実があると。おそらく何とかしないといけないと思っている当事者の方は多いけど、長くなればなるほど外に一歩踏み出す、何かを始めることもハードルが上がっていくのでしょう。少しの変化、外部との関わりを増やしていくことが必要でしょうが、本人や親だけでは難しいのだと思います。ひと昔前以上にSNSなどで知らない人とのつながりが持ちやすくなっている現在、ひきこもっている人が少しずつ外につながっていくような動きは起こっていないのでしょうか。きっとひきこもっている人の得意な(得意だった)ことや好きな(好きだった)ことで、人とつながりが持てることが多くあるように思うのですが…。

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セルフ・ネグレクトからゴミ屋敷、孤独死へ

こんにちは、スタッフの林田です。

寒いですね。気づけば寒い寒いと言っている自分がいます(夏も暑い暑いと言っていますが・・・)。
以前も書きましたが、この時期は入浴中の事故が増えてしまいます。ヒートショックにはお気をつけください。高齢者だけでなく40代~の働き盛りでも起きるといわれています。脱衣場、浴室は先に温めてから、入浴前後に1杯水を飲む、など対策をしてくださいね。

さて、本日はセルフ・ネグレクト、ゴミ屋敷、孤独死についてです。

●セルフ・ネグレクトからゴミ屋敷、孤独死へ
セルフ・ネグレクトという言葉はご存知でしょうか?
ネグレクトというと児童虐待のニュースなどで聞かれたことがあるかもしれません。食事を与えなかったり、おむつを替えないなど世話を怠ること、放棄することをいいます。
なので、セルフ・ネグレクトは自分自身の世話をしないことという意味になり、日本語では「自己放任」とも訳されます。
生活に当然に必要とされる食事や入浴、掃除、ゴミ出しなどを継続的にしない(または、できない)。通院や服薬、介護サービスが必要なのに利用を拒否する、など。そうすることで生活環境・健康状態が悪化し、ゆっくりと生命が危険にさらされていくことです。
親しい人との別れや失業、持病の悪化、認知症など、いろんな要因、背景があってそういった状態になっていくのですが、その結果のあらわれとしてゴミ屋敷があります。
本来捨てるべきゴミで部屋がいっぱいになって足の踏み場もない。トイレも風呂も入れないので汚物はそのままになっている。害虫が発生している。最悪そうなっていきます。
そういったゴミ屋敷から想像されるのは孤立・孤独です。
家族やお客さんが来るのであれば、出迎えられるようある程度部屋を片付けるのがふつうです。ゴミ屋敷清掃の現場で感じるのは、この家(部屋)には長く誰も入ってきていない、他者との関わりがないのだろうなということです。あるいは、他者への拒否ですね。高齢者の地域での相談窓口である地域包括支援センターの職員さんとお話しをしていて、ゴミ屋敷の本人が支援を拒否するのを訪問を重ねて少しずつ信頼関係を築くのだと聞いたことがあります。ゴミ屋敷住人が片づけを拒否して地域住民とバチバチのトラブルとなる報道なんかをよく目にしますが、それ以外にも「他人様の世話になるなんて申し訳ない」「自分で掃除しようと思っている」といった恥の意識やプライドからひっそりとゴミ屋敷状態になっている人が多いと思います。
そうして社会との接点が薄れ、健康状態の悪化を放置した先に孤独死は起こるのではないでしょうか。問題はつながっているのだと思います。
ではどうすればよいのか。高齢者に関しては行政、福祉・医療・介護関係者、民生委員などの皆さまが日々支援に奮闘されていると思います。いっぽう、若者や中高年のセルフ・ネグレクトにはサポートが行き届かないのが現状ではないでしょうか。社会の課題だと思います。
こうした課題に弊社として何ができるのか?清掃やお片付けの作業はもちろん業務として行うのですが、ゴミ屋敷や孤独死の現場を知る者として、悲しい孤独死が一つでも減っていくように発信していくことも大事なことだと考えています。

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連日孤独死現場が続いています。

お盆も明けたが一向に秋の気候を感じる事がありません。夏の後半というより連日の暑さはまだまだ真夏の暑さですね。
我々SCS特殊清掃ケアサービスも連日、特殊清掃の作業が続いております。感じる事は例年以上に孤独死が増え、この暑さなので死後2,3日もすれば腐敗が酷くなりはじめ強烈な死臭、腐敗臭が伴い発見されるケースが増大しております。地域コミュニティがきちんと出来上がりつつある地域でも2,3日でそのようなことになるとは思わないと思います。しかし現実に孤独死は増え続けています。一日でも近隣の方の顔をみなければ気にかけて上げれるような関係を築いていかなければいけないのでしょうか。ゴミ屋敷でお亡くなりになっておられる方も例年以上に増えています。片づける事が出来ずゴミをためてしまい、そのゴミの中で埋もれ誰からも発見されることなく、お亡くなりになって二カ月後に発見された方がおられました。近隣との接点を絶ち普段からゴミの異臭が近隣に漏れていたそうです。そんな状態なので死臭にも気づきにくかったのかもしれません。こうなってしまう前に何とかできないかとなんか悔しい気持ちになった現場でした。現在ではゴミ屋敷にしている人は発達障害の一種と認知されつつあります。そうなれば何か国や行政を通じてサポートしていく体制って作れないのでしょうか。セルフネグレクトの理解を深め対応していけば改善されることもあり、最終的にはゴミ屋敷での孤独死減少につながるのではないでしょうか。私はそういったゴミ屋敷での孤独死防止の取り組みに参加していきたいと強く思った夏です。

