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2016-03

ゴミ屋敷や汚部屋の特殊清掃の話

SCS特殊清掃・ケアサービスの岡本です。

先日あった大阪市内での現場作業についてお話しをさせて頂きます。
現場といっても誰かがお亡くなりになった現場では無くて汚部屋、いわゆるごみ屋敷でした。
SCSでは汚部屋やごみ屋敷の清掃も対応させて頂いております。
お客様は女性の方で実は三年前から今回で3度目の依頼でした。
思い出せば三年前の部屋はとてつもなく汚く、風呂、トイレまでもごみでいっぱいになっており、生活ゴミが腐敗して近隣からの臭いの苦情により、
助けてーと依頼が来ました。その当時に依頼者様に私は言いました。片付けないと、不衛生な部屋で埃や色んな細菌を吸い込む事によりそれがあなたの体で病気に繋がる事がある。そうしてゴミにまみれてお亡くなりになった人の部屋の片づけを何度もしてきたと。本当に脅しでは無くそんな事にならないようにしてほしいと。それから2年ほどたった昨年末にはなんとお風呂とトイレにはゴミが無い状態になっており、そして今回はゴミはほとんどない状態でした。わかってくれたのでしょうか。依頼者の方も本当に頑張って自分で処分したりしていたのでしょう。そして今回はマンションを引き払って実家に帰るとの事。
もう二度と当社のお世話になる事は無いと嬉しそうに言っている顔が印象的でした。片付けや部屋の掃除も頑張っていくとの言葉には何か力強いものがあり、きっと実家に帰ると精力的にお仕事や家事を頑張るのでしょう。もうお世話になる事はない。笑顔で帰って行かれました。凄く嬉しい現場でした。

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孤立死、孤独死、腐敗臭、腐乱遺体、変死、自殺現場の清掃・脱臭・消臭・害虫駆除で
お困りの方のご相談は
特殊清掃専門会社のSCS特殊清掃・ケアサービス
お問い合わせ0120-469-466 電話受付 24時間受付

大阪オフィス 〒543-0042 大阪市天王寺区烏ケ辻1-10-12
TEL:06-6774-3333 FAX:06-6774-3400
東京支店 〒107-0062 東京都港区南青山6-11-9 Villa SKビル2F
TEL:03-5664-3707 FAX:03-5664-3708
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特殊清掃による感染症対策とは

SCS特殊清掃・ケアサービスの岡本です。

すっかり春らしく桜が咲きつつあり、なんとも温かな気持ちになれる春になりましたね。
皆さまも春と言えば花見の予定もたちつつあるのではないでしょうか?
良いお酒を飲んでくださいね。

さてSCS特殊清掃では引っ越しシーズンでは無いですが連日・見積・現場の繰り返しでスタッフがフル活動しております。
ケガや事故には細心の注意を払っております。
やはり温かくなるにつれて特殊清掃の作業が増えています。
特殊清掃とは不慮の事故や病死、自死などによりお亡くなりになられた方の最後の生きざまがそのまま血液や体液、肉辺などにより部屋の中や共有部が汚染・汚損された所の原状回復を図る事を指します。実際の作業も単に見た目を良くするだけではなく、目に見えない感染症予防の為の消毒は必ず必要になります。最近はガス燻蒸で消毒している会社がHPなどでたくさん見受けられますが、状況に応じた消毒方法も様々です。ガス燻蒸だけでは直接的な感染症対策にはなりません。勿論工程中で必要とする事もありますが。感染症対策の為の消毒施工を行った後は汚染・汚損部分の撤去作業です。スタンダードプリコーション(標準予防策)によりますと、人体から出たすべての血液、体液は感染症の疑いをもって処理をすると提唱されています。
徹底的に汚染が触れないように真空梱包して搬出します。勿論血液・体液等がついたものに関しましては感染性廃棄物として廃棄処分をします。
単に血液や体液を拭き取るだけではなく、ご遺族様が素手で雑巾がけをしたとお話しを聞くことも多々あるのですが、非常に危険な事なので
そういったときはまず、医療環境管理士が在籍しておりますSCS特殊清掃・ケアサービスへご連絡ください。



