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火葬

大阪市中央区でゴミ屋敷の片付け

SCS特殊清掃ケアサービスの岡本です。

大阪市中央区でゴミ屋敷の片付けをしました。

賑やかな大阪の代表的な繁華街の一本違う筋に立つ高級マンションでの事。一階エントランスで依頼者の女性と待ち合わせだったが、時間になっても来ない。電話すると今向かっていますとの事。結局は待ち合わせの時間から30分ほど遅れて登場した依頼者。先ほどの電話で起きたのかという確信があり、格好はパジャマの上からダウンジャケットを羽織りマスクにニットキャップで顔を隠す。悪びれることなくタクシーの中から登場した女性に少し嫌悪感を覚えたのはゆうまでもない。第一声で【鍵】と言いながら対象部屋の鍵を渡してエントランスで待つとの事。中の荷物を全部処分の見積もりと聴いていますがそれでいいんですか?と私。そこからまさかの衝撃発言も飛び出した。依頼者が言うには、自分が住んでいたわけではなくて友達と妹が住んでいて散らかしていたと。そして犬も死んでいるはず。というのだった。少し必死気味に説明する依頼者の目の泳ぎ具合はどうみても嘘だが、わかりました。じゃあ待っててくださいと一人エレベーターに乗り部屋の前についた。ドアを開けた瞬間!!からいつも特殊清掃現場で感じるあの独特の乾いた腐敗臭が漂っていた。3LDKの立派な居室の足元は床がギリギリところどころ見えるくらいの服やモノであふれている。僕は例の臭い元に向かうとリビングであろう場所にペット用のゲージが見えたが、同時にゲージの中で倒れ蛆虫まみれになっている黒いモジャモジャ毛の犬の死骸があった。僕自身も犬が大好きで飼っているだけに、怒りが込み上げてくる。ペットゲージの中には餌はなく水もない。どうみても餓死だ。ペットがいるのに餌や水も与えず、住人は部屋に戻る事もしなかったのだろう。10年前に大阪であった事件はまだ記憶に新しい。当時20代のシングルマザーが風俗嬢が自分が遊びたいのを理由に子供2人を部屋に閉じ込めて餓死させた事件となんら変わりない。犬でも同じ命。やっていることは同じ事だ。だから下で待つ依頼者は自分が住んでいたとは言いたくないのだろう。僕は犬の亡骸に合掌して怒りを抑えた。そして全体の状況確認。周りを見渡すと各部屋で大量の服や酒の空瓶・缶、食べ物の空容器が散乱。おまけにところどころワインが床にぶちまけられている状態であった。至る所で不潔感極まりない状態で男性のゴミ屋敷とは違う女性独特のゴミ屋敷のパターンになっていた。確認後依頼者の待つ一階エントランスへ降りて状況説明とその場で見積を作成。依頼者もお願いしますとの事だが、僕から提案したのは、亡くなってるワンちゃんの火葬。提携している業者を紹介する形をとったが、依頼者はお金はだすが自分が行くのが嫌らしい。びっくり仰天発言に倒れそうになったが、この依頼者はそういう考えなんだとあきらめた。後日撤去時に丁寧にワンちゃんの亡骸を持ち出して、僕が直接火葬場へ持ち込み火葬後の納骨もした。依頼者がお骨の受取を拒否したので1年間はこのペット霊園で供養してくれる事と住所を伝えて、一度手を合わせにいってあげてとは言ったがそれ以上は突っ込まないほうがいいと思った。今後この依頼者は同じ事を繰り返してくれるなと思うばかりでした。

 

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