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ゴミ屋敷での孤独死現場

SCS特殊清掃の岡本です。梅雨に入ったとはいえ、空梅雨状態の毎日が続き、この季節らしからぬカラッと暑く感じる毎日ですね。例年に比べて過ごしやすいかと思いますが、今週半ばからは雨も降りだしてじめじめといつもの梅雨日に戻りそうです。さて、SCS特殊清掃では連日の現場作業なのですが、今年もこの時期にやはり多いのがゴミ屋敷の中で孤独死されていて発見が遅れてしまう方のお掃除に連続して作業に入っております。ゴミ屋敷の方の特有な事は近所とのコミュニケーションをしっかりとられる方が非常に少ないことです。実際にゴミ屋敷であるからこそ、人とコミュニケーションがとりずらいと思います。マンションでも一軒家でも同じ。ゴミ屋敷とは気づかれないようにしていても近所の方はわかるものです。窓やドアにうっすら移るゴミ袋の山、この時期には強烈な悪臭が出てコバエが家自体にたかっている状態もあります。住まわれている本人はそれが当たり前になるので臭いには全く気付かない場合も多く、近所の方々も近づいてそれをはっきり言うともめることになりかねないので黙っている状態なのでしょう。しかしそうやって疎遠になると変化に気づかないものです。ゴミ屋敷の中のゴミに埋もれて一ヶ月以上経ったのちに最近見かけないな?と玄関前に立つととんでもない異臭と窓一杯の蠅に気づくわけです。そんな哀しい結果になってしまって近隣の方ももっと早く気づいてあげればよかったとの声も良く聞くのです。近隣でゴミ屋敷の方が居れば自治体によっては積極的に声掛けをしているところもあります。ゴミ屋敷の強制撤去の執行を法律化させた自治体も増えつつあります。ゴミ屋敷でなければ亡くならなかった命も沢山あるのです。ゴミ屋敷でお亡くなりになった方の特殊清掃や消臭、そして遺品探索などの仕事をするよりゴミ屋敷の方の生活改善に携われるようにこれからしていきたいと強く思う毎日であります。

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ご遺体の発見が遅れた場合のDNA鑑定

SCS特殊清掃ケアサービスの岡本です。
今年は猛暑になると様々な情報がはいっていておりますが、まちがいありません。昨年よりも昼間の温度が高い日がつづいていますね。こんなに暑い日々が続くと私たちももう夏バテ対策をしております。塩飴を舐めながら十分な水分補給だけは要必要です。4月末から連日の特殊清掃と消臭作業が続いております。こんなに暑くなってきたので残念ながらご遺体の腐敗進行が速いのでしょう。大量のハエと蛆虫まみれの現場が続いております。そして例年以上にゴミ屋敷の中で急に心臓麻痺などの病気で倒れられたのでしょうか。誰からも発見されることなくお亡くなりになり、やがて強烈な異臭を放ち大量のハエが飛び回った状態で発見されるケースが連続して起きています。死後1カ月以上たってしまうとどうしてもご遺体の本人確認がなかなかうまくいきません。生前のお姿とは180度まるっきり違うお顔立ちになってしまっている事がほとんどです。なのでご遺体を引き上げられた警察は身内を探す作業と並行にDNA鑑定をします。最近この時期の場合でしたら最大で1か月以上かかることもあるのです。もちろん本人確認が取れないイコール事件性が物件自体に掛かったままになると立ち入り許可がおりません。そうなると玄関ドアから漏れ出る異臭や流れ出る大量の蠅などの処置をしようにも出来ないのです。それで困った物件オーナー様や管理会社様からなんとかしてくれという連絡がはいるわけです。わたしたちも近隣の苦情になっている原因を直接事情を警察にお話しさせていただき、室内の残置物(遺留品)などには一切手をつけず作業します。ただし、腐敗体液に汚染している残置物に関しては貴重品以外処分しますと説明して警察から許可を頂くことになるのです。残置物がある状態では完全に害虫駆除と消臭を施工する事は一時的だと可能ですが、またぶり返します。オーナー様が求めているのは近隣のクレームを抑えて欲しい一点なのでそこに全力投球します。 汚染物は完全に取り除き、蛆虫やハエの成虫には適切な殺虫を施し蛹に関しては殺虫剤が効かないので、蛹から蠅の成虫になるのを阻害する脱皮阻害剤を直接散布しなければいけません。単に特殊清掃といってもきちんとした施工をしなければ二次被害につながる可能性もあります。そこまで施工してももちろん部屋の中には強烈な死臭や腐敗臭が吸着した残置物が沢山あるので100パーセントの解決にはならないのですがまずはオーナー様が求められている結果を出すことです。そのような現場が連続してはいっておりますがお困りの方はSCS特殊清掃までお問合せください。

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