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テロ事件

●テロ事件

ブログをお読みいただきありがとうございます。 特殊清掃SCSスタッフの松田です。

フランスで起きたテロ事件に始まり、トルコ・ベルギーでもテロ事件が相次ぎました。各々の主義主張はわかりますが、一般人を狙った無差別テロは到底許されるものではないでしょう。世界各地に飛び火しつつあることが怖いですね。
テロ事件といえば、衝撃的だったのは、ニューヨークのワールドトレードセンターに旅客機が飛び込んだ事件です。当時テレビで見ていて、映画のワンシーン(CG合成のような光景でした)を見ているようで、現実に起こったこととして理解するには衝撃的な出来事でした。日本国内で言えば、オウム真理教による地下鉄サリン事件などがテロ事件といえるでしょう。多くの人命を犠牲にして己の主義主張を通そうというのはエゴイズム以外のなにものでもありません。決して正当化できるものではないでしょう。とはいえ、一方でイスラム国などに志願して入る若者たちがいるのも事実です。閉塞感から打破したいという若者特有の情熱というのは世界共通です。日本でも60年代に大学紛争がありましたし、安保改正問題で世間が騒然としたこともあります。しかも安保改正問題で言えば、時の岸政権が行った安保改正自体なにも問題がなかったことは、よく知られたことです。その時代の人間が、なぜあそこまで反対して騒動を起こしたのか、理由は定かではありません。いい情熱もあれば悪い情熱もあります。熱くなった時こそ、冷静な判断が必要なのではないでしょうか。


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引越しシーズンのお片付け

SCS特殊清掃の岡本です。

早いもので3月もあと10日を切り待ちに待った春がもうそこまで来ていると思うと
気持ちが春のように明るく感じますね。
私の住んでいる家はちょうど大阪の生駒山にある桜並木が綺麗な桜街道に位置します。桜が大好きなので今か今かと朝出勤時に桜のつぼみを
確認するのが、今まさにこの時期の楽しみとなっております。

さて、世間では引っ越しシーズンの真っただ中、SCSにも特殊清掃のみならず、生活整理や不用品処分、遺品整理といった仕事も舞い込んできます。
実際この引っ越しシーズンには沢山の見積や、現場作業に伺っています。

最近はいろいろな業者さんが増えていますので相見積もりが重なります。しかしSCSでは相見積もり大歓迎です。
先日も私が伺う前に別の業者さんが見積を取っていたらしく、私が見積を始めるとお客様はびっくりされていましたので聞いてみると、さっき別の業者さんが来たけど、ぱっと部屋をみて、中をろくに確認せず金額提示されたみたいです。しかも驚く事に家電リサイクル対象品であるテレビ・冷蔵庫を無料で回収すると言っていたそうです。正直これにはびっくりしました。提示金額も私が見積中に頭で描いた金額の3分の1程の金額でした。普通の計算上ではどう考えても赤字です。私はそれでも、リサイクル出来るもの、寄付できるもの、リユース出来るものに関しては金額は頂きません。しかし家電リサイクル法に乗っ取った処分方法や適正金額をお客様に説明して、最終的に金額を提示しました。勿論どこかわかりませんが、業者さんの金額より高いです。
それでも私の会社のサービス、技術に自信があったのでそれでご検討くださいとお伝えしその場からでたのですが、後日、お客様から電話を戴きまして、是非SCSさんでお願いしますとの事でした。私が帰った翌日も別の業者さんが来られて見積したそうなのですが、金額は弊社よりも安かったようです。
作業当日にお客様にお聞きすると、他社との違いを感じて信用して決めてくれたようです。
作業服では無くて制服を着て見積に来た。すべてのモノを確認し、丁寧に現地調査をしていた。説明がわかり易かった。靴で入ってくださいと言ってるのに靴を脱いで部屋に入ってきた。などなど、うれしい言葉を頂きました。勿論作業も円滑に進め、お客様にも満足していただけました。
私たちSCSはプロです。誇りをもって仕事をしています。安かろう悪かろうでは無くて、よいものを適正価格で提供する。内容軽視の金額の下げ合戦には参加しません。どこよりも最安値には参加しません。
あくまでも良いものを追及したサービスを提供させて頂きます。




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お坊さん便

●お坊さん便

ブログをお読みいただきありがとうございます。 特殊清掃SCSスタッフの松田です。

最近、アマゾンで取り扱われているお坊さん便というサービスが話題になりました。このサービスは、定額制のお布施で、お葬式などの際に、お坊さんに来ていただいて、お経を読んでいただけるというサービスです。このサービスに登録しているお坊さんが、アマゾンに依頼があった場合に行くわけですね。お布施というのは、気持ちでといわれ、いくら包んだらいいかわからないということもあります。また、都会に出てきて付き合いのあるお寺などないといった方も多く、そういった方たちに支持されて、これまで一万件以上のご依頼があったようです。サービスの主体は、インターネットでの定額制のお葬式などを運営されている企業様になります。
なぜ話題になったかというと、このサービスに対して全日本仏教界からサービス停止の要請があったからです。これに対する世間の反応はまちまちですね。アマゾンでも今のところ停止の動きはないようです。こういった際に問題になるのは、一部のあくどい人達のふるまいになります。高額のお布施をもらって、高級車を乗り回し、クラブに通うような僧侶の方もいると聞きます。そうなると、普通にお勤めをして、正当なお布施をもらっておられる僧侶の方々も疑いの目で見られたりするわけです。

我々の特殊清掃という業界も歴史が浅く、同じような現場状況がないことから金額もふり幅がありますので、悪徳業者などが、高額請求や、手抜き仕事などを行うケースもあり、正当に仕事をしていてもうさん臭くみられることがあります。他山の石ではないですが、人から非難されることがないようにきちんと仕事をしていきたいですね。

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傷害事件・殺人事件

●傷害事件・殺人事件

ブログをお読みいただきありがとうございます。 特殊清掃SCSスタッフの松田です。

テレビ朝日の「相棒」が最終回を迎えましたね。反町隆史さんが、今回でいなくなるのではと言われていましたが、警視庁に天下りということで、しばらく反町さんが相棒になることは確実みたいですね。さて、こういったテレビドラマで傷害事件や殺人事件の描写がありますが、刑事さんや鑑識の方などはよくご存知だと思うのですが、血痕が基本的に被害者周辺にしかないんですよね。(テレビ的に規制があるのかもしれませんが。)実際に刺されたり、鈍器で殴られたりした場合は、血液は結構大量に飛び散るものです。そして、殴られたり刺されたりしても、基本的に即死するわけではありませんので、被害者の方は痛みで歩き回ったりもします。そうするとあちこちに血液が飛び散ったり、血痕が残るわけです。特に被害者の方が飲酒などしていた場合は出血量もかなり多くなってしまいます。テレビドラマのようにあんなにきれいに血液がまとまるケースはまずありませんね。また、飛び降りの場合も、かなり広範囲に血液が飛び散りますし、血液だけでなく、肉片なども飛び散ります。まあ普通このような現場に遭遇することはありませんので、仕方がないんですけどね。
ですから、実際にそういった被害にあわれたり、関係してしまった場合、皆さん出血による血痕の多さにびっくりするんですね。こうなった場合、普通の清掃では対応できませんし、素人の方が掃除されると、間違った方法をとられる場合も多いです。ですので、安易に自分で掃除することは慎んだほうがいいというのが、専門会社としての意見ですね。まずはご相談ください。

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特殊清掃現場での消臭・脱臭方法について

SCS特殊清掃ケアサービスです。

2.3年前から臭いの問題での問い合わせの中に、自殺現場や孤独死現場の特殊清掃・消臭を業者に頼んで作業してもらったけれど、臭いが取れていないとか、後から臭いが出てきたなどけれど、なんとかしてほしいと弊社にご連絡いただける事が増えました。勿論SCS特殊清掃・ケアサービスではきちんと対応させて頂いております。SCSでは特殊清掃という言葉がまだ無い時代より変死現場の清掃、消毒、害虫駆除、消臭施工を18年間携わり経験を積み、試行錯誤を重ねた結果が科学的知見に基づいた施工を行う事が出来るようになったわけです。消臭方法に決まった方法は存在するわけがありません。薬剤を噴霧して反応させるようにガス燻蒸する方法が当たり前になっていますが、その段階までの下準備がどれだけ出来ているのか疑問に感じます。ガス燻蒸する事によって一時的には臭いは消える事が多いのですが、下処理段階で90%以上臭いを落としていない場合は下地材の奥から臭いが出てくるケースが多いのです。それも引き渡し時には臭いが無くなっていたので数日たったのちに出てくる臭いにお客様からすればびっくりされる事だと思います。最近非常に多くの特殊清掃業者が増えました。ネットで検索の上位にきてプロを名乗る。初めての事でどうしてよいかわからなくてすがる気持ちで頼るお客様からすれば疑いの余地など無いのです。これも今のご時世なのか、高齢化社会に突入してお亡くなりになる方が増えて来ているので市場と捉えて新たに新規参入する業者が後を絶たないのが現状です。しかし、最近では、資格ビジネスの横行がひどく、DVDをみて簡単な筆記テストをして返送すると民間資格なのに国家資格の【士】業と混同するような資格者として認定され、実績も経験も無いのにお金さえ払えば、優良事業所の感謝状をHPに貼り付けている業者が多いと聞きました。勿論その中でもきっちりとした仕事が出来る業者がある事も間違いないと思うのですが、100件あれば何件ある事かと疑問を感じます。ネットの検索上位に表示される数社が施工した現場で臭いが取れていない。また臭いが再発したとの問い合わせが本当に後を絶ちません。中には同じ会社の施工後をSCSが施工直ししたケースで数10回ある会社も存在しております。そんな事にならないように選ぶ業者は慎重に。設立、創業年数を会社概要に記載していない会社は注意。母体の会社の設立から現在までの年数を特殊清掃の実績年数に加えている業者も多いですので注意が必要です。特殊清掃はその他業種兼業では無く同業1本で行っている業者のほうが信頼できるかもしれませんね。業者さんに施工してもらったけれど臭いが取れていない。または臭いが再発して困っている場合は迷わずSCSまでご連絡ください。必ず解決させて頂きます。


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死臭・腐敗臭・腐乱臭も十人十色です。

SCS特殊清掃・ケアサービスの岡本です。
早いものでもう3月も後半に差し掛かり、あっというまに春がもうそこまで来ていますね。
しかし、気候はなかなか安定せず、寒くなる日もあれば昼間はぽかぽか春の陽気になったりと体調を崩しやすい日々が続きますが、花粉も相当飛び回ってるようなので皆さま注意が必要です。

さて、連日のように孤独死や自殺現場の特殊清掃や消臭へ向かうのですが、気候がだんだん温かくなってきているので腐敗臭の臭いがきつくなりつつあります。腐敗臭は嗅がれた事の無い方はイメージがしずらいと思いますが我々が普段仕事で向き合う特殊清掃現場では、腐敗臭や腐乱臭と言われるものです。それは10人10色で、例えばお亡くなりになられた方の年齢が若いか、中年層か年配か、性別は男か女か、体格が細かったり、肥満か、など臭いも様々なのです。特にきつい臭いと感じるのはお酒が大好きでお亡くなりになる寸前までお酒を飲まれたり、または大量に摂取中に亡くなられた方のご遺体から出た体液からなる腐敗臭や腐乱臭はそれは超強烈な臭いが立ち込めます。言葉では説明しにくいのですが、たとえるならば小学校の理科の実験で嗅いだ事のある。アンモニア臭。アンモニアを瓶に居れたものを直接嗅がずに手の平で瓶の入り口を煽りながら嗅いだ事がある方はわかると思います。あれって、すごく目にしみるのですね。まさにそんな感じで作業スタッフ全員が目の痛みを訴えながら作業した事もあるほど強烈です。どうせならば一生嗅ぎたくない臭いですね。しかし基本的には匂い【香り】では無くて臭いなので人間が不快と思う事になるのですが、それを落とすのが我々の志事なのです。





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広島県の中学3年生自殺

●広島県の中学3年生自殺

ブログをお読みいただきありがとうございます。 特殊清掃SCSスタッフの松田です

広島県の中学3年生が自殺した件ですが、学校側が、この生徒ではないほかの生徒がした万引きを、この生徒がしたと誤って記録。その記録をもとに進路指導していたことがわかっています。
本人の生徒はすでに亡くなっています。第3者がいないかったので、進路指導の内容などは、担任教諭と当事者生徒の間にしかわかりません。真相は藪の中といったところでしょうか。
学校で行われた説明会に参加した保護者の方からも不安の声などが多くあがったそうです。自分の子供をこんな学校に預けて大乗なのか、大事な進路を任せて大丈夫なのか、心配も当然ですね。真相が解明されることを祈ります。

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2011年3月11日

SCS特殊清掃の岡本です。

毎年、冬から春に移り変わるこのときに決して忘れる事の出来ない震災の記憶がありますね。
私が18歳、高校の卒業前には阪神大震災が起き、私は無事でしたが親戚は被災者となりました。
そして5年前に東日本大震災が起きました。

2011年3月11日に私は長距離トラックドライバーとして仕事していました。
私は当時あの現地に足を踏み入れ、この目で経験して、その後トラックを降りて今の仕事をはじめるきっかけが東北の大震災です。

あの日、
ちょうど昼過ぎに神戸の港で静岡県牧之原市行きの荷物を積んでいる時に揺れを感じたのが始まりでした。
まさかその時には大災害になるなんて思いも寄らなかったのですが、結局はその後、東北には甚大なる津波被害、
そして静岡県沿岸も津波警報が発令中で、翌日の荷卸し場である牧之原市の現地も沿岸2キロ以内に位置するので、運搬が中止になりました。
荷物をもう一度倉庫に戻し空車の状態で帰社してテレビをつけると私も体験した阪神大震災とは違う、
津波の映像を見る事になり、同じトラックが流されていく映像をみて、初めて今回の震災の怖さを覚えました。
他人といえど私も停めた事のあるあの岸壁沿いの大型トラックが流れて行ってるのです。
しかも大型トラックがいとも簡単に流され海へ飲まれているのです。中に人が居るかもしれません。
いや、いる可能性大です。あの岸壁に停めるときはキャビンで寝ている可能性が高いです。あれが自分だと思うと。震えました。

次の日からもテレビによる被害状況、中には孤立している町もあるとのこと。そんなときに仕事依頼がはいりました。
荷主が大阪知事(当時橋下さん)の仕事を私が任命されました。なぜ私が選ばれたのかはわからないのですが、
当時34歳の私は一番若いので、いってきます!!という二つ返事は当たり前。
しかし初めての東北地方へいくのが震災中で状況がわからない被災地へ行くことに正直不安を覚えていましたがなぜかいくしかないと変な私。

当時の私は、月に3日ほど、大阪の家に帰ってきて夜は街で飲み散らかして休み明けにまた長距離にいくという
なんとも好き勝手なおひとりさまを満喫しており、本当に心が病んでいた私は人と関わるのにトラウマを覚えていたので
気楽に一人旅を楽しんで仕事が遊びのようなあと先の事なども考えるはずもなく、ただ、惰性で生きておりました。

そんな私に、妙な変な気持ちが生まれ、なぜか力になりたいと思った被災地への救援物資の運搬が始まりました。
震災の次の日12日の18時ごろに荷物(災害用チキンラーメン)の積み込みが終わり、トラックの3軸目のみスタッドレスタイヤを装着(あきらかに何かがおかしいのですがここは割愛)大阪から高速で名神、北陸道から新潟中央より磐越道に移る手前、三条燕インターで一旦高速を降りて給油所へ。
これは理由があり、被災地では燃料を入れる事が出来ないかもしれないとの噂がトラックドライバーでは広がっていた為です。
大型トラックの燃料タンクは600ℓ、だいたい満タンで1500キロ前後だったと思う。大阪から岩手県宮古市まで1100キロなので
余裕をもって600キロくらいの新潟三条燕で給油するのが無難だと判断したのです。
無事に給油を済ませて高速に戻り磐越道を目指そうとすると急激な眠気が襲い、路肩に停め2時間程仮眠。朝6時頃目が覚め
磐越道に入るところで警察の検問がありました。そこで初めて(内閣府発行)通行許可証を手にいれました。
ビックリマンシールキラキラ以上の素晴らしいプレートです。
これがあると震災復興に関わる車両は高速道路が全部無料通行可能になるとんでもない期間限定のシロモノだったのですが。
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途中磐越道から東北道への分岐、郡山ジャンクションを超えてから東北道は地震による地盤のずれで道路上にヒビや段差が沢山出来ていて
トラックにも相当の衝撃が走りました。
道路上の段差と大雪でスピードを出すことが危険なので60キロ走行で東北道を北上しようやく盛岡南インターに到着した頃が
すでにお昼13時過ぎだったのを覚えています。
救援物資は岩手県岩泉町→普代村→宮古市と順番に卸しに行く予定でしたが実はこの時には、大寒波が東北を襲っていたのです。
大寒波の影響は地吹雪警報と共に路面は凍結し、雪も積もっている状態でした。
ご存知の方もおられると思いますが、盛岡南から岩泉町→普代村→宮古市へ行くためには国道455号を90キロ近く山道と
険しい峠を走っていかなければなりません。そして峠の入り口には当然検問があり、一般車両通行止めの看板。
私のような【内閣府発行】通行証を持っている車のみ可能。
しかし前記していた3軸目のみスタッドレスタイヤを履きその上からタイヤチェーンを巻いただけの装備なので検問で止められます。
いったらだめだと。
しかし、わたしは【いくしかないねん】と警察に怒鳴って無理やりゆっくり登っていきました。
なぜか警察も停めもしないのでそのまま進行。数キロ行くまでには道路はとっくに真っ白
そんな不十分な装備ではゆっくり走行するしかなく、途中自衛隊のトラックにも抜かせてあげるくらい、危険な走行だったのです。
岩泉町役場に到着する頃にはもう夕方になっていました。そこで荷物を卸して次は普代村に着いた時には
もう日が落ち真っ暗になっていまして、荷卸し後にはフロントガラスが凍り付き、お湯も無く溶かすことが出来ずに爪で掻き削って視界を確保。
前途の村では直接的な人的被害は最小であったのですが避難している人はたくさんいました。
でも身内の安否がわからなくて不安な気持ちで皆さま過ごされていたのだと思います。
凄くチキンラーメンを届けた事に感謝してくれて、私は【一緒にがんばりましょう】としか言葉をかけることができませんでした。

そして次の宮古市に近づき街が見えた瞬間、
体中が震え上がりました。テレビ、それ以上の360度の光景が広がっていました。

国道45号までどうやっていけばいいですか?と普代村で訪ねてみたけれど【道は無くなった】と聞いており本当だとすぐに実感しました。
本当に道がない。国道道路真ん中にひしめき合う家、家、家、まだ水も引き切っておらず、救助もまだできていない事がわかる家だらけ。
びっくりして慌ててトラックから降りる。と地面が凍り付いていてコケる。しかしコケた痛さや寒さよりもありえない光景に震え上がる。
勝手に出る涙が止まらない。馬鹿だから写メールを取ろうと試みたが手振れ防止以上の震え上がりで作動せず。

中型船がビルの上に乗っかってる光景。テレビで見た。でも実物でみたらテレビとは比べ物にならない。なんてことだ。これが津波。
これが現実。本当に震えがとまりませんでした。睡眠時間すごく少ししか取っていないけど眠気なんて起きる気がしません。
その場にいても何もする事が出来ない自分にわかってはいるけどしばらく立ち尽くしていたのを覚えています。

しかしすでに時間は日にちが変わるくらいまでになっていたので、救援物資を運ぶ体育館を探しようやく着いた。
宮古市のとある体育館には沢山の人が待ち望んでいたかのように受け取ってくれる。
というよりも荷卸しをみんなで手伝ってもらいました。
まだ自分の家族たちが見つかっていない人もたくさんいました。
しかし若い子も年配者もその時からお互いを励ましあっているのがすごく伝わり、
人間の素敵な本質を見る事ができた。

携帯電話が全く使えず衛星電話の列に並んでいると、まわりは皆地元の人たち。
泣きながら叫んでいる人、泣きながら安否確認が取れて喜んでいる人。
その列で会社へ配達完了報告の為に連絡をとるのも申し訳なく、途中で列を離れ、
電波の届くどこかを探すために盛岡まで戻ろうとしたときに
自衛隊の方から帰れないぞ。明日の朝までまったほうがいいと言われました。
というのも、雪が圧雪しており(薄く硬い氷が張っている状態)地元の慣れたドライバーもスタッドレスタイヤの
上からチェーンを巻いていたが切れたとの事。

タイヤチェーンはあくまでも雪の上で使うものであり、圧雪下のアスファルトに触れるのでどうしても切れやすいのです。
かといって、被災者の方の寝床が一つ減らすわけにもいかないので行けるとこまでいこうときめて、出発したのです。
いわんこっちゃない途中でチェーン切れました。もう走行不可能。
宮古市から50キロくらい進んだところで雪と坂の傾斜が急なので道の駅を発見して夜を過ごしました。
マイナス15度以上の表示看板を見ながら仮眠をとり翌朝には天気になっていて道路上の雪が少しましになったので出発。
そしてようやく盛岡まで出てくることができ、携帯電話で会社に完了報告をいれるが、会社はなんや生きとったのか、
行方不明になったと盛り上がっていたと一言。そして休む間も無く帰りはその日中に群馬県伊勢崎市まで積み込みに向かい
2日後に関西へ一旦帰阪しました。


この日が初めて被災地へ救援物資を持っていくことになったのですが、それから何度も岩手、宮城、福島へ救援物資を持っていくことができ、
現地で出会った深い悲しみの被災者の方、納棺師やエンバーマー、歯科技工士、自衛隊や災害ボランティアの方の使命感に心打たれました。
そして私はトラックを降りて、今の志事、特殊清掃という仕事に出逢いました。

私にとっての震災は人の命がたくさん奪われた悲しさと私の生き方を変えてくれるきっかけになってしまったわけです。

災害復旧支援には私が出来る事をこれからもしていきたいと思います。

今日の日を風化させることなく、命を大事に。
また災害時には危機管理が第一、それぞれが声を掛け合う事で沢山の人の命が助かる事が多いです。

哀しいことに、今の日本は都会であればあるほど、近所付き合いが無い。
隣のひとの名前はおろか、顔もわからない、住んでいたの?であるとか、
そうではなく周りが昔の団地の隣近所のように助けあう事が必要であると思います。
私たちが産まれてから起きた大きな自然災害、阪神大震災及び東日本大震災で沢山の命が奪われました。
それを教訓に人間は成長していかねばなりません。一番大切な事は相手を思いやる気持ち。
持ち続けていきたいです。











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